
「プライマーは塗った方がいいですか?」
はい、プライマーを塗ることで下地ができますので塗料の付きが良くなり、より剥がれにくくなります。プライマーを塗る前にはヤスリ掛けをしてプライマー自体の付きを良くすることをオススメします。プライマーは二度塗りすることでよりしっかりとした下地を作ることができます。
「車やバイクは塗れますか?」
はい、金属またはプラスチックですのでミリタリーペイントもサビ塗装の塗料もいずれも塗料の性能的には問題なく塗れますし、実際に塗ってらっしゃる方も過去に何人も見てきました。バイクや車の場合は塗装面にかなりクリアコーティングがされてますので、もともと汚れが付きにくいようになっています。それはペンキや塗料であっても例外でないので、そのまま上からの塗装では剥がれやすいので、下地処理をしっかりと作ることが重要になります。ヤスリを掛けて、プライマーを塗って下地を作ります。このヤスリ掛けが車やバイクのボディの場合は結構大変だったりします。
「塗装した上からクリアを振っても大丈夫ですか?」
はい、大丈夫です。ただミリタリーペイントもサビ塗装もつや消し系の塗料ですのでクリアでコーティングすると見た目の質感が変わりますので、もし噴くならつや消しクリアをオススメします。屋内での使用や特にぶつけたり、こすれたりしないのであれば、そのままが一番カッコイイです。剥げればその上からまた塗装すればイイだけで、それができるのがムラがカッコイイ、サビ塗装ならではの良さでもあります。
「塗料は何性ですか?」
サビ塗装の塗料もミリタリーペイントもどちらも水性塗料です。ですので筆やハケは水道水で洗い流せますので取り扱いが非常に楽です。
「水が掛かると落ちますか?」
いいえ、水性塗料であっても一度硬化すると水が掛かっても落ちません。耐性は油性と全く変わらないです。
「調色はできますか?」
はい、サビ塗装の塗料もミリタリーペイントも同じシリーズ同士なら性能は全く落ちることなく他の色同士を混ぜることも可能です。市販の水性塗料とも混ぜることはできなくないですが、たとえばツヤが消えなかったり、粘着が弱まって剥がれやすくなったり、屋外で使用する場合は色あせが起きたりする可能性がございます。屋内で仕様されるならDIYなので思い切って試されるのも一つの方法です。うちの塗料はどちらもハイグレードな塗料で作られてますので、市販の物を混ぜるとしてもできるだけハイグレードな塗料を混ぜることをオススメします。
「○○のようなサビを再現したいのですが・・・・」
よく全くの初心者で、高価なモノ(たとえばバイクのタンクなど)でいきなり一発本番でサビ塗装される方がいますが、それは絶対にNGです。三輪車にも乗ったことない子供がいきなりオートバイにまたがるようなものです。自分の思い描くサビが再現できるように、100均の素材などを利用して何度も試して練習しながら、「これだ!」と思えるサンプルをまず完成させて下さい。そのサンプルが自分のパターン(腕前)となり、簡単にサビが再現できるようになります。サビ塗装はこれが正解というのがありませんので、自分の好みのサビ表現を見つけれるまで何度も挑戦して楽しんでください。
「1瓶でどれくらいの面積を塗れますか?」
これは塗装の重ね方や濃さなどでかなり変化するために一概には言えませんが、ひとつの目安として、ミリタリーペイント(アーミータンクグリーン/戦艦ブルー)が1缶で10平米(高さ2mの壁なら横に5m塗れる計算)、万能プライマーが5平米、サビ塗装の塗料100ml入りがベタ塗りしたとしてヘルメットを2~3個分くらいです。実際にはサビはワンポイントで塗るため、かなりの回数を使えます。
キャンディタワー 藤原兄弟
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