シャブリの中心地から東へ約4キロ、人口180人程の小さな村、フレイに拠点を置き26haを所有する家族経営のドメーヌです。歴史は古く、一族は1780年からこの村で働いている記録があります。現当主はシャルリー・ニコル彼自身で、幼少より父ロベール氏と畑で過ごしていました。シャルリー氏は1999年にボーヌの醸造高校を卒業、彼の名を冠したラベルは2004年からリリースされています。畑のすぐそばにある曾祖父の家に住み、代々伝わる伝統的な醸造方法を継承してテロワールの滋味をそのままボトリングしたようなピュアなシャブリを産しています。
ピック、ル・プチ・ニース、オーヴェルジュ・デュ・ヴュー・ピュイ、ジョルジュ・ブラン、ポール・ボキューズ、ラ・コート・サン・ジャック等々・・・名だたるレストランで取り扱われていることがその高品質を証明しています。
シャブリを流れるセラン川の右岸を中心に樹齢約30~65年の畑を管理しています。畑には貝殻の化石が非常に多く見られます。化学薬品は一切使用していません。
果実は空気圧の圧搾機で優しくプレスします。温度管理の出来るステンレスタンクで16~18度前後に管理し約1か月間発酵、花や果実のアロマを最大限に引き出します。澱を残したまま、12か月間ステンレスタンクで熟成。マロラクティック発酵を経て、ごく軽めの清澄・濾過後に瓶詰します。