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マルサネの復興を掲げ邁進する天才醸造家

Sylvain Pataille シルヴァン・パタイユ

 
 
 
 
 
 
コート・ド・ニュイの北の端、マルサネの評価を一新する力量を持つ生産者。当主シルヴァン・パタイユは、ボーヌとボルドーの二つの醸造学校を卒業後、故郷ブルゴーニュで醸造コンサルタントとして活躍。1999年に祖父の畑を譲り受け、自社生産を開始。現在は契約畑を含め 15haを耕作する。 2008年からは一部の区画でビオディナミも開始。醸造は野生酵母のみで、原則的に全房で発酵させ、過度な抽出を避け、まるで果皮を煎じるようにゆっくりと長めのマセレーション( 30日前後)を行う。熟成には大樽も併用。その結果生まれるピノ・ノワールは、温かさの奥に確たるエネルギーに溢れ、ミネラル風味と清涼感、美しい果実味と繊細な味わいがある。亜硫酸使用も非常に低く、ナチュラル志向が感じ取れる。
ロゼにも 1930~ 1956年植樹の古木を使用。マルサネ・ルージュ・ランセストラルは 1930~ 1945年植樹の古木のみ使用する。その手腕は現地でも高く評価され、現在醸造コンサルティングの契約も 15社に増加している。
ドメーヌ・シルヴァン・パタイユ ドメーヌ・シルヴァン・パタイユ1 ドメーヌ・シルヴァン・パタイユ2 ドメーヌ・シルヴァン・パタイユ3
毎年10月から11月にかけて新ヴィンテージが入荷!2017年以降驚くほど酒質が上がりブルゴーニュで最も注目の存在。この地域で彼の作るワインは革新的。
Domaine Sylvain Pataille
ドメーヌ・シルヴァン・パタイユ
Marsannay Rouge Les Grasses Tetes 2018
マルサネ・ルージュ レ・グラス・テット [2018]
品種:ピノ・ノワール
土壌:斜面の頂上、マルサネ村の西、標高285~329mに位置する、傾斜は下方は2%と軽く、上方は11%と急な東向きの畑。傾斜の頂上の方は、ウミユリやウーライトを含んだ石の多い石灰質土壌。降りていくと、コンブラシアン、粘土質を含んだ土壌になる。
栽培:オーガニック
醸造:2013年、部分的に除梗。野生酵母でタンク醗酵、やさしく抽出を行う。プレス後、大樽に移して熟成(新樽15%)。樽内でマロラティック醗酵を経て、ビン詰めまでに18ヶ月間熟成。亜硫酸は、ビン詰めの際に非常に僅かに添加するのみ。
Domaine Sylvain Pataille / Marsannay Blanc - Chardonnay Rose 2018

Sold Out

Marsannay Chardonnay Rose 2018
ドメーヌ・シルヴァン・パタイユ / マルサネ・ブラン・シャルドネ・ロゼ 2018
木樽(新樽30~35%)で15~18ヶ月の熟成
シュノーヴ(Chenove)村に位置する畑。ベーズ修道院の記録によると7世紀には既に栽培が行われていたとされている。中世においてはシュノーヴの畑はブルゴーニュ公にとっても重要な存在となり、18世紀まではコート・ド・ニュイのワインの中でジュヴレに並んで一番高い値段で流通されていたが、1936年に制定されたAOCの規格にシュノーヴとマルサネ=ラ=コートがエントリーしなかったため、一部のあいだでしか高品質なワイン産地であることが知られていない時代が続いている。
Marsannay Rouge En Clemengeots 2018
マルサネ・ルージュ アン・クレモンジョ 2018
品種:シャルドネ100%
品種:ピノ・ノワール100%
植樹:1985年
位置:標高282~315m、南東向き
土壌:赤粘土
部分的に除梗、タンク醗酵
大樽(新樽15%)でマロラクティック醗酵を経て18ヶ月の熟成

Domaine Sylvain Pataille /Marsannay - La Montagne 2018
ドメーヌ・シルヴァン・パタイユ / マルサネ・ラ・モンターニュ 2018
位置:標高315m、南向き
土壌:根底はほぼ石灰岩、地表は大量の明るい小石と浅い土
通常100%全房醗酵、約18ヶ月の熟成
Marsannay Chardonnay 2018
マルサネ・シャルドネ [2018]
品種:シャルドネ・ロゼ、シャルドネ・ロゼ
植樹:1949年、1951年、1989年、2009年、2012年
木樽(1/3は新オーク樽)で醗酵、マロラクティック醗酵
18ヶ月の熟成(古樽のちステンレスタンク)
BlungeysとClos du Royを含む、マルサネの5つの区画のブレンド。完熟時にピンクになる非常に珍しい品種“シャルドネ・ロゼ”を一部含む。
口蓋に残る素晴らしいエレガンス、ユニークなアロマの輪郭が伺えるキュヴェ。
Bourgogne Blanc - le Chapitre 2015

Sold Out

Domaine Sylvain Pataille / Marsannay Rouge Les Longeroies 2018
ドメーヌ・シルヴァン・パタイユ / マルサネ・ルージュ レ・ロンジュロワ 2018
植樹:1985年
位置:標高270~357m、南、南東向き
土壌:黄色い泥灰土を含んだ赤、茶色の粘土質
100%全房醗酵
大樽(新樽15%)でマロラクティック醗酵を経て18ヶ月の熟成
Les LongeroisはMarsannay-La-CôteとChenôveの間に位置し、北に広がる丘の斜面の畑。

Marsannay Rouge En Clemengeots 2017
マルサネ・ルージュ アン・クレモンジョ 2017
品種:シャルドネ100%
品種:ピノ・ノワール100%
植樹:1985年
位置:標高282~315m、南東向き
土壌:赤粘土
部分的に除梗、タンク醗酵
大樽(新樽15%)でマロラクティック醗酵を経て18ヶ月の熟成

Sold Out

Marsannay Rouge 2018
マルサネ・ルージュ 2018
植樹:1950~1980年
土壌:硬質石灰岩、白いウーライト
半分は若樹を使用し、除梗して醗酵。樹齢が高い樹は全房で醗酵、その際半分は新樽にて行う。
美しい赤色。色づいたタバコ、モカ、果物のクーリ、甘美なアロマ。エネルギッシュでいて美しい酸。アフターにやわらかなタンニンを感じる。
Marsannay - Clos du Roy 2018
マルサネ・クロ・デュ・ロワ [2018]
県:Chenove シュノーヴ
 この畑は歴史ある村シェノーヴのちょうど南の丘の中腹から頂上までの部分を占めています。標高測距は268mから311m。この丘のふもとはなだらかな斜面(2%)ですが、頂上は急斜面となり(13%)東南東に面しています。東に位置する平らな部分は
Ouche川(現在はディジョンを流れる川)の砂利の上に被さる泥灰土と小石からなり、とても水はけがよい土地です。この畑の上にある石灰岩は氷河期の時代から徐々に砕け、小さな砂利となって(1~2センチ)下降斜面に蓄積されています。この石灰岩の小石はワインの成長にとても有益で排水効果をもたらします。通常シルヴァンはこのキュヴェは多くの量を全房(少なくとも50%)で発酵させます。バレルで18ヵ月ほど熟成させた後ビン詰めをおこないますが、最後の2~3か月は全バレルをタンクに集めブレンドします。

Bourgogne Blanc - le Chapitre 2018
ブルゴーニュ・ブラン・ル・シャピートル [2018]
品種:シャルドネ100%
植樹:1955年
位置:標高300m、南南東向き
土壌:泥灰土、石灰岩の小石
木樽(1/3は新オーク樽)で醗酵、マロラクティック醗酵
12~18ヶ月木樽とステンレスタンクで熟成
Marsannay Rosé - Fleur de Pinot 2017
マルサネ・ロゼ・フルール・ド・ピノ [2017]
品種:ピノ・ノワール、ピノ・グリ
植樹:1930/1935/1949年
全量の50~60%を圧搾前に24~48時間マセレーション
ブルゴーニュ樽とドゥミ・ミュイで20ヶ月の熟成
シルヴァンの他のキュヴェとは全く似つかないキュヴェです。注意深い選果、とてもユニークな醸造テクニックと、熟成を長くすることで、さらに個性的であり伝統的なマルサネロゼとなっています。選果はLa Charme Auz Pretresのピノ・ノワール、En Blungeyのピノ・グリと、Chamforeysのピノ・ノワールを含む樹齢60~70歳の古木から。40~50%のブドウはすぐにプレスされ、残りは短期間のマセレーションを行ってからのプレスになります。通常2年間熟成させますが、最初の1年間はバレルで(1/3は新オークのバレル、1/3は1年物、1/3は2年物のバレル)2年目はタンクでの熟成です。その結果、カラメルの香りを思わせつつ心地よい塩気を感じるたぐいまれない唯一無二のマルサネ・ロゼとなります。
Bourgogne Blanc - le Chapitre 2015

Sold Out

Bourgogne Aligote 2018
ブルゴーニュ・アリゴテ [2018]
品種:アリゴテ・ドレ100%
植樹:1930年代~1961年
位置:標高250m、東向き
土壌:粘土、泥炭岩、石灰岩、砂利
木樽とステンレスタンクで醗酵
古樽で1年の熟成
Champ Forey とLes Auvonnesの畑のブレンド

Marsannay - L'Ancestrale 2018
マルサネ・ランセストラル 2018
このワインは非常に長期熟成のポテンシャルを持つワインです。マルサネのなかでも3つのClos du Roy, Clemengeot, Les Ouzeloyという一流の場所にある、樹齢65歳から80歳という古木から選りすぐられたブドウが使われています。この、非常に神経を集中させて造られたワインはビン詰まで通常はまるまる2年間セラーで寝かせられます。ヴィンテッジの状態によっては、シルヴァンはほとんど全房または100%全房で発酵させます。
 
Bourgogne 2018
ブルゴーニュ・ルージュ [2018]
品種:ピノ・ノワール100%
植樹:1956年
位置:
土壌:粘土石灰質
15%全房醗酵
大樽(新樽15%)でマロラクティック醗酵を経て10~12ヶ月の熟成
除梗しフレッシュでフルーティーな早飲みのワイン
Bourgogne Blanc - le Chapitre 2015

Sold Out

Bourgogne Rouge le Chapitre  2018
ブルゴーニュ・ルージュ・レ・シャピトル [2018]
木樽(新樽30~35%)で15~18ヶ月の熟成
シュノーヴ(Chenove)村に位置する畑。ベーズ修道院の記録によると7世紀には既に栽培が行われていたとされている。中世においてはシュノーヴの畑はブルゴーニュ公にとっても重要な存在となり、18世紀まではコート・ド・ニュイのワインの中でジュヴレに並んで一番高い値段で流通されていたが、1936年に制定されたAOCの規格にシュノーヴとマルサネ=ラ=コートがエントリーしなかったため、一部のあいだでしか高品質なワイン産地であることが知られていない時代が続いている。

Marsannay - Clos du Roy 2015

Sold Out

Bourgogne Blanc Les Mechalots  2018
ブルゴーニュ・ブラン・レ・メシャロ [2018]
品種:シャルドネ100%
植樹:2010年
土壌:深い沖積土、斜面の下側
木樽で醗酵、マロラクティック醗酵
12~18ヶ月木樽とステンレスタンクで熟成
Domaine Sylvain Pataille /Marsannay - La Montagne 2017
ドメーヌ・シルヴァン・パタイユ / マルサネ・ラ・モンターニュ 2017
位置:標高315m、南向き
土壌:根底はほぼ石灰岩、地表は大量の明るい小石と浅い土
通常100%全房醗酵、約18ヶ月の熟成
 
 
 
 

シルヴァン・パタイユとは

 
 

 合田泰子のラシーヌ便り_no89, 3月号より

コート・ドールの北端、ディジョンの南わずか数kmに位置するマルサネ。とかく、コート・ド・ニュイ・ヴィラージュの高質なものと比べられて、骨格や厚みが乏しく、評価されることが稀な地域。
しかしながら、この地でも世代交代のさなかに、素晴らしい造り手が登場しました。まさに、「呉下の亜蒙にあらず」(三国志演義)で、旧容を一新しての登場です。温暖化に伴い、コート・ドール北端のこの地は、好ましい環境に変化していることもあり、一昔前のイメージをがらりと変えてしまうような、マルサネのご案内です。
シルヴァン・パタイユ(33歳)は、シュノーヴ村に数代続くブドウ栽培の家に生まれました。小さな頃から祖父のそばに張りつき、畑で遊び、セラーで樽をころがすのが何より好きで、自然にワイン造りの道に入りました。しかし、自ら醸造・ビン詰をしたのは、シルヴァンの代になって初めてのことです。1997年から醸造コンサルタントを始め、1999年に1haに満たない大変古い畑(マルサネ・ルージュ・ラ・モンターニュ)を祖父から引き継ぎ、2001年にドメーヌ・シルヴァン・パタイユを興しました。
醸造コンサルタントとしての才能は評価が高く、現在15ものドメーヌで、コンサルティングを行っていますが、自身のドメーヌの栽培面積は15haあります。ほとんどの畑は、賃借契約ですが、コンサルタントの仕事のおかげで、人脈に恵まれ、樹齢の高い恵まれた畑を契約しています。
 2008年からは一部ビオディナミで栽培を始め、野生酵母で発酵、清澄をせず、軽く濾過をしてビン詰をします。味わいの奥に温かさとエネルギーを感じさせ、ミネラルがしっかりと味わいを支え、緯度の高さからくる涼やかさがあります。

派手で濃縮された技巧的なピノ・ノワール酒とは程遠くて、バランスがよく、美しい果実味を備えた繊細な味わいが身上です。亜硫酸の使用量も大変低いため、一口味わっただけで、自然派の考えで造られた完成度の高いワインであることがわかります。とりわけ、樹齢の高い最上のプロットから生まれる《ランセストラル》は、シルヴァンの腕の素晴らしさを感じとることができます。全梗で、2年に及ぶ醸造で造られ、マルサネよりはるかに格上のワインと、ブルゴーニュの専門家の間でもっぱらの評判です。良いコンディションを保ち、持ち味を存分に発揮できるように、注意深く扱えば、きっとブルゴーニュの新たな味わいが目の前に現れ、驚きに満ちた喜びを感じることができること、間違いありません。私は、このワインの到着を、毎日心待ちにしていました。通関が切れ次第、スタッフ一同で味わうことを楽しみにしています。だって、本当はピノ・ノワール酒が大好きなのに、なかなか、心に響く味わいに出会えなかったのですから。
 

創業年2001年

ドメーヌ解説:
幼い頃からトラクターに乗ったり、セラーの中でバリックを転がして運ぶことを夢に描き続けてきたシルヴァン・パタイユは、その夢を現実とするためにボーヌの専門学校で醸造を専攻(BTAとBTSを取得)した後、ボルドーの学校で醸造を学びます(DNOを取得)。卒業してからの4年間を醸造コンサルタントとして複数の(有名な)ブルゴーニュのドメーヌで務めます。1999年にわずか1ヘクタールの小さな畑ですが古樹の植わった畑を購入し独立します。2001年に正式にドメーヌ・シルヴァン・パタイユを設立。ゆっくりと着実にドメーヌをつくり上げ、現在16ha(2016年4月11日現在)を所有しています。
 

 栽培

ビオロジック(2007年~)、ビオディナミ(2008年~)
シルヴァンはドメーヌを立ち上げた当初から、手作業で草刈りなどの耕作をおこない、それは環境への配慮のみならず土壌により健康的な栄養バランスをもたらすと信じてきました。2007年から有機栽培を実践し2008年から試験的にビオディナミ栽培に取り組んでいます。
 

醸造

原則として全房で醗酵。抽出ではなく煎じるように、果皮を果汁にじっくり4~5週間漬け込む。
若く知的なシルヴァンは細部にまでとても敏感で丁寧であり、各キュヴェはそれぞれのキュヴェごとに分けて取扱い、非常に注意深くヴィンテッジ・コンディションを考察します。したがって、彼にとって一般論でワイン醸造をすることは不可能です。彼は、全房を発酵させて樽(バレル)や大樽(フーダー)で熟成させて赤ワインとなる、自然酵母の存在をを強く主張しています。真のテロワールを表現するため、熱心に醸造を勉強し、多様なドメーヌのメソッドや醸造哲学を調べ、実験や試作を柔軟に行うなど、努力を少しも怠りません。
 
醗酵:全房、またはほぼ全房で醗酵
熟成:樽(バレル)、大樽(フーダー) マルサネの製樽会社を好む(ブドウの状態によって焼き加減を変える)
畑面積:15ha
土壌:粘土石灰質
栽培品種:ピノ・ノワール、ピノ・グリ、ピノ・ブラン、シャルドネ、アリゴテ
年間平均生産量:54000

 

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