ウェルベスト  
 

「冷えは万病のもと」といわれますが、
体の不調を招くだけではありません。体が冷えると血行が悪くなるため、頭皮や髪に十分な栄養が運ばれず、髪の成育にも影響を及ぼします。
男性に比べ筋肉量の少ない女性は、冷えやすい傾向にあります。寒い季節は、体を温める生活を心がけ、頭皮と髪の健康を維持しましょう。

ひとつは、気温の変化からくる季節的な冷えです。
寒さによって体が冷えると、体からの放熱をできるだけ少なくするために血管が萎縮して、血液が皮膚の深いところを細く流れるようになり、血行が悪くなります。同じことが、頭皮でも起こります。
もうひとつは、女性特有の冷えです。とくに更年期前後の女性は、女性ホルモンの減少で体温調節に関わる自律神経の働きが乱れ、血行不良を招きやすくなります。
 
   
髪をつくるもととなる栄養は、血液に乗って毛根に送られてきます。ところが冷えで血行が悪くなると、栄養が十分に運ばれなくなり、毛根が栄養不足に陥ってしまいます。その結果、健康な髪がつくられなくなるのです。この季節はいつにも増して、頭皮マッサージを習慣にするよう心がけましょう。
冷えによる肩こりにも要注意。寒さで肩周辺の筋肉が緊張してうっ血を起こすと、頭皮まで血液が巡りにくくなります。
また、血行が不十分で紫外線の悪影響も重なると頭皮の弾力性が低下し、さらに血流が悪くなるという悪循環が繰り返されます。
 
   
頭皮の血行不良を改善するには、体と頭皮を冷えから守ることが重要です。外出時には、体の防寒だけでなくニットの帽子などで頭皮も防寒を。マフラーで首もとを冷やさないようにすると、肩こり予防にもなります。
また、寒い季節は育毛剤の使用もおっくうになりがちですが、血行不良による栄養不足を補うためにも、毎日しっかり使うようにしましょう。
 
   
 

ウェルベストYahoo!店へ

ページの先頭へ