ゆりの咲く頃
七月(旧六月)は百合月という別称があります。この蓋物は乾山写しで、五種の花が一組になっているものの内の一つで、白盛りで百合を画いています。
パートドヴェールの鉢は朝顔のようにも見えて夏らしい一品です。波紋の京焼の猪口と魯山人写しの小皿を合わせてみています。
パートドヴェールの鉢にはとりのささみの酒蒸しをむしったもの、茗荷の細切(たてに細く切りさっと塩湯に通し酢をくぐらせたもの)、胡瓜のかつらむき細切り、芽紫蘇などをふわっと混ぜて盛り、辛子酢味噌をつけていただくなどというのはいかがでしょう。
ゆりの蓋向の中味は、茶筅なすの煮物、にしんの甘露煮と合わせて生姜で・・・なんて、さまざま想像は広がります。
工芸店ようび 店主 真木
乾山写ゆり文蓋向付
夏(旧暦6月)の花、百合。6月から7月にかけて、里山ではあちこちにいろいろな百合を見ることができます。
伏原博之
27,280円
織部3寸菊皿・カガミ
以前、魯山人のうつわ通り、見込みの部分に線を刻んだ「菱目」と「マス目」をお願いしていましたが、 線を入れると洗う時に汚れがたまりやすいので、 今回は線を省略しました。
長森慶
4,400円
呉須絵波千鳥紋猪口
波に飛び交う千鳥です。波紋も縁起の良い文様です。
伏原博之
8,316円
パート・ド・ヴェール鉢
透け感が様々に、いろいろな中鉢です。
大泉恵
71,500円他
錫彩箸・28cm
錫彩されたはんなりとした取り箸です。
林万喜子
4,400円
赤杉箸
「利休箸」でも杉の赤い部分で作られた木肌がとても美しい「赤杉箸」です。
10膳1組です。松岡製箸所
2,200円
一閑張り:黒半月膳
赤杉に和紙を貼った一閑塗り(一閑張り)です。
藤井収
55,000円