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Vol.40 じめじめした夏がやってくる……結局、ワンピしか勝たん!

藤原 綾さんフリーエディター/ライター
藤原 綾さん

フリーエディター/ライター。
出版社での女性誌編集部を経て、2007年にフリーの編集者として独立。
以後、『sweet』や『SPRiNG』などの女性誌、コレクションブランドからストリートブランドのムック本や
カタログのビジュアル制作を手掛けるなど幅広いジャンルで活動中。手掛けた作品は数百冊に及ぶ。

高温多湿な日本の夏。梅雨も始まって、蒸しやすい季節のはじまり。そんなときに、最適なのはやっぱりワンピース。素材やシルエットを上手に選べば、肌離れしやすい爽やかな着心地を満喫できるだけでなく、肌見せの季節の体型カバーにも効果的です。しかも、コーディネートも簡単なので、忙しい朝のお助け役に。さらっと着られて、コーデいらずで、快適。もう夏は毎日ワンピでいいでしょー!
ということで、ワンピだらけの1週間コーデ、いってみましょ♪

ワンピースの女性
bild: Vanessa Porter, flickr.com, CC BY 2.0

Day.1ゆるっとしたシャツワンピでぶらぶら近所をお散歩

ラインを拾いづらい、ゆったりとした着心地のワンピース。ボディはハリのあるタイプライター素材、袖は透け感のあるシアー素材の異素材MIXで、爽やかなメリハリを感じさせてくれます。
一枚で着てもちろんいいけど、コーデを締めたいときは下にデニムを合わせてもOK。全体をナチュラルな雰囲気に仕上げたいので、足元にレザーの編み込みサンダルを合わせつつ、頭にはストローハットを。季節を感じるトレンドのクロシェ編みバッグも、ゆるいムードを盛り上げます。

Day.2たくさん歩き回る日に着たい軽やかなTシャツワンピ

ドロップショルダーのTシャツワンピは、一枚でルームウェアとして着てもよし、ボトムを合わせてカジュアルなデイリーウェアにするもよし。体が泳ぐようなサイズ感で、気分までゆったり寛げます。このままだとちょっぴりカジュアルすぎるので、ストレッチのきいたスキニーパンツでシルエットをキュッと締めるのが正解! 足元はフィット力のサンダル、バッグは小さめのボディバッグで、スポーティな要素を加えたのがポイントです。全体に強いカラーを使わず、ニュアンスカラーでまとめておしゃれ度をアップ。

Day.3ヴィヴィッドなシャツワンピを都会的なスタイリングに

前後どちらでも着られる便利なシャツワンピが登場。今回は、ボタンが後ろにくるように着て、ベルトも後ろで結ぶスタイルに。ワンピだけでももちろんいいけど、少し遊び心を加えて白いタイトスカートを裾から覗かせると、ワンピの鮮やかさが引き立ちます。ミュールのパイソン柄で洗練されたアクセントをつけつつ、ピアスやバングルなどシルバーアクセでクールなニュアンスをプラス。メインアイテムの発色を邪魔しないように、小物の色味は控えめに。バッグも主張しすぎないシンプルなトートがお似合いです。

Day.4デート仕様のチェックワンピをとことんガーリーに着る!

ウエストにほどこしたドロストで、シルエットを調整できる柔らかなチェック柄ワンピ。シルエットは女の子らしいけど、色味が甘くないのでヘルシーに着こなせます。キャップやスニーカーで外すのもありだけど、せっかくなのでワンピのガーリー感を思いきり楽しみたいところ。サンダルはワンストラップならではの可愛らしさがありつつ、はき心地はノンストレス。かごバッグやキャスケットで夏らしい爽やかさを加えたら、元気さも感じるナチュかわコーデが完成。チェック柄が喧嘩しないように、あえてアクセサリーはつけないのが◎。

Day5透かし編みワンピでバカンス気分を思う存分味わう

レース、シフォン、チュールなど、ここのところずっと注目を集めている透け感素材。甘い素材が多いけど、メッシュニットならこなれた印象に仕上がります。シンプルなTシャツに、メッシュワンピを重ねたレイヤードは、カジュアルだけど上品な印象。ボトムはワイドパンツもいいけど、すっきりシルエットのテーパードパンツでIラインを強調するのもあり。フラットサンダルやバングルのゴールドで女っぽさを加えながら、サングラスとキャンバス素材のバッグで甘さを抑えるのがコツ。

Day6ジムの行き帰りにパッと着られるTシャツワンピでスポーティに!

まるで何も着ていないかのように、ゆったりとしていて肌あたりのいいTシャツワンピ。すとんとしたシルエットながら、両サイドにスリットが入っているので動きやすさも考慮されています。ヨガやジムに欠かせないブラトップ&レギンスのセットアップに、一枚すっぽりとかぶるだけで、そのまま外に出ることが可能。足元はごつめのサンダルでスポーティに、キャップは都会的なブランドを選んで街に似合うアスレジャーコーデを意識。全体をグレー~ブラックで揃えて細見せを狙いつつ、バックパックの鮮やかなカラーでメリハリをつけたのがポイントです。

Day7ラフなエプロンワンピを、小物でお出かけ仕様に!

ウエストや腰回りをすっきりと隠して、ストレスフリーな着心地を満喫できるエプロンワンピ。リラックス感が高いので、通学やカジュアルなお出かけはもちろん、ルームウェアとしても活躍します。よそ行き仕様で取り入れるなら、中に着るのはTシャツではなく袖に特徴があるブラウスがおすすめ。足元もスニーカーではなく、はき心地のいいヒールを選んで、小物でカジュアル感を抑えます。アクセントにしたいユニークなバッグは、足元と合わせてぬくもりのあるピンクベージュを。仕上げに指先に存在感のあるリングをつけたら、大人っぽいエプロンワンピコーデのできあがり!

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