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若々しく美しい肌の決め手は、なんといっても「水分=うるおい」です。
肌だけではありません、顔と同じ皮膚である頭皮も、
うるおいが不足して乾燥すると育毛環境の悪化につながります。
今回は、知っておきたい、皮膚とうるおいの関係を学んでいきましょう。

私たちの体のおよそ70%は、水分でできています。もっとも水分が多いのは、生後間もない赤ちゃんで、なんと体重の80%が水分の重さによるものだとか。
思わず頬ずりしたくなる、あのぷるぷる肌の秘密は水分だったのです。

ところが、体の水分量は年齢とともに減っていき、50歳を過ぎる頃には約60%にまで減少するといわれています。
 
 
肌や髪といった美容面に大きな影響を及ぼすのが、皮膚のもっとも表面にある角質層の水分量の低下です。角質層の水分が少ないと、皮膚がかさついたり、硬くなったりして、さまざまなトラブルを招きます。
 
角質層の水分保持に重要な役割を果たしているのが、コラーゲンと並ぶ美容成分として知られているヒアルロン酸です。

水分保持能力が非常に高いのが特徴で、わずか1gで6リットルもの水を抱え込むことができます。このヒアルロン酸が、皮膚の角質層内にある水分をゼリー化し、逃さないようにキープしているのです。
 
体内の水分率が年齢とともに低下するのは、このヒアルロン酸量の減少が大きな原因のひとつです。

すなわち、加齢による水分不足をくい止めるには、ヒアルロン酸などの保湿成分を配合した化粧品や育毛剤で、肌や頭皮にうるおいを補うことが必要といえます。
 
 



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