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  なんと見事な味わいだろう!
通常リンゴの栽培には農薬は欠かせないことが多いのだが、ここでは無農薬、無肥料。
これだけのシードルは世界中探してもごく僅かしかないのだ。
膨大な知識量と創作意欲をそのまま具現化した、オリジナリティ溢れる瓶内2次醗酵シードル!
 
Sidro alla Mela 2018

Sold Out

Sidro alla Mela 2018
スィドロ・アッラ・メーラ [2018]
トッパス、ゴルドラッシュ、樹齢20年。収穫後、破砕・圧搾。小型のタンクにて緩やかに醗酵を行う。保存しておいたリンゴ果汁と微量の酵母を加えてボトル詰め、瓶内2次醗酵。スボッカトゥーラ(オリ抜き)せず、そのままリリース。収穫からボトル詰めまでSO2を一切添加しない。
Sidro alla Cotogna 2019
スィドロ・アッラ・コトーニャ [2019]
トッパス、ゴルドラッシュ、カリン、樹齢20年。収穫後、破砕・圧搾。リンゴと同じ畑に育つカリンを加えて醗酵(全体の20%)。保存しておいたリンゴ果汁と微量の酵母を加えてボトル詰め、瓶内2次醗酵。スボッカトゥーラ(オリ抜き)せず、そのままリリース。
Sidro allo Zenzero 2019
スィドロ アッロ ゼンゼロ [2019]
素材となるリンゴのクオリティや醸造理念はもちろんですが、彼自身のセンスの良さも本当に素晴らしいのです。このショウガ入りのシードルも、まさに彼の感性によるもの!リンゴを破砕する際に、ショウガも一緒に破砕し醗酵を待ちます。リンゴの味わいにショウガの刺激と爽やかさ、香りの相性も素晴らしい。フランツの発想力には唯々感心させられてしまう、素晴らしく個性的なシードルです!

Sidro alla Mela in Barrique 2018
スィドロ・アッラ・メーラ・イン・バリック 2018
リンゴ(トッパス、ゴルドラッシュ、ピロート)、樹齢20年。収穫後、破砕·圧搾。小樽(バリック)にて緩やかに醗酵を行い3か月の熟成。遅れて収穫したリンゴを圧搾、果汁を加えてボトル詰め、瓶内2次醗酵。スボッカトゥーラ(オリ抜き)せずにリリース。
Tasting Note
Sidro alla Mela 2018

Sold Out

Sidro alla Mela RS 2019  Rose
スィドロ・アッラ・メーラ・RS 2019 ロゼ
リンゴ(トッパス、ゴルドラッシュ、ピロート、レッドラヴ、樹齢 20 年。収穫後、破砕・圧搾。 小型のタンクにて緩やかに醗酵を行う。遅れて収穫したリンゴを圧搾、果汁を加えてボト ル詰め、瓶内 2 次醗酵。スボッカトゥーラ(オリ抜き)せずにリリース。
Sidro ai Fiori di Sambuco 2019
スィドロ・アイ・フィオーリ・ディ 2019
トッパス、ゴルドラッシュ、サンブーカの花、樹齢20年。収穫後、破砕・圧搾。醗酵が始まるタイミングで、サンブーカの花を加えて醗酵。保存しておいたリンゴ果汁と微量の酵母を加えてボトル詰め、瓶内2次醗酵。スボッカトゥーラ(オリ抜き)せず、そのままリリース。
※瓶内にオリが溜まっており、そのままですと濁りが徐々に強くなってゆきます。抜栓前に少しオリを上げてからお使いください。味わいや香りに問題はありません。
 
 

膨大な知識量と創作意欲をそのまま具現化した、オリジナリティ溢れる瓶内2次醗酵シードル
 
ボルツァーノからアディジェ川沿いに南へ30㎞、エーニャ(ノイマルクト)の町。若くから植物学者として大学に勤務し、植物を主体に自然環境、菌、酵母などを、専門的に研究してきたという異色の経歴を持つフランツ エッゲル。アディジェ川のほとりにある彼のリンゴ畑、土地は水はけのよい砂質、粘土質(トゥーフォ土壌)。これまで自身が学んできた知識と経験をもとに、薬品類の代わりに多種の薬草からとった煎じ液を利用することで、果樹では非常に難しいとされる無農薬、無肥料栽培を実践している。
リンゴの品種も病気やカビに強い原種を選抜(1600年代に日本より伝わったとされるヒメリンゴ系の品種からの交配、ゴルドラッシュ、トッパス)、それぞれ糖度が上がりにくい品種ではあるものの、果皮が厚く生食よりもシードルに適していること、収穫量を抑えて果実の密度を上げることで、十分な糖度とバランスを持った収穫へたどり着く。当初は試行錯誤ではあったものの、彼の推測は見事に的中し、現在は年によってごくごく微量な天然由来の硫黄物を使用するのみ、ボルドー液はもちろん銅も全く使用する必要がないというバランスの取れた畑に驚愕する。
しかしながら、元来このあたりではリンゴ栽培は多くあったものの、そのほとんどは生食用、もしくはジュースとしての需要がほとんど。イタリアでのシードル生産の大半は「輸出用」という現実がある。フランスやスペインに比べ、リンゴを醗酵させてシードルを造ること自体が「特殊」であることに間違いはない。
 「栽培や収穫にのめり込むほど、リンゴを収穫して販売するだけでは物足りないと感じてしまって、、。あくまでも果実、農産物である以上、形に残すことはできないし、自分がいくらこだわったリンゴを栽培したとしても、メルカートでその違いに気づいてくれる人は皆無だった。

それに比べて、ブドウを栽培してワインを造るという行為は、果実以上の表現ができると感じたんだ。リンゴを用いて表現できるもの、形の残るものを造りたい、それがシードル造りだったのさ。」そう話すフランツ。自ら収穫したリンゴを用いたシードルの醸造、、、。当初は試行錯誤であったものの、追及心の高い彼。フィルターの使用をやめ、オリ引きの回数を減らし、オリによって原酒が守られる状態(シュール・リー)を維持する事で、完全にSO2の添加を行わない瓶内2次醗酵のシードルを造りだすまでに至る。
オリとともに保管することで、原酒自体が守られる=酸化に対して抵抗を持つ、という考えのもと造られたシードル。シンプルにリンゴだけで造ったものはもちろん、リンゴと一緒に収穫されるカリン(mela Cotagna)を加えたものや、リンゴ果汁にサンブーカ(Sambuca=ニワトコ)の花を加えて一緒に醗酵させたものなど、、、彼の創作意欲には驚かされてしまう。
収穫は10月中旬~下旬。生食用とは違い、樹上にて落ちてしまう直前まで、完熟したリンゴを収穫。破砕して圧搾した果汁は小型のタンクで20~30日間、緩やかに醗酵を促す。醗酵が終わった段階で、冷蔵保管しておいたリンゴジュースと微量の酵母を加えボトル詰め、瓶内にてもう一度醗酵が始まるのを待つ。酵母や醗酵中の温度については、まだ試行錯誤の段階だと話すフランツ。リンゴの果汁のみで醗酵しきった爽快さ、そして全く嫌みのない香りと、心地よくも繊細な味わい。歴史や伝統になくとも、こだわり抜いた栽培・醸造観念によって造られた、個性豊かな素晴らしい味わいのシードル。まだ実験段階という生産ではあるものの、ぜひとも今後のリリース、彼の到達点が本当に楽しみな造り手。
今回は実験的な生産であったため、入荷数も非常に少なくなっております。

 

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