ウェルベスト  
 
 

加齢とともに皮脂の分泌や発汗量が減ってくると、
肌が乾燥してバリア機能が低下し、刺激に敏感になります。
すると発生するのが、肌の「かゆみ」。肌荒れや不眠の原因ともなるため、早めの対策が必要です。

 

ナイロンのタオルなどで肌をこすったり、
脂性肌用など洗浄力の強いボディソープで洗うと、角質や皮脂が必要以上に落とされて、乾燥がすすみます。

保湿成分が配合された乾燥(敏感)肌用の石けんやボディソープを使い、やわらかい綿素材のタオルか手でなでるようにやさしく洗いましょう。
 

熱いお湯は皮脂を取り過ぎるため、
入浴は38〜40度のぬるめのお湯で。

血行が良くなりすぎると
かゆみが増幅するので、かゆみがひどいときは長湯は控えましょう。

保湿効果のある入浴剤を入れると、
肌の表面に皮膜ができ、
入浴後の乾燥を防ぐことができます。
 

あるデータによると、入浴後5分以降は肌の水分がどんどん減少し、15分後には入浴前より肌が乾いた状態になることがわかっています。
保湿クリームやかゆみ止め専用の保湿剤などは、お風呂から上がって5分以内につけるようにしましょう。
 

皮膚に近いアミノ酸構造で保湿性が高いシルク素材や、肌に刺激のない綿の肌着を着ることもかゆみ予防に効果的。
最近では、生地に保湿成分を配合した下着や化繊でも肌側が綿100%の肌着などもあるので、自分に合ったものを選ぶと良いでしょう。
 

肌の潤いを保つには、
湿度50〜60%が理想的。

加湿器の使用や湿ったタオルを部屋に干すなどして、乾燥を防ぐこと。また、空気を乾燥させるエアコンは室温を上げすぎないようこまめに温度設定を行い、
暖まりすぎてかゆみが出やすい電気毛布の使用も控えましょう。
 



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