エファ・フリッケの写真
  若き頃のラルー・ビーズ・ルロワを思わせるきりっとした顔立ち。
女性的で繊細それが彼女のワインの特徴です。2008年に同業した新進の醸造所!
Lorcher Schlossberg Riesling 2018
ロルヒャー・シュロスベルク・リースリング 2018
品種:リースリング
土壌:珪岩土壌混じりのスレート粘板岩
ステンレスタンクで醗酵。
ステンレスタンクで熟成。
洋ナシのコンポート、ラズベリーとパッションフルーツの豪華なアロマ。水晶のように澄んでいる。生き生きとした酸味。ほとんど塩のようなミネラル感。上品なワインで戯れつつもエレガント。

Sold Out

Rheingau Riesling 2017
ラインガウ・リースリング 2017
品種:リースリング
土壌:砂質のレスローム土壌、粘土、スレート粘板岩
ステンレスタンクで醗酵。
ステンレスタンクで熟成。
グーツリースリング。ロルヒ、リューデスハイム、ヴァルルフとキートリッヒの葡萄畑からのラインガウ・キュベ。砂質のレスローム土壌、粘土、スレート粘板岩、珪岩のラインガウにある全ての土壌タイプに育つ葡萄が用いられている。リンゴ、桃のアロマ、みずみずしくフルーティなリースリング、辛口の余韻。
 
 

エファ・フリッケとは

 
 

 (資料 : HP及び本人インタビュー)
地域 : Rheingau ラインガウ
 : Kiedrich キードリッヒ村
造り手 : Eva Fricke エファ・フリッケ 
創業年:2008
HomePage : http://www.evafricke.com/
栽培品種 :リースリング、シュペートブルグンダー
自社畑面積 : 2012年は4ha2013年には新しく畑をロルヒ(0.24ha)に購入し、クローネ(0.25ha)で新しく苗木を植えました。2013年からは所有している6.2haの内5haから収穫。
土壌 : 粉砕スレート粘板岩及び珪岩からなる土壌
出会い : スチュアート・ピゴットを始め、ドイツ国内での評判の高さを耳にした事がきっかけです。
醸造 : 低い圧力でやさしくプレスします。一晩かけてデブルバージュ
を行ないステンレスタンクに移し発酵します。発酵には野生酵母と香り付けの少ないシャンパーニュ酵母を使用します。両酵母の比率や種類は収穫年によって異なります。
平均生産量:32,000/
 

醸造所解説 :

エファ・フリッケはブレーメン生まれの北ドイツ育ちで、栽培醸造を大学で学んだ後、イタリア、スペイン、オーストラリアで数多くの滞在研修の後ラインガウに居を移し、J.B.ベッカー醸造所に就職しました。2004年からはラインガウのヨゼフ・ライツ醸造所に勤め、20118月までフルタイムの経営主任として活躍します。2004年には独立して醸造所を設立することを決意しました。目標を実現するために、仕事の傍ら2006年にラインガウのオストリッヒ・ヴィンケルにあるヨーロッパビジネススクールEuropean Business School in Oestrich-Winkelの経営学集中コースに通いました。そして2006年には自分のワインを初リリースしました。20085月にはケーターホフKoetherhofから現在のエファ・フリッケ醸造所のあるキートリッヒに居を移しました。20119月にはキートリッヒとロルヒにある自分の醸造所に専念する為、ライツ醸造所を退職しました。
 
ワイン : ロルヒの古くからある急斜面でリースリングだけを栽培しており、中には樹齢45年になる古木も所有しています。ワインは主に粉砕スレート粘板岩と珪岩からなる非常にミネラル豊富な土壌に特徴づけられます。
 

テイスティングコメント
【ティム・ラウエ(Tim Raue)氏 (著名なシェフ) 2007年9月】
2006 ロルヒャー・クローネ・リースリング・アウスレーゼ・トロッケン
「このリースリングはエキゾチックな果物の香りが緻密に編み込まれた凝縮感があり、輝くようなミネラル感と相まって個性に満ちたワインとなっている。だから辛みがあってまさにフレッシュな味がほしくなる私の料理の理想的な伴侶だが、それは口中をさっぱりとさせるだけでなく、その余韻が口中で香りのコンサートとしていつまでも続くからだ。このワインはごく少量しか造られていないということは、味わう愉しみを本当に理解している観衆だけが開けるべきワインだということでもある。」
 
【テリー・ティーズ USA 2009年5月】
ヨハネス(訳注:ライツ醸造所のオーナー)の醸造主任はエファ・フリッケという女性で、ロルヒでライン川が屈曲するあたりに醸造所を持っている。それも小さな。ロルヒはラインガウと思われているが、それは“政治的“な意味で、味わいとは関係ない。そのワインはその他のラインガウのよりも(とても上品な)ミッテルラインにずっと近い。いずれにしても、エファは野心的でかたくなに最高の品質を追求している。彼女のワインを3種類試飲したが、いずれも驚くべきものだった。注目に値する。
2007 リースリング・シュペートレーゼ・トロッケン は驚くほど優雅で綺麗にバランスがとれて、しかもライツの甘口ワインの直後に試飲した。
2007ロルヒャー・クローネ・リースリング・シュペートレーゼ・トロッケンはさらによく、塩気を含んだ複雑さと「熟した」ミネラル感、湿った小麦(訳注:ウィスキー生産工程の?)やバナナの揮発性のヒントと未熟なアプリコット。
2007ロルヒャー・クローネ・リースリング・シュペートレーゼはさらに生姜とウィンターグリーン(訳注:赤い実をつける灌木で、その葉から抽出したオイルが北米ではガムや歯磨きにしばしば用いられている)、レモンキャンディ、ミラベルを思わせる。引き締まってスパイシーで美味しい。
  (以上、生産者HPより)

 

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