ウェルベスト  

毎年、冬になると手荒れに悩まされるという女性は多いもの。
手は年齢が出やすい部分だけに、
きちんとケアしてハリとうるおいを保つことが大切です。
そこで、日常生活の中で簡単にできる、 ハンドケアのポイントをアドバイスします。
 

女性の場合、手荒れのもっとも大きな原因が、食器洗いなどの炊事です。冬場、手指が乾燥しているところに、熱いお湯や洗浄力の高い洗剤を使うと、皮脂や水分が奪われてカサカサになってしまいます。  食器を洗うときは、台所用のゴム手袋の着用を。手荒れがひどい場合は、ハンドクリームをたっぷり塗ってから綿の手袋をはめ、さらにそのうえからゴム手袋をしてお湯で洗うと、ホット パックをしたようにしっとりうるおいます。

  洗浄力の高いハンドソープやボディソープを使うと、皮膚の角質層が破壊され、肌に大きな刺激を与えてしまいます。低刺激と表示されているのものを選ぶか、比較的刺激の少ない固形 石けんを使うようにしま しょう。  洗うときは、ゴシゴシこすらず、たっぷりの泡を使ってソフトタッチで。手洗いのあとや入浴後は、必ずハンドクリームなどで保湿をしましょう。
   
  手荒れを防ぐには、手指の血行をよくすることも重要です。  もっとも簡単にできるのが、手のツボ刺激。手の指と指の間にあるツボを、順番にゆっくり押していきましょう。テレビを観ながらやベッドの中など、思いついたときにこまめに行うのがコツ。押しているうちに、手のひら全体が温まってくるのがわかります。
強く押しすぎると逆効果になるので、「痛気持ちいい」程度に。手先の冷えを改善する効果もあります
 
ハンドクリームを上手に使うには、「量より回数」。一度にたっぷり塗っても一定以上は浸透せず、べたつくだけです。携帯用のものを持ち歩いて、かさついたらこまめに塗るようにしましょう。
1回につける量は、あずき大〜小さじ1杯くらい。多く塗っても効き目が増すわけではありません。
両手の甲をすり合わせ、まず手の甲からつけ、残ったクリームを手のひらになじませるとべたつきません。
全体につけたら、片方の手で指をつかんでくるくる回しながら、横シワに沿って1本1本塗り込んでいきます。
 

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