紅葉の大椀
十一月は紅葉、野山は花野と呼ばれる季節です。
茶の世界では十月はわびた茶、十一月は茶人正月と云い、開炉や口切の茶事が行われます。それにあやかり、紅葉の金箔の椀を使い、今は廃盤となっているバカラのデカンタを酒器に、食器棚からアールヌーボーの盃達を動員してハレの食卓を設えてみました。紅色の半月盆が紅葉を感じさせてくれています。日本に生まれた季節のよろこび、普段より少し気の入ったお料理をつくることもうれしい日常の内といたしたいものです。
工芸店ようび 店主 真木
紅葉箔絵黒大椀
箔絵で紅葉が施された大椀です。
奥田志郎
110,000円
色絵菊形箸置
深さのある大きめの中皿です。縁の鉄釉とうっすらと浮き出る縞模様がアクセントです。
伏原博之
6,292円
MAHORAデカンタ
バカラの廃版となった「MAHORA」シリーズからデカンタです。
バカラ
76,120円
朱半月膳
使えば使うほど・・・。朝食のお膳としてお勧めです!
藤井収
55,000円
青もみじの頃
この紅葉の椀は、青もみじの頃にも有効で、同時に用いる皿や小物によってこの「金」はさまざまな色を連想させるものとなります。この度は折敷を真清田の折敷とし、みどり交趾の皿を合わせてみました。ゲームのようにたのしんでいただけるのではなどと思います。
工芸店ようび 店主 真木
紅葉箔絵黒大椀
箔絵で紅葉が施された大椀です。
奥田志郎
110,000円
交趾土器皿
青、緑、黄、紫・・・、鮮やかな色彩が特徴の「交趾(こうち)」は、本来、ベトナムから輸入された低火度で焼かれる鉛釉陶器のことを言います。
伏原博之
15,015円
錫箸置・空豆
錫の柔らかな表情は、かわいい空豆にぴったりです。
ゆり工房
1,430円
朱合尺2×尺1.5寸角切折敷
愛知県一宮市の真清田神社にある室町時代の「朱漆角切盤」が本歌ですが、こちらは使いやすくするため、長方形といたしました。
奥田志郎
55,000円