地域: Bourgogne
地区、村:Beaujolais Leynes ボジョレ地区 レーヌ村
オーナー:Famille Loron ロロン家
栽培/醸造責任者:Jean-François PROMONET ジャン=フランソワ・プロモネ
創業: 2010年
歴史:
ロロン家が当ドメーヌを1955年に購入しましたが、2010年に栽培耕作家Jean-Yves AUBRY ジャン=イヴ・オーブリが、その後継者となりました。オーブリは、ビオロジック栽培へと変えるために、小作や折半小作制などにかかわる諸契約を打ち切り、ドメーヌを有限責任農業経営体(EARL)へと体制変更し、AubryオーブリとLoronロロンが提携合名とした“EARL AUBRYON”と名乗りました。しかし不運にもジャン=イヴ・オーブリは2010年6月に死亡したため、オーナーたちはビオロジック栽培へ移行し続けるため、2012年に友人たちに手助けを求めざるをえず、栽培醸造家のDenis Pelletierドゥニ・ペルティエが新任されました。が、ドゥニ・ペルティエはリスクの高いビオロジック栽培を望まず、2012年の収穫を最後にその活動を中止。その年までに生産されたワインは、ネゴシアンに売却されていました。そこでジャン=フランソワ・プロモネが2012年12月の冬にオーナーたちに協力を申し出、ドメーヌの新たな醸造責任者となることを提案したのです。
農業機械技師の教育を受けたあと、2006年初めここに着任するまでの数年間は様々な職種につき、主としてぶどう栽培用機械の組み立てなどに従事。その間、フランス内外に住む友人のビオワイン生産者を訪れて手伝う。とりわけ農業機械を運転するかたわら、彼らの仕事を円滑に進めるために、ビオロジック栽培の畑でブドウの仕立てや手入れをおこなってきた。
れまで培い、身につけてきたことに形を与え、「自分自身のワインを造る」という夢を実現すること。
栽培方法:ビオロジック
その栽培方法の開始時期:2010年
栽培方法の将来的な展望:この先も常にビオロジック
認証機関:エコセール
土壌: 石灰岩、花崗岩、粘土、砂
自社ブドウ畑面積:8.5ha
自社ブドウ畑の数:17カ所
自社栽培ブドウ品種:ガメ100%
主な仕立て方法:ゴブレ式
仕立ての支柱の素材:木
仕立ての添え木の素材:木
酵母のタイプ: 自然酵母
圧搾方式:水平式プレス
醗酵容器の素材・容量:エポキシ・コンクリート(60HL)
熟成容器の素材:コンクリート、ステンレス、ポリエステル繊維(1~75HL)
セラー環境: 標高430m、畑の中央に位置する
年間生産本数: 12000本