Sold Out
オーナー: Antonio Vilchez Valenzuela アントニオ・ビルチェス・バレンスエラ
地域: ANDALUCIA アンダルシア
地区: GRANADA グラナダ
村: MARCHAL マルチャル
醸造責任者 : Antonio Vilchez Valenzuela アントニオ・ビルチェス・バレンスエラ
栽培責任者: Antonio Vilchez Valenzuela アントニオ・ビルチェス・バレンスエラ
造り手アントニオ・ビルチェス・バレンスエラは、 1962年生まれ。6歳の時、両親がフランス、ラングドックに移住。幼少時代をラングドックの学校で過ごした。その後、ブドウ畑とセラーのある当地で仕事をする。非常に若い時から、ワインとブドウの世界に大きな好奇心を寄せ、セラーの仕事同様、ブドウ畑での仕事にも全てに従事した。
家族と共にスペインに戻り、1992年に個人消費用に少量のワインを造るため、0.2haの小さな区画のブドウ畑の栽培を始める。1999年には家の周りにあった1.8haほどの土地を購入。2000、2001年には、多様性を試みるため新しいブドウ品種の栽培を始めた。2004年に、自身のワインを商品化できるよう、セラーを建設。現在所有している畑面積は、3ha。
ドメーヌ名はPAGO DEL NARANJUEZ(パゴ・デル・ナランフエス)と呼ばれ、マルシャル村にある。スペインの最も高い山脈シエラネバダの北方、標高900mのところにある。ブドウの成熟期の気温変化は極端で、昼夜の軟差が大きい。17時には39℃、7時には11℃になる。ゆっくりとした成熟のため、豊かな果実感がワインに感じとれる。土壌は、石灰分を含む粘土質。雨は非常に少なく、多い年でも約200mm、少ない年は葡萄の樹を守るため、冬には灌漑を行わなければならないこともある。
畑面積: 3ha
平均生産量:約10,000本/年
栽培品種:
赤=テンプラニーニョ、ピノ・ノワール、カベルネ・ソーヴィニオン、カベルネ・フラン、メルロー、グルナッシュ
白=ビヒリエガ、ペルーナ、ドラディーリャ、ソーヴィニョン・ブラン
栽培:
伝統的な耕作法。化学肥料は用いず、堆肥のみを使用。畑に草を生やしている。例外として、粉末状の硫黄を春に加える。気候が乾燥しているため、ボルドー液は使用しない。
6~8日のマセラシオン。ブドウを収穫後、すぐ作業に取りかかる。セパージュ別に分けて醸造し、発酵後アッサンブラージュ(樽寄せ)する。SO2やその他の物質はいかなる段階においても加えない。濾過もしない。通常、赤・白ワインは収穫から18~20か月後に瓶詰め。発酵は常温で行い、人工的な温度調整を行わない。
熟成:
赤ワインはヨーロッパ製大樽で12か月熟成。市場に出る前に最低2年はビン熟成。白ワインは発酵熟成ともステンレスタンクを用い、ビン内熟成させる。