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紫外線は、その波長によってA波、B波、C波の３種類に分けられます。そのうち地上に届くのはA波とB波で、これらが私たちの肌にさまざまなダメージを与えます。
強烈なパワーを持つB波は、日焼けや炎症など明らかな変化をもたらし、シミや乾燥の原因となります。
一方、A波はB波よりエネルギーが弱く、急激な変化を与えないことから、これまで肌への影響も少ないと考えられてきました。ところが最近の研究で、A波がシミだけでなくシワ、たるみの発生に大きくかかわっていることがわかってきたのです。 |
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B波よりも波長の長いA波は、肌の奥深くの真皮層まで到達し、
肌の弾力を保っているコラーゲンやエラスチンを変性させ、シワやたるみを発生させます。
しかも、オゾン層を通り抜けやすい性質があり、地上に降り注ぐ量はB波のなんと20倍以上。
曇りの日やガラスごし、また朝夕でも降り注ぐため、
知らず知らずのうちに大量に浴びている可能性があります。
波長の短いB波は、直射日光を避ければ、ある程度防ぐことができます。
しかし、家の中だから、日陰にいるからと油断していると、
A波によるダメージを受けやすいので十分な注意が必要です。 |
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A波を防ぐには、やはり日焼け止めの使用が有効です。短時間の外出や室内にいるときでも、日常的に日焼け止めを塗る習慣をつけましょう。
日焼け止めには、B波を防ぐ指標であるSPFと、A 波を防ぐ指標であるPAの値が表示されています。ほとんどの日焼け止めがSPF値の方を大きく表示しているため、そちらを基準に選ぶ人も多いのでは？しかし、このSPFはB波の防御効果の指標なので、日焼け止めを選ぶときはPAもしっかりチェックすることが大切。できるだけ、A波のカット力が最高レベルである「PA+++」のものを選ぶようにしましょう。 |
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