ビジネスに限らず社会生活全般において、敬語表現というものは非常に大切です。

正しい言葉遣いが出来るように心掛けましょう。

今日は間違いやすい言葉から、幾つか選んでみました。
正しく敬語を使えていますか？

これは目下の人に対して用いる言葉になります。
上司やお客様に使うのは失礼な表現になりますので、気をつけましょう。
上司に対しては、「お疲れさまです」が適切な言葉ですね。

（本来に意味から考えると変なのですが、それで定着しているので良いと思います）

お客様へは状況にもよりますが、
「いつもお世話になっております」
「いつもありがとうございます」
などが良いでしょう。

「すいません」は「すみません」が口語的に訛ったものですから、フォーマルな場にはふさわしくないのです。
またビジネス上で「すみません」は、あまり使わない方がよいでしょう。
この言葉には感謝と謝罪の２つの意味が込められているため、
きちんと「ありがとうございます」「申し訳ございません」と伝えるのが正式という考えもあります。

「お越しになられました」は、「お越しになる」という「来る」の言い換え型の尊敬語と、
動詞+「れる」「られる」のつけ足し型の尊敬語を重複して使っている過剰敬語です。
この場合には、「お客様がお見えになりました。」「お客様がいらっしゃいました。」などが適切です。

座ってくださいの尊敬表現なので本当は間違いというわけではないのですが、
「犬のおすわり」を連想することから、あまり適さないようです。
「お掛けください」が適切です。

基本的な敬語の一部をご紹介させて頂きました。
正しい日本語をつかえるようにしましょうね。