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光線の加減などで、目の下のたるみが目立って見えることはありませんか?
「以前は気づかなかったのに・・・」と感じたら、すぐにお手入れを始めましょう。
目の下のたるみは“老け顔”に見える要素のひとつです。
秋の夜長のたるみケアで、若々しい表情をキープしてください。
                            ■指導/濱地 美加子(ビューティーアドバイザー)

目の下のたるみの、もっとも大きな原因は老化です。年をとると顔の筋肉が衰えてたるみが出てきますが、中でもたるみやすいのが目の下です。目のまわりは顔の他の部分に比べて皮膚の厚さが3分の1ほどしかなく、当然筋肉も薄いため衰えやすくなっています。
目の下のたるみの中身は皮下脂肪ですが、目のまわりの筋肉が衰えることにより、弾力が失われて皮下脂肪が下がってくるというわけです。

目は、無意識のうちに1日に約1万5千回もまばたきをしているといわれています。ところが、テレビやパソコンの画面を長時間見ていると、まばたきの回数が極端に少なくなります。
こうした生活を続けている人は、目のまわりの筋肉が低下し、たるみが出やすいので注意しましょう。

日頃のお手入れが、目の下のたるみを助長していることも少なくありません。
例えば、自己流による過剰なマッサージもそのひ とつ。シワやたるみを取りたいからと、目の下を強めにこすったり、皮膚を引っ張ったりすると表皮の弾力を支えているコラーゲン線維が壊れてハリを失ってしまいます。

目の下はデリケートな部分です。化粧水や美容液によるお手入れは“やさしさ第一”で行うのがポイントです。化粧水は肌にやさしいコットンを使い、パタパタと叩くのではなく、そっとなで押さえるようにつけていきます。美容液や乳液は、薬指でつけると余計な力が加わらず、やさしくつけることができます。
たるみを引き締めるには、目のまわりの筋肉を鍛えるストレッチが効果的。下に簡単にできるストレッチをご紹介してますので、ぜひ習慣にしてみてください。
 
目の下の皮膚のハリと弾力を保つには、保湿も大切。保湿力の高い化粧水をコットンにたっぷり含ませて、5分ほどパックしましょう。パック後は、乳液やクリームでうるおいを逃さず閉じこめます。
すべりのよい乳液などを目元につけた後、目の下のたるみの部分を指で上に持ち上げるように5回ほどマッサージを行います。力を入れず、やさしくなで上げるように行うのがポイントです。
力を入れてぎゅっと目をつぶり、次にこれ以上開けられないくらいパッチリと目を見開きます。筋肉がよく動くよう、つぶったときと開けたときの落差を大きくするのがコツ。暇なときに何度も行うといいでしょう。

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