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岡山の魅力をたっぷり込めて。セルビッチデニム×帆布 トートバッグ。

岡山の魅力をたっぷり込めて。セルビッチデニム×帆布 トートバッグ。

当店FavoriteStyleのある岡山は、
児島のデニムや倉敷の帆布で有名な場所です。
そんな岡山の魅力をたっぷり伝えたく、
生地の生産から縫製まで
全て「メイドイン岡山」ということにこだわり、
大人コーデに合う上品なトートバッグを
オリジナルデザインで作りました。

ここでは、商品ページでお伝えしきれなかった
セルビッチデニムと帆布の魅力をご紹介します。

■デニムの聖地・井原市■

デニムと言えば、ジーンズ発祥の地・倉敷市児島を
思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
実は、他にもデニムの名産地として有名なのが
「デニムの聖地」と呼ばれる岡山県井原市です。

美しい山と川に恵まれた井原市の
豊富な天然の軟水を使用して染色・加工を行うことで、
人々を魅了する色合いのジーンズ作りが可能に。

今回のトートバッグに使用したデニム生地は、
井原市のデニム生産工場、
KUROKI株式会社さんが制作されました。
デニム素材の一貫生産(染色、織布、整理加工)を行っている
日本では数少ないメーカーの1つです。
ここで、デニムの中でも特に愛好家から親しまれている
セルビッチデニム生地を作っていただきました。

■セルビッチデニムって?■

シャトル織機で織り上げられ、
生地の端にほつれ止めの赤いライン(赤耳)があるのが
セルビッチデニムの大きな特徴です。

量産性の高い織機で織られた通常のデニムと比べると
セルビッチデニムは1.5~2倍ほどの値段がします。
その理由は「時間と手間」がかかるから。

シャトル織機によるセルビッチデニムの織られる速度は、
通常のデニムに比べると5分の1ほど。
また、シャトル織機は職人さんの手作業が必要不可欠で、
厚手の生地を綺麗に織り上げるには
職人さんの高い技術も必要です。

そんな「時間と手間」をかけることで、
現代の高性能な織機では表現できない
独特の味わいが生まれるセルビッチデニム。
使い込むほどに絶妙な色落ちが伴い、
味わい深くなっていく過程が楽しめます。

■希少な赤耳を贅沢に使用■

今回作っていただいた
セルビッチデニムの生地がこちら。

この幅広の生地の中で、赤耳があるのは端っこだけ。
とっても希少な部分なのです。

今回オリジナルトートを作るにあたって、
セルビッチの赤耳をデザインとして取り入れたい!
というスタッフの意見から、
どこに入れるのが良いかと意見を出し合った結果…。

“手にしたときにいつも見える”から愛着が増し、
いつもの暮らしにちょっと特別な気分をプラスしたい。
そんな想いを込め、持ち手に採用することに。

爽やかな帆布の生成り色の中に
デニムカラーとアクセントの赤耳が映えて、
程よく上品さが加わった仕上がりとなりました。

■メインの生地は倉敷の8号帆布■

全国の帆布生産シェア70%という岡山県倉敷市。
メインの生地には倉敷産の帆布を使用しています。

帆布とは10番単糸を撚り合わせ
平織りにした生地のことです。
撚り合わせる本数により号数が変わり、
号数が小さくなるほど厚みが増します。

今回はバッグによく使われている8号帆布を使用。
程よく強度を持ちながら、
重くなりすぎないように考慮しました。

初めは少し硬い印象ですが
使っていくうちにやわらかくなり、
色合いも馴染んでいきます。

■熟練の職人さんによって縫製■

ここまでご紹介してきた
こだわりの生地たちを使い、
同じく岡山県内の工場で
職人さんが一つ一つ手作業で丁寧に縫製。

正真正銘、メイドイン岡山の
オリジナルトートバッグの完成です。

使い込むほどに風合いが増していく
セルビッチデニム×帆布。
自分だけの味わいのあるバッグに
大切に育ててくださいね。

♦セルビッチデニム×帆布 トートバッグ ご購入はこちら

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