格付けのない畑で異常なほどのワインが出来上がる

Chateau Le Devay シャトー・ル・デゥヴェイ

 
 

 

  彼らは若樹の葉を全て切り実も付けさせずに樹だけに栄養を行き渡らせ早くから樹齢の高い樹と同じようにする方法でブドウの木を育て素晴らしいブドウを収穫し始めている。北ローヌの山間を開拓し作られたぶどう園で驚くほど素晴らしいワインを作り出す。各キュヴェとも1000本前後と生産量が少ないためフランス内の一流レストランなどだけで他にはなかなか行き渡らなかったのだが、ようやく2019年ヴィンテージからごく僅かだけの輸入が始まった。有名な畑でもなんでもない地域なのにコンドリュー並の凄いワインが出来上がっている。
シャトー・ル・ドゥヴェイ シャトー・ル・ドゥヴェイ1 シャトー・ル・ドゥヴェイ2 シャトー・ル・ドゥヴェイ3
Entre les Murs Viognier 2019
アントル・レ・ミュール・ヴィオニエ 2019
【キュヴェ名】「壁に囲まれたヴィオニエ」
【品種】ヴィオニエ 100%
【畑立地】標高360m~400m、南向きの斜面   【土壌】雲母頁岩   【収量】20hl/ha
【収穫】2019年9月18日、19日   【全房使用率】50%
【発酵】温度制御可能なステンレスタンクにて、野生酵母による自然発酵   【マロラクティック発酵】あり
【熟成】フランス産とオーストリア産の古樽にて10カ月間
【テイスティングノート】ペール・ゴールド色の液体は美しく輝き、繊細な花の香りと熟したフルーツのアロマがとても表現力豊かです。アタックはフレッシュで、噛みしめられるほどの果実味と上品なミネラルがしっかりと骨格を成しており、しつこさのないバランスの取れた余韻が長く続きます。
【マリアージュ】食前酒、アスパラガスを使った料理、フォアグラ、シェーブルチーズなど
【生産量】1678本
【アルコール度数】13.5%
En Pente Douce Roussanne-Viognier 2019
アン・ポント・ドゥ―ス・ルーサンヌ・ヴィオニエ 2019
【キュヴェ】「En Pente Douce:傾斜」という名が付けられた、正に斜面に位置する小さな区画で育った2種類のブドウを用いて造られた白ワイン
【品種】ヴィオニエ 80%  ルーサンヌ 20%
【畑立地】標高370m、東向きの斜面   【土壌】雲母頁岩で表面は粘土質   【収量】18hl/ha
【収穫】2019年9月18日、19日
【発酵】温度制御可能なステンレスタンクにて、野生酵母による自然発酵   【マロラクティック発酵】あり
【熟成】フランス産とオーストリア産の古樽にて10カ月間
【テイスティングノート】2つの品種がそれぞれにフレッシュさと果実味を与え、華やかで開放感を感じさせる非常にバランスの良い白ワインです。
【アルコール度数】14.0%
Sous les Etoires Roussanne 2019
スー・レ・エトワール・ルーサンヌ 2019
【キュヴェ名】「星空の下のルーサンヌ」
【品種】ルーサンヌ 100%
【畑立地】標高370m、南と東向きの斜面   【土壌】雲母頁岩   【収量】18hl/ha
【収穫】2019年9月26日   【選果】2回にわたり厳格に行われます
【発酵】温度制御可能なステンレスタンクにて、野生酵母による自然発酵   【マロラクティック発酵】あり
【熟成】フランス産とオーストリア産の古樽にて10カ月間
【テイスティングノート】熟した果実味と、鉱物を多く含むシェール土壌で育つルーサンヌならではの奥行があり、華やかさと旨味の共鳴する白ワインです。
【アルコール度数】14.0%
 
 

シャトー・ル・デゥヴェイとは

 
 

詳細・歴史

2005年に、放射線科医師であるジャン・シャルル・フルネ氏と、言語療法士の妻のフローレンスが、ローヌ地方随一の銘醸地 Côte-Rôtie/コート・ロティのSaint-Romain-En Gal/サン・ロマン・アン・ガルの丘の上にある、18世紀に建てられたヴィエンヌ司教の瀟洒な別邸を購入し、彼らの長年の夢と情熱が注がれた小さなドメーヌを開きました。畑はローヌ川右岸に位置し、標高360m以上の高さにあり、広い川面を見下ろしています。
ドメーヌの運営は夫婦二人三脚で行っており、彼らは共に栽培、醸造、貿易を学び、同じコート・ロティのワイン醸造家らの助言を受けながら、かつて教会のブドウ畑と農場であった休耕地に新しい命を吹き込みました。彼らは水質の分析をし、新たに人力で土地を耕して植樹し、建物をリフォームしてワイナリーを造り、こだわりのプレス機を選び、最高級のポンプやタンク、断熱材の施されたセラーを設置し、最適な輸送ルートを確保しました。そしてようやく2018年にファーストリリースにたどり着いたという、とても自然体で手作り感がありながらも先端を行くような新しいドメーヌです。
彼らは持続可能な畑を作るために、ドメーヌ内の全ての営みを 「ビオディナミ」、「パーマカルチャー(循環型自然農法)」、「アグロ・フォレストリー(動物や植物のサイクルに合わせて樹木を管理する農法)」の原則に基づいて行っています。とても勤勉で愛と情熱に溢れたフォーネ夫妻は、彼らの夢を、美しいローヌ地方のシェール土壌の恵まれたテロワールに託し、その魅力を最大限に表現した個性豊かなワインを生み出すことに成功しました。
彼らは、ローマ時代から続くこの地のワイン文化とその環境の両面を長く存続していくことを
大切に、自然の摂理に沿ったワイン造りを行っています。
 

産地 IGP Collines Rhodaniennes

ローヌ地方 コート・デュ・ローヌ地区の北限のアペラシオンで、〔AC.コート・ロティ〕 の北側に
隣接しており、冬には小雪が舞いマイナス10℃にまで下がる非常に冷涼な産地です。

畑・ブドウ樹・栽培

生物多様性を重視した環境作りをしており、ブドウの畝以外の敷地はほぼハニーグラスが植えられ、1.5kmに及ぶ防風林の隣にはミツバチが集まる花々が咲き、ブドウ以外にも杏や桃、アーモンドなどの果樹も無農薬で栽培されています。
【ブドウ樹】苗木業者に依頼して最先端の特殊な果樹育成方式を採用し、通常より5倍のスピードで成長させた実質樹齢20年のブドウ樹を植樹。
【畑総面積】5.5ha (開墾中含む)   
【栽培管理】ビオディナミ(認証前)   
【標高】320m400m
【栽培品種】ヴィオニエ、ルーサンヌ、シラー   
【土壌】泥炭頁岩、雲母片岩など
【収量】収量を抑えるためグリーンハーベストを行う
【収穫】区画ごとに分け、小さなバスケットを用いて手摘みにて行う
 

醸造

【発酵】温度制御可能なステンレスタンク使用  【マロラクティック発酵】あり   【熟成】数種類の古樽使用
【樽】オーストリアのシュトックリンガー社製 他   【2019年年間生産量】8,000
 

2019年ヴィンテージ

夏の暑さは例年から更にエスカレートしていましたが、このエリアでは大きな影響を受けることはありませんでした。
また一年を通して天候の変化に悩まされることもなく、ブドウはまばゆいばかりの生命力を発揮し、発酵も力強く進み、熟成過程では繊細な果実味と深味が加わり、ミネラルの美しい苦みが後味に長く伸びるような特徴を持った、正に先代の軌跡を辿れるような魅惑的なヴィンテージとなりました。

 

Wine Shop WINEHOLIC