ほうれい線は、見た目年齢に関わる重要なポイント。 ほうれい線が目立っていると、実年齢よりも老けた印象を与えかねません。 深くくっきりと刻まれてしまう前に、お手入れの工夫で、 若さの大敵であるほうれい線を何とかしませんか。 |
ほうれい線とは、小鼻の両脇から唇の両端に向かって伸びる2本の線のこと。女性なら誰でも知っている顔のシワです。ほうれい線は歳をとるとできるシワと思われがちですが、実際には子どもや若い人にもあるシワです。ただ、年齢を重ねに従って表情筋が衰えるため、皮膚がたるんでほうれい線が目立ってくるのです。 一般に、頬が筋肉質の人ほどたるみ度が少ないので、ほうれい線が目立ちにくく、ふっくらとした脂肪質の人ほど、加齢によるほうれい線が目立ちやすい傾向にあるようです。 |
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老化のシンボルのようなほうれい線ですが、お手入れによる予防・改善も不可能ではありません。ほうれい線の最大の原因は表情筋の衰えなので、表情筋を鍛えるエクササイズはかなり有効です。 エクササイズといっても、難しく考える必要はありません。大きく口を開けたり閉じたりする動作を繰り返すだけでも、表情筋は鍛えられます。大切なのは、毎日コツコツ続けること。3日坊主にならないことが、最大のポイントです。 右の“簡単”エクササイズを参考に、表情筋トレーニングを実践しましょう。 |
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ほうれい線は、顔の中でもっとも目立つシワでもあります。シワを深くする主な外的要因といえば紫外線と乾燥。 従って、保湿ケアをしっかり行えば、ほうれい線が深く刻まれるのを防ぐことができます。ほうれい線が気になる方は、保湿力の高いローションや美容液などで入念に保湿ケアを。顔全体に美容液をのばした後、ほうれい線の部分に重ねづけするのがポイントです。もちろん、紫外線にも注意しましょう。 |
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ほうれい線を隠したいからと、ファンデーションを厚塗りするのは禁物。時間がたつとシワの奥にたまったファンデーションがよれてしまい、よけいに目立ってしまいます。 上手に隠すには、明るい色のコンシーラーをほうれい線の部分にぼかして影をなくし、その上からファンデーションを薄く塗ります。最後に、パール入りのパウダーで仕上げると、ハイライト効果(※)でほうれい線が目立ちにくくなります。 ※部分的に明るくし、影を目立たなくする効果のこと。 |