サビ塗装の塗料を使ってヴィンテージツールを作ろう企画

ガレージ系のインテリアで飾りつけるとき

古めかしい見た目の工具を一緒に飾りたいなんて思ったことありませんか?

古い工具ってアンティークでちらほらと見かけますが

手に取ると意外と値段がして高価なんです。

ボクらが欲しいのはツール自体の値打ちじゃなくて

要するに見た目でしょ!

だったら それを作っちゃおうよ!ってのが今回のお題です。

 

使ったスパナレンチはホームセンターで売ってる一番安いヤツ

6本とかのセットで580円みたいなヤツです。

ピカピカの新品工具が果たしてどれくらい古めかしく変身するのか?

キャンディタワーのDIYカレッジ はじまり はじまり

 

 

まずは下地作りから

工具にヤスリを掛けて傷だらけにします

使ったヤスリはサンドシートって名前のたわしみたいなヤスリです

これは別にこれでなくても紙ヤスリでもOK

粗目のヤスリでこすると早くキズが付きますよ

ちなみにこのヤスリは#80とかなり荒目です

 

 

さすがに金属でツルツルしてるので

ヤスリでこすってもキズが付いてるのか、いないのか・・・・

そんな感じですが

まあ こういうのは気持ちですから

 

 

塗装のノリと付着を良くするために

キャンディタワーのオリジナル万能プライマーを使って下地を作ります

薄く伸ばすように塗って 乾燥させます

30分くらいで乾きますので

もう一度、薄く塗って乾燥させれば完成!

プライマーは二度塗りすることでより下地がしっかり作れます

ちなみに二度塗りってのは乾燥させてから塗ることをここでは意味します

乾燥させないで2回塗っても意味がありません

 

 

私は待ち時間が面倒なのでヒーティングガンが乾かします

10秒くらいで完全に乾きます

こりゃ早い

私みたいに待てない人はヒーティングガンを使うと便利

ただプライマーは本当は自然乾燥させた方が理想です

風でプライマーが吹き飛んで塗れてないところがでたりするからです

液体自体が透明に違い色なので気がつかないんですよ

 

さて下地が完成したのでいよいよサビ塗装です

このままサビさせるのももちろんOKなんですが

工具があまりにもピカピカなので

まずは汚し塗装テクニックを使って

工具全体を古びた見た目にしちゃいます

 

 

サビ塗装の塗料のラスティブラウンをパレットに取ります

絵筆に水をたっぷりと付けて、パレットに取ったラスティブラウンを溶かします

全部を溶かさなくてもOK 塗料のほんの一部だけでいいです

シャバシャバな状態にしたら

それをスパナにこんな感じで塗ります

かなりシャバシャバなのがわかりますか?

茶色い水に近いくらい溶かしてます

 

 

これをヒーティングガンで乾燥させると

ジャジャーン

 

一瞬で古い見た目になりました

どうですかー すごいでしょ!

これを好きな濃さまで繰り返すだけでもヴィンテージ工具が作れちゃいます

 

 

いよいよサビ塗装です

ラスティブラウンの原液をスポンジに取って

パレットの空いてる部分に叩きつけて塗料を薄くします

何度も叩きつけて 薄く 薄くするのがポイントです

 

 

このスポンジでポンポンポンと叩いてサビに立体感を出していきます

スパナの先端に少ししてみました

わかりますか?

これを全体に適当に施すとリアルな見た目に変身するんです

 

 

さらにサビ塗装の塗料のブラックを同じく水でシャバシャバにして

それを付けて同じようにヒーティングガンで乾燥させると

もっと古い年代の工具になります

 

 

もはや新品の工具の面影はないでしょ!

 

 

この3本はすべてサビ塗装で再現したものです

一番上のは汚し塗装をしないでスポンジでサビ塗装だけをしたモノです。

真ん中のはブラウンの汚し塗装をしてからサビ塗装したもの

一番手前のはブラウンで汚し塗装をしてから、さらにブラックでも汚し塗装をしました

 

 

こんな感じで完成

これをディスプレイすれば

憧れのアンティークガレージシーンが作れちゃいます

これはスパナでしましたが

もちろん他の道具でもOK

使ってない道具って結構しまい込んであると思いますが

それらを引っぱり出してきて

ツールとしてではなく 今度はディスプレイとして蘇らせる

これがキャンディタワー流の遊びです

 

 

先ほどのブラックの汚し塗装を入れたツールをさらに加工してみます

ヤスリを手にして凹凸部分をこするんです

 

 

エッジや文字などを意識して

シャカシャカシャカ・・・・・

 

こんな風になりました

こういうのも見た目にカッコイイでしょ!

この状態にしてから もう少しだけサビさせるなんてのもアリ

 

 

これがさっきまでピッカピカに光ってたクロームメッキの工具だからね

しかもホームセンターで一番安い工具です。

これ1本100円しない感じかな

 

 

たとえばブリキバイクとか飾るときでも

こんなツールを無造作に周りに置いてやるだけで断然カッコヨクなります

 

 

もう1本作った時のを

もう一度おさらいでレクチャーします

 

サビ塗装の前に汚し塗装をします

この技を知ってると後々色んな物をヴィンテージ加工したい時に役立ちますよ!

シャバシャバに水で溶いたラスティブラウンをスパナ全体に塗ります

この画像を見るとわかると思いますが

かなり水っぽいでしょ!

これくらいシャバシャバの薄いのでOKです

うまく塗装するコツは薄くするのが秘訣

濃くしたい時は薄くを何度も重ねて濃くします

初心者の時は特にこの鉄則を覚えておいてください

 

 

こんな感じでOK

色を塗ったってよりは

泥水に使ったスパナってイメージかな

 

この状態からすぐにヒーティングガンで乾燥させます

 

するとこんな感じに変身

オイル汚れが付いたスパナって雰囲気になったでしょ

あとは好みの濃さを自分で調整すればOKです

もっと濃いのが良ければ同じ事を上から重ねるようにすればイイだけです

 

 

次はサビ塗装をしてサビに立体感を出します

スポンジにラスティブラウンの原液を付けて

それをダンボールの空いたスペースで塗料を落とします

最初から少量だけ付ければ?って考えは間違いです

しっかりと付けてからそれを一旦落として

薄くなった状態で始めます

同じちょっとしか付いてないでも

こっちは全体にまんべんなく塗料が薄く載ってるって感じなんです

 

 

思い思いの場所をサビさせて行きます

基本的にエッジ部分や角などが錆びますので

そこを中心にサビ塗装するとリアルな見た目になります

 

 

こんな感じになりました

サビに立体感が出て 汚し塗装だけの状態よりもよりリアルになったでしょ

 

次にサビ塗装の塗料のブラックをスポンジに取って

同じようにダンボールの空きスペースでならし、

塗料が少し付いてる状態にしてから

部分部分を少しだけ塗装して

サビ塗装をリアルにします

 

黒が少し入るだけでよりリアルな見た目になります

 

完成しました

ほんの10分ほど前までピカピカの新品の見た目でしたが

もう何十年も使い込んだかのようなヴィンテージ感が出ました

 

 

これはブラウンでのサビ塗装が終わったところ

 

 

そこにブラックの汚し塗装を入れます

今度はヒーティングガンを使わずに

ハケを使って汚すテクニックを披露します

シャバシャバに水で溶いたブラックを筆で載せます

 

 

その状態から何も付いてないハケで素早くこすります

何度も何度も細かくこすり続けます

 

 

するとエアブラシで入れたようなぼかし塗装ができちゃうんです

経年劣化のサビとオイル汚れを表現してみました

 

スポンジが入りにくい場所は絵筆を使って塗料を付けます

 

 

汚し塗装をさらに濃くしたい場所に水で溶いた塗料を載せて

ハケでこすります

 

 

こんな感じにしてハケですばやくこすればOK

 

 

最後にスポンジで塗料の原液を軽く載せていき

サビ塗装に立体感を出していきます

 

 

どれも同じ工具です

一番手前のがこんな状態になるんです

サビ塗装っておもしろいでしょ!

このキャンディタワーの解説書を見れば

誰でも簡単にできますよ! 

ホントに簡単にできますから!

 

これは汚し塗装をせずに サビ塗装だけで表現したタイプ

 

こちらは汚し塗装とサビ塗装を組み合わせて仕上げたタイプ

 

 

これが新品の状態

全部同じものなんて言われなければまず気がつきません

 

 

これくらい色んな表現ができちゃうんです

しかも私がうまいからじゃありません

この方法を知ってれば誰でもできちゃうからね!

 

おもしろそうでしょー

やってみたいでしょー

この楽しさを知らないで死んだら 人生メチャクチャ損してます

もうそれくらい言い切っちゃいます

ほんとねー おもしろいですから

 

頭での想像はもう十分できてるはず

あとは行動あるのみです

これ以上考えないでやってみて下さい

キャンディタワーのDIY講座がきっかけで

楽しい人生が切り開かれますから

 

人生はアッという間さ! さあペンキ塗りやろうぜ!(〃 ̄▽ ̄〃)ニャハ

 

キャンディタワーのDIYカレッジ また来週ー

 


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