img20181104102056581698.jpg
ムルソー・ルージュという今までだったら名前だけで売れそうもないような赤だが古典的な熟成の仕方をし見事に美味しくなる
Volnay Santenots 2006
ヴォルネー・サントノ [2006]
【ピノ・ノワール100%】
 
  

ドメーヌ・バロ・ミロとは

 
 

ムルソー・ルージュという今までだったら名前だけで売れそうもないような赤でさえ驚くほどに美味しく吃驚してしまう。
ドメーヌ・バロ・ミロは17世紀からポマール、ヴォルネー、ムルソー、ボーヌに12hの畑を所有する蔵だが、2000年までは先代のリフィリップ・バロが蔵を切り盛りしていた。2001年よりシャルル・バロが代を引き継いでいる。
 
ここからはインポーターのテクニカル・ノートを御覧ください。
ドメーヌの歴史は古く、17世紀から代々継承していいます。MEURSAULTに蔵を構え、Meursault, Chassagne, Pommard, Volnay, Beauneに約11ヘクタールにわたり畑を所有しています。
現当主は17代目のシャルル・バロが5年前に、父(フィリップ)から引き継いで以来、評価急上昇中のドメーヌです。まだ若いシャルルですが、とても意欲的な造りをしています。
 
彼の信念は、“すべてはバランスである”と。ややムルソーが陥り易い、重過ぎるワインになることを避けています。
最大限に「自然をリスペクト」したワイン造りを!
「伝統」に基づいた的確な作業を正確に施すことと、最先端の「技術」には常に 興味を持ち、「技術」を導入することにより「そのヴィンテージ」らしさを引き出すことも出来ると考えています。10年前より、耕作作業を施すことによって除草剤の使用は一切なし。「lutte raisonee リュット・レゾネ」=必要な時に、必要なだけの トリートメント。近い将来ビオへの取り組みは本格化。

勢力的に畑を大事に手入れする作業は、テロワールを最大限に引きだします。【厳しく剪定する】=グリーン・ハーベストをすることよりも効果は絶大。低収穫率を確実にし、結果より濃縮した果汁になります。収穫は全パーセル手摘みにて行われる。新樽オークは1/3未満に抑え、ワインの複雑さが自然に促されるよう、カーヴで静かに開花を待ちます。
 
■白ワイン
選果は畑にて行われる、醸造所に到着した葡萄たちは低圧で時間をかけた 圧搾をかけられる。不純物を取り除くため、それらを沈殿させ、その後、樽に落とされる。
 
■赤ワイン
選果は畑にて行われる。100%徐梗、ゆっくりと行われる徐梗作業のため、 作業後も葡萄の粒は破砕されることはない。約5日間の発酵前の冷却 マセラシオン、その後発酵は約10~15日間。発酵が始まるとその初期に ピジャージュ(櫂入れ作業)あり、その後はルモンタージュ(=ポンピングオーバー)。 ワインは樽に落とされ約18ヶ月間の熟成を経ることになる。マロラクティック発酵が 終わると、ステンレスタンクにて約2ヶ月間を経て、フィルターおよびコラージュなしで、 ボトリングされる。

 

Wine Shop WINEHOLIC