ボーヌ·ロマネはグランクリュ街道上、コート·ドゥ·ニュイにある、ブルゴーニュでも特に評価の高いアぺラシオンのワインが生まれる村です。リシャール家は1795年よりこの地で5世代に渡りワイン作っています。現当主(5代目)リシャール·マニエールは、両親であるテレーズ&マルク·マニエールからドメーヌを1998年に継ぎました。畑は南部のニュイ·サン·ジョルジュからリシャールの本拠地であるヴォーヌ·ロマネ、また北部にあるフィサンに渡り、古樹の多い約10haを所有しています。
ドメーヌ·ド·ラ·ロマネ·コンティに両側を挟まれたグランクリュのエシェゾーの所有区画は、同社に切望される程の最上級区画です。さらにヴォーヌ·ロマネ屈指のプルミエ·クリュ、レ·スショやニュイ·サン·ジョルジュを代表するプルミエ·クリュ、オー·ブドやレ·ダモードを代々受け継いできました。
除草剤や殺虫剤を使用しない減農薬栽培(リュット·レゾネ)を行い、ブドウは全て手摘みで収穫します。
伝統的な醸造方法をとり、今のブルゴーニュでは貴重な、クラシカルなスタイルのワインを作ります。発酵前にはマセラシオンを行い、発酵にはステンレスタンクを使用します。ヴィラージュ、プルミエ·クリュのワインはフレンチ·オーク樽にて長期間熟成します。ACブルゴーニュは熟成にステンレスタンクを使用します。瓶詰の指揮も当主自ら取る徹底ぶりです。コート·ド·ニュイの赤を主に作っていますが、アリゴテやニュイ·サン·ジョルジュの希少な白も作っています。