お客様がお見えになった際に、手土産をお持ちになられる場合があると思います。
素直に嬉しいですよね！

来客の多い御家庭などでは、当然茶菓子を準備していて、それをお出しします。

お客様がお持ちになられた手土産がケーキのようにすぐに食べられるものを頂いた場合には、
その場でみんなで食べるためにお出しすることがあります。
その際には、
「おもたせで失礼ですが」
と言ってお出しするのがマナーです。

お客様からの頂き物を、有難い気持ちを込めて「おもたせですが」と言ってお出しするのです。

ところで、意外と知られていないのが手土産とおもたせの違い。
「手土産」とは、訪問する人が持って行くお土産のことを指します。
一方、受け取った人が“もらったお土産”を丁寧に言うときの言葉が「おもたせ」です。

互いを気遣う日本語の奥ゆかしさですね。