フランス、ブルゴーニュ地方のコート・ド・ボーヌ、サントネイ村で近年注目を浴びるドメーヌ。
「ワインの出来の全てはブドウの樹の質にある」という”ヴィンヤード・ファースト”な信念のもとにワイン造りが行われており、ビオディナミで栽培され、最高レベルに熟したブドウを最新の注意の下、収穫・醸造された丁寧な造りの上品なワイン。
サントネの大御所 「ドメーヌ・ミシェル・クレール」 の娘、アン・クレール女史が当 ドメーヌを切り盛りしていました。しかし2017年に急逝してしまったため、彼女の夫であり、ビオ ディナミのコンサルタントである ルドヴィック・ピエロ氏が当主となり、醸造責任者を兼務してい ます。彼はこれまで 「ドメーヌ・ルフレーヴ」 のピエール・モレの下で働き研鑽を積んできました が、現在は自身の当ドメーヌの他に、シャサーニュ・モンラッシェの 「ハイツ・ロシャルデ」 のコ ンサルタントも務めています。
サントネの地質はコート・ド・ニュイの地層と地質に似ていて、特級畑はなくても素晴らしいワインを生み出す一級畑など、愛好家の注目を引いています。
一般的にサントネイの赤はポマールやヴォルネイと比べて軽やかでチャーミングな印象を持たれていますが、良い生産者の高品質なワインは、やはり複雑味や旨味にレイヤーがあり、重厚で奥行きを感じる味わいがあります。そしてこういったワインは、何よりもコストパフォーマンスが非常に良いのです。
シャサーニュ・モンラッシェのすぐ隣の一級畑では、完成度が高く、深みと複雑味があり、長期熟成に耐えられるポテンシャルの高いワインが生まれます。同ドメーヌが造る「La Comme」や「Tavannes」など、その一級畑から成る美しいワインは大注目に値するワインです。
当主はルドヴィック・ピエロ氏で、彼は醸造責任者を兼務しています。彼はこれまで「ドメーヌ・ルフレーヴ」のピエール・モレの下で働き研鑽を積んできましたが、現在はこの自身のドメーヌの他に、シャサーニュ・モンラッシェの「ハイツ・ロシャルデ」のコンサルタントも務めています。
所有する14ヘクタールの畑全てで、自然のリズムを尊重しながら、ビオディナミによる栽培を行っています。ピノ・ノワールの樹齢は45~80年と高く、平均樹齢は55年です。シャルドネは比較的若く、平均樹齢は25年です。
栽培におけるあらゆる工程を手作業で行っています。
ビオディナミで栽培し最高レベルに熟した葡萄を、最高の衛生状態のもと手摘みにて収穫します。
【赤ワイン】デリケートな醸しを心がけて行われます。低温マセラシオンのあと、自然酵母のみで発酵し、温度管理はほとんど行いません。サントネイの力強いテロワールをいたずらに前面に出すことはせず、あえてピジャージュは控えめにし、ルモンタージュで対応します。新樽の使用率を低く抑え、エレガントに仕上げます。澱引きは瓶詰前に1度のみ行います。