町田酒造は、戦前から黒糖焼酎を製造していた石原酒造から製造免許を譲り受け、平成3年に社名を改め創業しました。知恵と技を継承しながらも、黒糖焼酎業界初の減圧蒸留を導入し、新しい技術革新に取り組んでいます。長年の職人たちの感性を若い世代に伝え、新しい世界に挑戦し続けていきます。

北川本家は、明暦三年（1657年）京都・伏見に創業いたしました。360年以上にわたり伝えられた伝承の技と原料にこだわり、京都・伏見の豊かな水に恵まれた環境のなかで京都の食文化とともに歩んでまいりました。人々に喜んでいただける価値あるお酒を造り続け、取り組んでまいります。

「会津のよさは酒の良さ」を謳い、自然の恵み多き会津の米と清らかな水でお酒を造って約300年。「飲むほどに」、「酔うほどに」のどかな気分に誘われる酒を、お客様のため、地域のため、花春酒造は頑固に真面目に造り続けてまいります。

「人気酒造」は、長年酒造りに携わってきたプロが集まってつくった新しい蔵です。日本酒は、吟醸酒のみにこだわり、普通酒は造りません。吟醸しか造らないから、吟醸酒では負けません。歴史やしがらみに縛られず、本当に造りたい酒を造る「人気酒造」にご期待下さい。

小澤酒造場は大正15年の創業以来、八王子の別名である「桑都・桑乃都」を酒銘とし、品質一筋に日本酒の本道を歩いてきました。日本の食文化とともに育まれてきた清酒の伝統を守りながら、現在の嗜好に合う味づくりに努力を続けております。

大洋酒造の歴史は、地元村上の古い14の酒蔵が合併した時から始まります。会社設立は、昭和の時代ですが、母体となった各酒蔵の歴史は大変古く、井原西鶴の「好色一代女」創刊よりも前の寛永12年(1635年)創業の蔵もあり、営々と酒造りを続けてきた歴史と伝統を誇りとしています。

100年の時を経て蘇った23区唯一の酒蔵「東京港醸造」。前身である若松屋が関わった歴史を基に「江戸開城」を冠した日本酒造りに取り組んでいます。都心の小さなビルを利用した酒蔵では徹底した温度管理の元四季醸造により都心ならではの洗練された日本酒を醸造しています。

元禄１５年（西暦1702年）江戸と甲州を結ぶ街道筋・武州三田領澤井村に創業。以来３００年にわたり澤乃井は東京・奥多摩の地酒として親しまれてきました。澤乃井の生まれた沢井は清涼で豊かな水が流れることからそう呼ばれた名水郷です。

創業文久3年（1863年）の福生市に蔵をかまえる石川酒造。【食事に寄り添う酒造り】という醸造精神で醸し、若き杜氏が伝統を守りつつ最新技術を取り込んだ酒造りが特徴。仕込みに使われる水は地下150mから汲み上げる天然水を使用しており日本酒だけではなくクラフトビールも醸造している。

豊島屋本店は東京の最古の酒舗で、慶長元年（1596年）に創業者豊島屋十右衛門が、神田鎌倉河岸で酒屋兼居酒屋を始めたのが起源です。代表銘柄は「金婚」。醸造業を始めたころ、明治天皇御夫妻が銀婚式をお迎えになり、その末永いお幸せを願って、「金婚式」から酒銘を付けました。

清酒「千代鶴」「高尾山」醸造元の中村酒造は、自然豊かなあきる野市の清流秋川流域に位置し、1804年の創業で酒造り200年余となります。厳選した米を使用し、清冽な水を地下170ｍより汲み上げ、関東でも特に名水に恵まれたこの地に根ざした銘酒の醸造に励んでいます。

創業文政５年（１８２２年）東京都福生市は玉川上水のほとりでお酒を造っております。酒名は「嘉泉」敷地内に酒造りに最適な水を得た喜びに由来いたします。家訓は「丁寧に造って丁寧に売る。」時代をとらえた進取の精神と気風を織り交ぜた、田村酒造場らしい酒を醸します。

紅乙女の里は、福岡県久留米市。蒸留所の背後にある耳納連山の湧き水は清く、美酒造りに大変適しています。昭和50年代、創業者・林田春野は「誰もが憧れる洋酒に負けない、香り高い酒を造る」ことを目指し、ごま焼酎にたどり着きました。ごまを使った蒸留酒は世界初と言われています。

菊水の創業は1881年。蔵元のルーツはほとんどが地元の名士だった庄屋にたどり着きますが、菊水の高澤家は、分家。権利をもらって商売を始めました。おいしいお酒を少しでも多くの人に。少しでも多くの場面で呑んでいただきたい。それが、菊水の願いであり、酒づくりの第一歩です。

小玉醸造株式会社の創業は明治12年（1879）、創業者の小玉久米之助が醤油・味噌の醸造を手がけたことに始まります。大正2年からは酒造業にも着手。地域で最も親しまれている名峰に由来する「太平山」ブランドの酒を世に送り出しました。

小正醸造では、原料・麹・水にこだわり焼酎をつくっています。契約農家と一体となって作るさつま芋。杜氏が毎日自分の目で、手触りで、状態を確かめた麹。自然のミネラル成分をバランスよく含んだ湧き水。これらを軸に研究を重ね、情熱を持って137年間ひたすら続けています。

北海道のほぼ中央に位置する自然豊かな旭川。米・水・気温の三大要素に恵まれ、昔から「北の灘」と称されるほど、品質の良い酒造りを行ってきました。その伝統を受け継ぐ合同酒精は、地元産にこだわった地酒造りを行っています。

宝酒造の酒造りの歴史は、江戸時代後期の1842（天保13）年に始まりました。」の語源は「田から」にあります。品質にこだわり、大切な自然の恵みに感謝し、丁寧に商品として仕上げる。自然との調和を大切に、生き生きとした社会づくりに貢献します。

小西酒造は、「味づくり 幸せづくり ひとすじに」という考えのもと、1550年の創業時から「清酒発祥の地」といわれている伊丹で皆様に育てていただいている企業です。創業以来、伊丹で豊かな自然の恵みである米と水を使用して、永年にわたり酒造りを営んでおります。

白鶴酒造は、日本の中でも随一の酒どころとして知られる神戸・灘の地にあります。「260年を超えて守られ、培われてきた伝統と心」を、杜氏と一体となり、次世代に継承していくことが我々の使命です。

老舗のひしめく伏見で黄桜が設立したのは、今から60数年前。酒造りは伝統ある文化ですが、技術がどんなに進歩しても、伝統や文化をメーカーだけで守ることはできません。黄桜は日本酒をもっと身近に感じられる場を提供し、清酒文化への理解を深めていただきたいと考えています。

白鹿は1662年（寛文二年）、初代辰屋（辰馬家の当時の屋号）吉左衛門が西宮の邸内に井戸を掘ったところ、その水が清冽甘美であったため、これを用いて酒造りの事業を始めたと伝えられています。「酒は造るものではなく育てるもの」、それが白鹿の信念です。

三宅本店は安政3年、1856年創業。初代三宅清兵衛の「女性の内助の功を称えたい」という思いから、母（フク）と妻（千登）の一文字ずつを用いて「千福」を命名しました。千福でつながっている全てのお客さまを想いながら酒造りをしています。