秋は1年のうちで最も抜け毛の増える季節。薄毛が気になる人はいつにも増して入念なヘアケアが必要な季節です。 お手入れを強化する前に、知っておきたいのが、自分の薄毛の特徴です。 女性の場合、男性の薄毛に比べて脱毛の程度が軽く、改善しやすい傾向にあります。 今いちど男女の薄毛の違いを学び、しっかりケアを行いましょう。 |
男女関係なく年齢を重ねると増えてくる頭髪の悩み。 男性の場合は、毛根部の細胞が男性ホルモンに弱いという、遺伝的要因が大きいと考えられています。 額や頭頂部から部分的に薄くなりますが、いずれも毛髪がうぶ毛化して抜け落ち、頭皮が完全に露出してしまうのが特徴です。 女性の場合は、遺伝的要因のほか、加齢、過度のヘアケア(パーマ・毛染め)、ストレス、ダイエットなどの複合的な要因によって毛が細くなり、頭頂部を中心に地肌が透けて見えるようになります。 広範囲に均一に広がり、分け目やつむじが目立つようになり、全体的にボリュームがなくなっていきます。 |
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男性の薄毛は、男性ホルモンの影響が大きいため、一度抜け落ちると新しい髪が生えにくくなってしまいます。一方、女性の薄毛も女性ホルモンの影響を受けますが、メカニズムの違いから、男性のようにつるつる状態になることはありません。 例えば、女性ホルモンの減少によって起こる、更年期以降の薄毛もそのひとつ。女性ホルモンであるエストロゲンには、毛髪の成長期を持続させる働きがあり、減少すると髪が細くなったり、毛穴から出る毛の本数が減ったりします。 また、閉経によって男性ホルモンが優位になることがありますが、それでも男性より量が少ないため、大量に脱毛することはないでしょう。 |
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