ファッションや防寒のためだけでなく、白髪・薄毛のカバーにも重宝する帽子。
でも、選び方やかぶり方によっては、逆効果になってしまうことも。
大人の女性にふさわしい帽子ファッションをマスターしましょう。
40代を過ぎてからの帽子選びのポイントは、「さりげなさ」にあります。どんなに自分に似合っていても、帽子ばかりが目立つようでは「若づくり」と見られたり、大げさな印象を与えてしまいがち。必ず首から下とのバランスを考えて選びましょう。
そのためには、顔だけが映る鏡ではなく全身が映る姿見の前でかぶってみること。顔の形だけでなく、首の長さや太さ、肩幅、身長に対してバランスが取れているかをチェックします。鏡を見るときは、正面からだけでなく、横向きや後ろ姿も写してみて全体の感じを見るようにしましょう。
帽子が似合うか似合わないかは、主に顔の輪郭によって決まります。面長の人は基本的に、深くかぶれるタイプの帽子がベター。クラウン(頭が入る部分)が高いものやアクセントの強いものは、面長が強調されるので避けた方が無難です。
丸顔の人は、クラウンに角のあるもの、ツバが上がっているものを選ぶと、顔がすっきりと見えます。また、顔が角ばっている人は、クラウンが浅めでツバの大きなものにすると、顔のラインが美しく見えます。
顔が大きくて帽子があまり似合わないという方は、ツバやクラウンが大きくて動きのあるものを選んでみてください。淡い色よりも濃いめの色の方が、全体のイメージが引き締まり顔の大きさをカバーできます。
クラウンに角のあるものがおすすめ
深くかぶれるタイプの帽子がベター
ツバやクラウンが大きいものを選びたい
ツバが大きい方が顔のラインがすっきり
いわゆる「帽子が歩いている」みたいにならないためには、洋服とのコーディネートが大切です。寒い季節のお出かけの場合、コートやジャケットの色合わせを入念にしましょう。もっともいい方法は、帽子とコートを同色系でまとめることですが、同色系であっても、コートの色が帽子より濃いと帽子が目立ってしまうので要注意。「首から下は、帽子と同色系で帽子より薄めの色でまとめる」がおすすめです。同色系の服がない場合は、帽子とお揃いの色のスカーフやマフラーを首もとに持ってくるのもいい方法です。柄物の帽子なら、その中の一色と同じ色で首回りをまとめると、しっくりとコーディネートできます。
カジュアルになりがちなニット帽も、こんなファー使いならファッショナブルな印象。防寒にもぴったりです。
ツバが大きめなので、ふっくら系の顔の人も輪郭がすっきりと見えます。淡いワインカラーのコートやジャケットとコーディネートするとGOOD!
40代からは、ダークな色より明るい色の方が顔映りがよく若々しく見えます。デザインが小ぶりなので、目立ちすぎる心配もありません。
◎写真は参考商品です。
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