染付幾何学文飯碗・阪東晃司

節分・立春

 織部の角皿は、今まで長森慶さんの作品としてお願いしていたものを有松進さんにお願いすることになり、初めて作っていただいたものです。使いやすく食卓が生きますので、これからも作ってゆきたいと思っています。お魚の箸置も長森さんの織部をビードロに変えて作っていただきました。

 清左衛門さんの鰯の印籠煮酢かぶら添え、吉の字椀には沢煮を。どこでも誰にでも出来る季節の膳です。

 長森慶さんはようびの作家として長い間お世話になりましたが、一昨年、御病気にて逝ってしまわれ惜しいことでした。

工芸店ようび 店主 真木
織部焼:織部5.5寸角皿・有松進:和食器の愉しみ工芸店ようび