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いよいよ春の育毛シーズン到来 !
1年のうちでもっとも髪が成長する時期、よりいっそう髪にいい環境を作るためには、栄養補給が欠かせません。植物が春の成長期にたっぷり水を欲しがるように、髪や頭皮も栄養を欲しがっています。体の内外からしっかり与えて、元気な髪を育てましょう。

 
毛髪は、皮膚や爪と同様、ケラチンというたんぱく質からできています。このケラチンは18種類のアミノ酸が集まってできたものですが、そのうち一番多いのがシスチンという硫黄を含んだアミノ酸です。

また、シスチンは必須アミノ酸でもあり、これは体内で作りだすことができないため、食物から摂取する必要があります。バランスの悪い食事やダイエットなどで髪が痩せたり、抜け毛が増えるのは、これらのたんぱく質(アミノ酸)の不足が主な原因です。
 
   
髪の成長に必要なもののひとつに、皮脂があります。皮膚の表面を覆っている皮脂膜は、頭皮や髪の毛の水分の蒸発を抑え、うるおいを保ちます。また、有害な細菌の繁殖や侵入を防ぎ、紫外線やホコリから髪や地肌を守るバリア機能もあります。適度な皮脂は、髪にとってなくてはならないものなのです。

一方、シャンプーなどで皮脂を取りすぎると、それを補おうと皮脂腺が肥大化し、過剰に皮脂を分泌します。その結果、育毛環境が悪化し抜け毛が増える場合もあります。

※中年以降の女性では皮脂欠乏症が問題です。一方、男性では皮脂分泌の過剰が脱毛の原因になる場合があります。
 
   
健康な髪を育てるにはアミノ酸(シスチン)を含むたんぱく質を意識して摂りたいものです。多く含まれるのは、豚肉、魚肉などをはじめ、牛乳、卵、大豆製品、チーズなど。ただし、カロリー過多にならないために、肉なら脂肪の少ない部位を選び低カロリーの納豆や豆腐などを活用するといいでしょう。また、ごまやナッツ類に含まれるビタミンEには、血液の循環をよくし、食事で摂った栄養を頭皮や髪にスムーズに届ける働きがあります。  
   
育毛剤による、体の外からの栄養補給も重要です。育毛剤の使用は、毎日毎晩の2回が理想的。特に頭皮への血液循環が期待できる就寝時には、育毛剤の効果が発揮されます。また、シャンプーの直後は頭皮が湿っていて育毛剤の成分が薄まるため、頭皮が乾いてから使うようにしましょう。

頭皮をやわらかくして血流をよくするマッサージをプラスすれば、育毛剤の栄養成分がより毛根に届きやすくなります。
入浴中やテレビを見ているときなど、ちょっとした時間を利用して行いましょう。
   

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