【一汁一菜】お味噌汁中心の食事 きのこ
奈良国立博物館前に「下下味亭」というごはん屋さんがあったのを覚えていらっしゃる方もあると思います。そのお店の一汁一菜は絶品で、何とか記録に残すために本にしたいと思っているうちにごはん屋さんは止めてしまわれました。
さまざま思い起こしながら少し私の想いも入れつつ、お味噌汁を中心とした食事の基本、一汁一菜を始めてみたく思います。
御好評をいただいています一汁一菜をこの秋からまた始めることにいたしました。さまざまな情報が飛び交いたくさんの物があふれる皆様の周辺にどんなものをお届けしようかといまさらながら困ってしまいますが、すなおに秋は秋らしく身辺のものを使ってちょっとしたヒントになりますようにと思いながら献立を作ってまいります。
朱吉の字椀には舞茸とエリンギの味噌汁、お味噌は信州みそがよろしいでしょう。
呉須同心円の小丼にはまぐろの漬け(醤油漬け、1.5時間から一晩までさまざまお好みで)、かいわれ、玉子の黄味をのせ、ワサビを添えます。
唐津小皿にはなごりの白瓜、小茄子、胡瓜の糠漬けです。
黄味を落とすことでお月さまを感じていただけるかな?
朱吉の字椀
「愛らしい小ぶりのお椀は、店主の兄 野田行作が作った「吉の字椀」を奥田志郎さんが写したものです。
奥田志郎
22,000円
太呉須蓋付碗
変化が愉しい杉本寿樹さんのうつわたち。こちらのシンプルな丼も、年月をかけ、趣ある風景を魅せてくれると思います。
杉本寿樹
5,280円
絵唐津小皿
愉しい形は食卓のアクセントになります。
中村恵子
3,058円
銀彩月星箸置
星に星がちりばめられた聖夜にぴったりの箸置です。
古川章蔵
1,650円
黒布盆・小
お膳はお客様用と格式ばったもののように思われますが、お膳にのせることによって額縁のような効果をもたらし、食器のバランス、大、小、型、高さ等選びやすくなり、また食卓が纏まってすっきりと見えます。
奥田志郎
33,000円