センスに優れた注目の存在!

Gogita Makaridze
ゴギタ・マカリゼ

 
 
 
 
 
イメレティ地方のテルジョラ村の若手醸造家で、 1984年生まれ。醸造家としては 5代目にあたるが、大学で経済学を学んだ後、市役所と建築会社で経理の仕事をしながら実家を手伝っていた。しかし父が病に倒れて 2012年に醸造所を継いだ。テルジョラのテロワールを地場品種と伝統的醸造で表現し、ヨーロッパに輸出することを目指して ENPARD(欧州周辺国農業地域開発支援機構)の支援プロジェクトに応募。 2014年に採用されて醸造協同組合「テルジョラワイン」を設立した。自家所有する 1.5haの他に 4.5haを仲間達とともに栽培している。栽培品種は白のツォリコウリ、ツィツカ、赤のオツハヌリ・サペレ、アラダストゥリなど。 2013年にセラーを改築、醸造時の温度環境を考えて地面を約 1m掘り下げ、 2基( 500ℓと 1000ℓ)しかなかったクヴェヴリを 2015年には 14基に増やした。濃厚な赤だったオツハヌリ・サペレに白のツィツカをブレンドして口当たりを良くするなど、新しい試みにも積極的に取り組んでいる。
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Tsitska - Otskhanuri Sapere 2018
ツィツカ・オツハヌリ・サペレ [2018]
品種:ツィツカ60%、
   オツハヌリ・サペレ40%
植樹:1980年代2000年代
位置:標高150m、南東向き
土壌:石灰性粘土土壌
クヴェヴリで25日間マセレーション、クヴェヴリで7ヵ月間熟成。
Saperとは、色を与えるという意味でもあり、その名の通り、果皮の成分の多い品種に、白品種のツィツカを混ぜることで、軽やかで深みのある味わいに仕上げた。
Tsolikouri 2018
ツォリコウリ 2018
【ツォリコウリ100%】
Tsitska 2017 (without skin contact)

Sold Out

Otskhanuri Sapere 2016
オツハヌリ・サペレ 2016
品種:オツハヌリ・サペレ100%
植樹:2000年頃
位置:標高170m、西向き
土壌:粘土質
クヴェヴリで25日間マセレーション、クヴェヴリで7ヵ月間熟成。
Saperとは、カヘティ地方のサペラヴィと同じように、色を与えるという意味で非常に濃い色をしている。
イメレティ地方の赤ワインとしては珍しく、チャチャを全量マセレーションして、しっかりと抽出しているが、重すぎない飲み心地は、イメレティの気候を素直に反映している。

Tsitska - Otskhanuri Sapere 2017 (with/without skin contact)

(Sold Out)

Aladasturi 2017 Dry Red
アラダストゥリ 2017 ドライ・レッド
【アラダストゥリ100%】
Aladasturi Rose 2018 (without skin contact)
アラダストゥリ・ロゼ [2018]
品種:アラダストゥリ100%
植樹:2000年頃
位置:標高170m、西向き
土壌:粘土質
クヴェヴリで醗酵
クヴェヴリで7ヵ月間熟成。
グリア地方からイメレティ地方にかけて、栽培されている赤品種。色はそれほど濃くないが、ゴギタは、マセレーションをせず(もしくはごく数日)に醸造をする。
Tsitska 2017 (without skin contact)

Sold Out

Tsitska 2017 (without skin contact)
ツィツカ [2017]
品種:ツィツカ100%
植樹:1980年代
位置:標高170m、南向き
土壌:粘土質
クヴェヴリで醗酵
クヴェヴリで7ヵ月間熟成。
イメレティ地方で一番栽培されている白品種。マセレーションをせずに、醸造。
 
 

ゴギタ・マカリゼとは

 
 

歴史:
 1984214にイメレティ州のテルジョラという町で生まれました。父のデムリカクゼも1940年のテルジョラ生まれで、電話通信の仕事に携わっていました。電話通信業は1995年まで続けていましたが、同時に副業で農業を営んできました。農業もまた、家族の大切な収入源でした。
父はブドウの栽培も行い、苗木はジョージアの地元の古い品種を自ら育て、我が家のマラニで醸造をしていました。出来上がったワインは、友人たちと楽しむためのワインでした。母ナイリ・パシラゼは1946年に生まれ、ソビエト時代には食品衛生管理の機関で働いていました。兄は1980129日生まれで、観光会社のマネジャーをしています。私は大学で経済を学び、卒業後は市役所と建設会社で経理の職につきました。
父が電話通信の仕事を辞めた1995年以後、我が家は専業農家になりました。私は経理の仕事をしていましたが、次第にワインに興味を抱き、2010年にワイン造りに専念することを決意しました。現在の興味は、地元固有の様々な品種の可能性を引き出すことです。
 
 畑には、オツハヌリ・サペレ4000本、イエロー・ツィツカ500本、ツォリコウリ450本を栽培しています。2009年にジョージアの有機栽培団体ELKANA「エルカナ協会」に加わり、2010年からクヴェヴリ協会のメンバーになりました。
 
 また2009年にはチェコに置かれた経済支援を目的とする団体PIN「ピン協会」(参照:http://www.clovekvtisni.cz/en/our-finance-management)に応募し、私のプロジェクトが支援対象に選ばれました。支援策として、私のプロジェクト(自然なワインの製造と販売)に出資し、除梗機を一台プレゼントしていただきました。私はまた、農業の発展に資するため、有機栽培の国内外のサロンにも参加しています。

 私は独立した個人企業家でもあり、現在EUCzDA(チェコの開発庁)の農業部門のプロジェクトや、ENPARD(ヨーロッパの隣国における農業・地域開発支援プログラム:The European Neighborhood Program for Agriculture and Rural Development)のうち、協同組合の発展を目的としたプロジェクトにも参加しています。
 
 テルジョラの町は、イメリティ地方の中央に位置しており、当地の固有の風土と気候環境は、様々な香りと味わいを放つ固有品種を育んできました。それらの品種のなかには、ジョージアのワインが現在のように知れ渡るずっと前から、地元で薬用に供されてきたものもあります。
  2009年にオツハヌリ・サペレを3500本植樹しましたが、樹齢1575年におよぶ500種の果樹も持っています。その中にはツィツカやツォリカウリもありますが、なぜかワイン醸造に使われていない品種も多々あります。
 
 私の目ざすところは、テルジョラの地域固有種を活かした、高質で存続可能な農業です。そしてこれらの絶滅の危機に瀕した品種のワインを、ヨーロッパやアジアの市場に紹介していきたいと考えています。2014年には地域の農家に呼びかけ、協同組合を立ち上げました。またブドウの栽培に適した土地を購入し、現在は利用されていない地元品種のブドウ栽培を始めています。ここで強調したいのは、組合加盟者の全員が実際に畑に立っているということです。この運動を通じて、地域を活性化し、環境に配慮したワイン造りをテルジョラ地区全体に広げ行きたいと考えており、その達成を確信しています。

 

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