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  驚くほど素晴らしいピノ・ノワールとシャルドネ。まさに南アフリカで図抜けた存在であるだけでなく新世界のワインの中でも最高峰のできばえ。わかりやすく非常に綺麗に出来ているのでリリー氏直後からでも美味しく飲めることが多い。その上熟成も期待出来る理想的な出来映え。
あまりにもピノとシャルドネの人気が高いので見逃されてしまうのがローヌスタイルのパラディサム。このワインは極上のコルナスのようなイメージで熟成することで驚くほどの表情を見せる。ローヌ最高峰のワインにも肉薄する出来だ。樹齢が高くなるほどにこれからのワインに期待が持てる、世界的なレベルで注目すべき存在!
 
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Clay Shales Chardonnay 2018
クレイ・シェルス・シャルドネ 2018
【キュヴェ】
フードル樽にて熟成された、シングル・ヴィンヤードのシャルドネ100%です。キュヴェ名は、畑の土壌がボッ ケヴェルド・シェールの粘土質であることから「クレイ/粘土」と名付けられました。
【畑立地】ヘメル・アン・アード地区に隣接し、海洋性気候で涼しく、標高300mでブドウが適度にゆっくり育つ
【土壌】泥や粘土鉱物から成る堆積岩、砕けた頁岩(shale)、粘土(clay):頁岩が冷涼さをたもち粘土が水分を保つ
【全房使用率】100%
【醸造】収穫後プレスして一晩寝かせ、2600Lのフードルにて10カ月に及び、野生酵母による自然発酵を行います。
【テイスティングノート】熟したレモン、熟れた桃、ハチミツ、リンゴなどの風味が豊かで、アーモンドなどナッツ系のテイスト が複雑さを与えていますが、生き生きとした酸がしっかりと骨格を築き、長い余韻が楽しめます。 アルコール度数:13.0%

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Cuvee Whole Bunch Pinot Noir 2018
キュヴェ・ホール・バンチ・ピノ・ノワール 2018
【キュヴェ】「キュヴェ・シネマ」と同じ畑ですが、特に日照量の多い区画で茎までしっかり熟すことができ、より全房発酵 に向いたブドウを使用しています。 2016年がファースト・ヴィンテージで今回が2回目のリリースになりますが、生産量がわずか2樽のみで割 当のため入荷の無い国もある中、優先的に日本に分けてもらった超希少キュヴェです。
【産地】ヘメル・アン・アード地区
【土壌】粘土質と頁岩
【全房使用率】100%
【発酵】野生酵母による自然発酵を促し、1日に2~3回パンチングダウンを行う
【熟成】「キュヴェ・シネマ」と同じブルゴーニュ樽使用
アルコール度数:14.0% 無清澄・無濾過

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Bona Fide Pinot Noir 2018
ボナ・ファイド・ピノ・ノワール 2018
【キュヴェ】キュヴェ名「ボナファイド」とはラテン語で“信頼で結ばれた絆”という意味で、まさにこの畑の生産者との30年 来の友人関係によって育まれた特別な思い入れのあるシングルヴィンヤードのピノ・ノワールです。
【産地】ウォーカーベイ
【土壌】しっかりした粘土質と細かい頁岩で、大きな岩がゴロゴロしています 【全房使用率】60%
【発酵】ステンレスタンクにて野生酵母による自然発酵
【スキンコンタクト】5週間
【熟成】ブルゴーニュ樽にて11カ月:新樽比率20%
【テイスティングノート】全てのピノ・ノワールのキュヴェの中で最も力強い仕上がりで、この区画独特の大きな岩の多い 土壌に由来するスパイシーさとスモーキーなニュアンスが力強さを感じさせ、熟した赤いチェリー などの豊かな果実味とのバランスが良く、非常に長い余韻が特徴的です。 2028年ころまで熟成による変化を楽しめます。
アルコール度数:14.0%

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The Agnes Chardonnay 2018
ジ・アグネス・シャルドネ 2018
【キュヴェ】キュヴェ名「Agnes/アグネス」とは、当主ピーター・アランの曾祖母 Agnes Floyd にちなんで名付けられま した。彼女は14歳の時に南アフリカに移民として渡ってきましたが、ケープタウンの街で最初に運転免許証を
取得した女性として有名で、彼女の持つパワフルさとしなやかさを反映するようなワイン造りを目指しています。
【産地】へメル・アン・アード地区と、オーバーヴァーグ地区の異なる5つの畑
【土壌】粘土質、頁岩、砂岩、水晶などバリエーションに富んでいます
【全房使用率】100%
【発酵】プラスチックタンクにて野生酵母による自然発酵
【熟成】ブルゴーニュのオーク古樽(228L・500L)にて9カ月:新樽比率10%
【テイスティングノート】ライムやネクタリン、ライチなど、様々なフルーツを豊富に感じる香りと味わいがあり、さらにハチミ ツやレモンタルト、バターなどのコクのある香りが広がります。味わいの中心には瑞々しい酸があり、 オーク樽のニュアンスとフルーティーさのバランスが非常よく、西ケープ州の魅力が前面に出てい る仕上がりとなっています。
アルコール度数:13.0%

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Cuvee Cinema Pinot Noir 2018
キュヴェ・シネマ・ピノ・ノワール 2018
【キュヴェ】ナポレオンの生涯を描いた映画の撮影にこのブドウ畑の風景が使われたため「Cinema/シネマ」と名付けら れました。ヘメル・アン・アード・リッジ地区の中でも最も涼しい風が入るシングル・ヴィンヤード・キュヴェです。
【産地】ヘメル・アン・アード・リッジ地区:当地区で最も涼しい風が入る区画
【土壌】粘土質と頁岩
【全房使用率】50%
【発酵】ステンレス製の開放槽にて31日間、野生酵母による自然発酵
【熟成】ブルゴーニュ樽にて11カ月:新樽比率25%
【テイスティングノート】ラズベリー、ローズ、エキゾチックなスパイス、シナモンやカシスなどの香りが豊かで、際立ったベ リー系のニュアンスと、スモーキーで僅かに塩味を伴った風味が豊かです。美しい酸味としっかりとしたタンニンが 骨格を形成しており、非常にエレガントで余韻の長いワインです。2030年まで熟成できます。 アルコール度数:14.0% 無清澄・無濾過

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Mabalel Pinot Noir 2018
マバベル・ピノ・ノワール 2018
【キュヴェ】キュヴェ名「マバレル」とは古くから南アフリカに伝わる伝説の少女の有名な詩に由来します。畑名はアフリカ ーンス語で「ワニの隠れ家」を意味する「Kaaimansgat」。ファーストヴィンテージは2013年です。
【畑立地】ケープ地域の山地にあり、冬になると山頂に雪を抱くほど冷涼な山の標高700m地点で小川のすぐそばにあり、 自身の持つ畑の中で1番冷涼な区画で、茎まで充分に成熟するのは難しいため収穫は最も遅くなります。
【全房使用率】約10%
【発酵】ステンレスタンクにて14日間、野生酵母による自然発酵
【マセラシオン】29日間
【熟成】ブルゴーニュ樽にて11カ月:新樽比率20%
【テイスティングノート】他のピノ・ノワールのキュヴェに比べてエレガントでより女性的な仕上がりです。 ドライフラワーやスミレ、サクランボ、クランベリーのアロマが豊かで、美しい酸と果実味、オレンジ ピールのような繊細な渋みを伴うタンニンがきめ細かく、エレガントな余韻が続きます。 2026年頃まで熟成による変化を楽しめます。
アルコール度数:13.5% 無清澄・無濾過

Peter Max Pinot Noir 2019
クリスタルム / ピーター・マックス・ピノ・ノワール [2019]
【キュヴェ】キュヴェ名はファースト・ヴィンテージのためにブドウを提供してくれた2人の生産者「ピーター」と「マックス」の 名前で、現在は違う生産者のブドウを用いていますが、当時の哲学のまま大切に造られており、このマルチ・ ヴィンヤード・キュヴェの始まりを称えて名付けられています。
【畑立地】ヘメル・アン・アード地区の2つの畑、内陸の標高の高い2つの畑
【全房使用率】30%
【醸造】野生酵母による自然発酵を促し、発酵が活発な時は抽出を最小限におさえます。
【スキンコンタクト】4週間
【アロマ】花を思わせるフローラルな香りや、ラズベリーやレッドチェリー、シナモンなどエキゾチックでフルーティーな ニュアンスが非常に豊か。
【味わい】フレッシュな酸味とイチゴなどの果実味、オレンジの皮の美しい苦味が伴い、微妙な塩味がアクセントとなっ ています。スパイシーさと丸みを帯びたシルキーなタンニンのバランスが良く非常にエレガント。 2025年頃まで熟成による変化を楽しめます。
アルコール度数:13.5%
Tasting Note
Paradisum 2014

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Paradisum 2014
クリスタルム / パラディサム [2014]
【キュヴェ】キュヴェ名「パラディサム」とはラテン語で”天国のようなところ”という意味で、南アフリカの自然がいかに 素晴らしく、ワインを造るにはまさに天国のようなところであるという意味を込めて名付けられました。 南アフリカの多様な可能性を表現するため、毎年使用する品種やブレンド比率を変えています。 【品種】グルナッシュ50% サンソー30% シラー20%
【産地・栽培】1グルナッシュ:スワートランド :花崗岩土壌 :ビオディナミ栽培 2サンソー :スワートランド :花崗岩土壌 :ビオディナミ栽培 3シラー :ボット・リヴァー
アルコール度数:13.5%
 
 
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詳細・歴史

南アフリカ・ワインメイカーのサラブレッド、ピーター・アラン・フィンレイソン氏によって2007年、ウォーカーベイのヘルマナス地方、へメル・アン・アルド地区に設立されたワイナリーで、現在はボット・リヴァー地区にある彼の妻の実家が経営するワイナリー 「ガブリエルスクルーフ」に拠点を置いています。
彼の実家は同じくボット・リヴァー地区にある「ブシャール・フィンレイソン」で、この地域にピノ・ノワールとシャルドネを最初に植えた、云わばパイオニア的存在の生産者で、彼はその第3世代です。
実家のワイナリーでキャリアをスタートさせましたが、新境地を見出すべく独立し、伝統を踏まえながらも天賦の才による革新的なアプローチを用いて、2008年に初リリースを迎えました。そのファーストヴィンテージは瞬く間に南アフリカ国内でひっぱりだことなり、以来、品質をさらに上げながら徐々に生産量を増やしてきました。現在では年産量は3万本強ありますが、南アフリカ国内だけでなく、世界中ののトップレストランやワインショップ全てにおいて数量限定の入荷で、超入手困難なファン垂涎のカリスマワインを生み出しています。
 

ピーター・アラン・フィンレイソン氏は「素晴らしいワインは醸造所ではなく畑で造られる」という信条を持っており、その思いを共有できるブドウ栽培農家と契約しています。自らも頻繁に畑に足を運び栽培に携わっていますが、彼は単に「ワインメイカー/醸造家」として留まることはせず、「ブドウを購入し、卓越した技術を用いて良いワインを造る」という彼ならではの活動によって、地域の流通や雇用を促進し、経済を動かしていくという広い視野を持っています。

契約する全ての畑は、夏場でも最高気温が24~25ほどまでしか上がらない南アフリカでは最も冷涼な地区にあり、またそれぞれが個性的な土壌を持っており、非常に手間をかけて栽培されています。特にシングル・ヴィンヤードのキュヴェに用いるブドウ樹は、成長過程において果房の付き加減を厳密且つ適切に調整しており、自然と収穫量が低く抑えられています。ピノ・ノワールの収穫量は14~21hl/ha。ブルゴーニュででもこのような低収穫はドメーヌ・ルロワだけだ。
 

醸造

ピーター・アラン・フィンレイソン氏は、「ワイン造りはブドウの樹から生まれたものをそのまま仕込むのであり、あらかじめ設定されたレベルを目指して加工するような造り方はしない」という確固たる哲学に基づいてワイン造りをしています。
もちろん収穫は全て手摘みで行われ、醸造においては野生酵母による自然発酵を行い、可能な限り不干渉主義を貫きます。
シャルドネは全房をプレスし、瓶詰まで11カ月間そのままにしておきます。
ピノ・ノワールは小さなステンレスのタンクで発酵され、ヴィンテージ毎に全房、除梗の判断が異なります。熟成に使用するのは厳選したブルゴーニュにある1か所の樽業者から購入したフレンチオーク樽で、貯蔵セラーにて1116か月間寝かせられます。
全てのキュヴェにおいてSO2の使用は最低限且つ適正量に抑えられ瓶詰されます。

 
生産者の醸造所

 
東京都世田谷区梅丘2-16-2  TEL & FAX :  03-3428-3804
営業時間 10:00-18:00 (日祝定休) 休業日を確認
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