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観葉植物を贈るマナー
開店祝いなどの観葉植物・胡蝶蘭を贈るマナー

開店祝い、開業祝い、移転祝い、竣工祝いなどについて、それぞれの祝札の写真見本と観葉植物・胡蝶蘭を贈るタイミング、一般的なビジネスマナーについて、以下のように簡単にまとめております。
ご不明な点やご相談事項がありましたら、お電話などでお気軽にお問い合わせください。

開店祝い・開業祝い・会社設立祝い・開院祝いなどについて
筆書きの祝札、入札

開店祝い、開業祝いなどの観葉植物を贈るタイミングは開店、開業の当日、もしくは前日・前々日に贈るのが一般的です。ただし、開店の当日は忙しいかと思いますので、できれば前日までに贈ってあげるほうが親切かもしれません。
開店の当日は、商売繁盛を願って、会社やお店の入口付近に、色とりどりのお花や観葉植物がならび、取引先の開店祝いや開業祝いのお祝いを兼ねて訪問したりします。
開店祝い・開業祝いなどに贈る観葉植物ギフトとしては、ご予算に応じ、高級感のある手書きの祝札とセットになった、定番の幸福の木、ユッカ、ミリオンバンブー、白色の胡蝶蘭など当店ではおすすめしています。また、商売繁盛を祈願し、お客様が入りますようにと、縁起の良い「入札」を使って、お花を贈れば、開店祝いや開業祝いの「お祝い」らしくなり、よりいっそう喜ばれるのではないでしょうか。特に、当事者にとっては大切な、「開店当日の記念日」を、祝札の裏側に入れてあげると、後々まで喜ばれるかと思います。
祝札-には、「御祝」「祝」「祝開店」「祝開業」「祝開院」と書くのが一般的です。

就任祝い・栄転祝い・昇格祝い・昇進祝いなどについて
筆書きの祝札、入札

開店祝いなどとは少し違って観葉植物・胡蝶蘭を贈るタイミングは、 就任後、栄転後(就任、栄転の当日以降)の仏滅以外に贈るのが一般的です。
たとえば、普通の会社では社長交代の場合、普通、株主総会において、新社長就任の承認決議がされますので、仮に株主総会が午前中であれば、その日の午後が観葉植物・胡蝶蘭を贈るベストタイミングではないかと思います。また、上場企業などの大会社では就任の1~2ケ月前に新聞などのプレス発表があったりしますが、ほぼ間違いなく就任されることは確実なので、就任前に贈られるケースもあります。ただし、現社長も在任中のことですので、お祝いの花を贈る場所、タイミングは、一度その会社の総務、秘書関係の方に問い合わせたほうがいいかと思います。会社に送らずに自宅に贈るということも一案です。
おすすめの観葉植物・胡蝶蘭ギフトとして、社長様や支店長様へ、今後のご活躍の気持ちをこめて、3本立ち、5本立ちの豪華な観葉植物・胡蝶蘭をおすすめしています。
また、就任されたご本人様に観葉植物・胡蝶蘭を贈ることになりますので、ご年配の方なら、できれば、よりいっそう丁寧さの伝わる、手書きの祝札で贈ることををおすすめしています。また祝札の裏側に「社運隆盛、商売繁盛」などのメッセージをいれて観葉植物・胡蝶蘭を贈れば、よりいっそうの温かい気持ちが伝わり、喜ばれるのではないかと思います。
祝札には「御祝」「祝」「ご就任御祝」「ご栄転御祝」と書くのが一般的です。

移転祝い・引越し祝いなどについて
筆書きの祝札、入札

開店祝いなどとほぼ同じですが、観葉植物・胡蝶蘭を贈るタイミングは移転後の業務開始日、もしくはその前日までに贈るのが一般的です。但し、お届け日に、移転先で観葉植物・胡蝶蘭を受け取れるかどうか(受取人がいるかどうか)は確認しておく必要はあるかと思います。お花という「生物(なまもの)」を贈ることになりますので要注意です。
移転後は、新しい事務所やオフィスでのスタートとなり、業務開始の当日、もしくは翌日以降でもできるだけ早く、移転先の方に挨拶に行くのが一般的です。観葉植物・胡蝶蘭も数多く贈られてきているかと思いますが、お客様が入りますようにと、「入札」をつかった観葉植物・胡蝶蘭ギフトで、札の裏側に「商売繁盛、千客万来」などのメッセージが書かれてあれば、何かといい雰囲気で、ご担当者様とのお話がもスムーズにいくのではないでしょうか。
祝札には「御祝」「祝」「新事務所移転御祝」と書くのが一般的です。

誕生日、記念日祝いなどについて
筆書きの祝札、入札

誕生日や記念日のプレゼントとしてお花はギフトの定番でもあり、プレゼントのランキングでは、常に上位にあります。女性をはじめ、お花はみんなに喜んでもらえます。
お花を贈るタイミングは、誕生日、記念日の数日前から当日までに贈りましょう。贈る相手が忙しくて留守が多い場合は、在宅する日時を確認してから贈るのもひとつのマナーです。一年に一度の記念の日、誕生日に大切な方のために、祝福と感謝の気持ちを込めて、お花を贈りましょう。
また、記念日の代表的なもののひとつに、結婚記念日があります。通常は、旦那様から、奥様へプレゼントするものですが、25年目の銀婚式や、50年目の金婚式などの節目には、子供たちやお孫さんたちからプレゼントされると、大変喜ばれます。


結婚記念(年数式記念式)

  • 15年目・・・水晶婚式
  • 20年目・・・磁器婚式
  • 25年目・・・銀婚式
  • 30年目・・・真珠婚式
  • 35年目・・・さんご婚式
  • 40年目・・・ルビー婚式
  • 45年目・・・サファイア婚式
  • 50年目・・・金婚式
  • 55年目・・・エメラルド婚式
  • 60年目・・・ダイヤモンド婚式
竣工祝い・新築祝いなどについて
筆書きの祝札、入札

開店祝いなどとお花を贈るタイミングは同じですが、建物が竣工、新築、上棟したのちに贈ることになります。たいていの場合、式典や業務開始のご案内が届くかと思いますが、竣工式や上棟式があり、式典の日取りがきまっている場合は、その会場へ、式の前日まで、もしくは式典の当日の式が始まる前までにお届けします。当日の場合は会場の準備(レイアウト等)もありますので、なるべくなら前日までに贈られた方がいいかもしれません。
式典会場のホールには、たくさんの観葉植物やお花が並ぶことが多いので、なるべくなら、豪華な、大きめの観葉植物(アレカヤシ、オーガスタなど)や大輪系の胡蝶蘭をおすすめしています。
また式典の当日は、必ずといっていいほど、縁起のいい日であることが多く、建物の上棟時や、建物を建てた社長様にとっては大切な日であり、祝札の裏側に、「社運隆盛、千客万来、商売繁盛」などのメッセージをいれてあげれば、よりいっそうお祝いの気持ちが伝わるでしょう。さらに、お祝いの記念日を入れてあげることにより、贈った祝札が記念品にもなります。
また、ご自宅などの新築祝いの場合、親しい間柄であれば、希望の観葉植物を聞いてあげるのも良いでしょう。ポトス、パキラなどは育てやすく、人気があります。
祝札には「御祝」「祝」「ご竣工御祝」「ご新築御祝」と書くのが一般的です。

開店・創業の周年祝いなどについて
筆書きの祝札、入札

開店、開業、会社設立、創業などの周年祝いのお花を贈るタイミングは、その記念日の当日、もしくはその前日までに贈るのが一般的です。1周年、3周年、5周年、7周年と縁起のいい吉数(きっすう、割り切れない数のこと)で送るのがいいとされていますが、これとは別に、10周年、20周年…と吉数ではありませんが、節目節目の数字で贈ったりもしています。
そういう特別な日は、会社の大小に関係なく、創業者にとって必ず覚えている日であり、また大切な記念日でもありますので、お祝いの気持ちをこめて、より豪華な観葉植物や胡蝶蘭をおすすめしています。
また、記念品でもあり大切な贈り物となりますので、祝札の裏側に、お祝いの記念日と今後の繁栄を願った「社運隆盛、二升五合」などのメッセージを札の裏書に書いて、お花をお届けしてはいかがでしょうか。
祝札には「創業○周年御祝」「祝○周年」と書くのが一般的です。

還暦祝い・古希祝いなどの長寿祝いについて
筆書きの祝札、入札

還暦祝い、古希祝い、喜寿祝い、傘寿祝い、米寿祝い、白寿などの長寿のお祝い、長寿を祝う儀式のことを、算賀(さんが)ともいいます。長寿は本人の気持ちを重んじて祝うことが大切ですので、できれば事前にお花を贈る旨を伝えておくほうがいいかも知れません。
祝札の書き方は「長寿祝」「御祝」「祝還暦」「祝古希」などと書き、その横に小さく、「還暦おめでとうござい万寿」とうような肩書きを入れるように当店ではしております。祝札の裏側には、「健康長寿、家内安全」などのメッセージがおすすめです。
ご参考にまでに一般的な長寿のお祝いは下記のとおりです。(数え年で行うのが、ならわしとなっています)。

還暦(かんれき) 数え年60歳の御祝。
人生の節目、赤い頭巾に赤いチャンチャンコの祝い着を贈ったりもします。
古希(こき) 数え年70歳の御祝。
「人生七十古来稀」という言葉から生まれたことばです。
喜寿(きじゅ) 数え年77歳の御祝。
「喜」の字のくずし字が「七」「十」「七」とかくことからの由来です。
傘寿(さんじゅ) 数え年80歳の御祝。
「傘」の字のくずし字が「八」「十」になることからの由来です。
米寿(べいじゅ) 数え年88歳の御祝。
「米」の字のくずし字が「八」「十」「八」になることからの由来です。
卒寿(そつじゅ) 数え年90歳の御祝。
「卒」の字のくずし字が「九」「十」になることからの由来です。
白寿(はくじゅ) 数え年99歳の御祝。
「白」の字に「一」を加えると「百」になることからの由来です。「白」は「百」にあと一つの意味です。
上寿(じょうじゅ) 数え年100歳の御祝。