地域:Rhône ローヌ
地区、村:Condrieu コンドリュー村
造り手: Henry Guiller-Montabonnet アンリ―・グイエ=モンタボネ
創業年 :1999年
1970年代からコンドリューの地で有機栽培農業を営んできたHenry Montabonnet氏は1990年代に町の北西で土地を購入しました。(右の写真からも見てとれるように)数百年前からブドウ畑として利用されていたテラス式の畑とそれを支える石壁を利用しヴィオニエの栽培を始めました。過酷な労働が強いられるコンドリューの畑の多くは、特に第1次世界大戦後から徐々に放置されるようになり、90年代にMontabonnet氏が畑を購入したときには木が生い茂る半ば林の状態でした(写真右上)。
1999年から12年かけて1.5haのブドウ畑を開墾、苗を植え続け、ファースト・ヴィンテッジを2009年にリリース。幸いにも戦後から今にわたり、人の介入がなかった土地であるため、化学薬品を一切知らないこの土地で生まれたてのヴィオニエを有機栽培で育てています。あまりの急な斜面のため「コンドリューの畑で有機栽培をしているのはClos de la Bonnetteぐらいだ」といわれています。
栽培品種:ヴィオニエ
標高:約330m
自社畑面積:2.5ha
栽培:AB認証
平均年間生産量:6000本