2024.03.28

Joshin 試用レポート

今度はタテ型の難解コース!昭和レトロゲーム「アスレチックランドゲーム」がレベルアップ!

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タカラトミー アスレチックランドゲーム レベルアップ

昭和に流行したアナログゲーム「アスレチックランドゲーム」シリーズに、第3弾が登場!
『アスレチックランドゲーム レベルアップ』には、これまでとは異なるタテ型のアスレチックコースが待ち構えている。
平成生まれのスタッフたちも夢中で遊んできたこのシリーズ、今度こそスムーズにゴールできるのか・・・!? ライター:もあ

・第2弾 アスレチックランドゲーム シーアドベンチャー の記事

昭和レトロゲーム シリーズ第3弾
「アスレチックランドゲーム レベルアップ」

  • パッケージ
    パッケージ
  • セット一覧
    セット一覧
セット内容 本体、ボール×2、ユーザーラベルシート、ジョイントパーツ、シーソー、トレイ、迷路(ピンク/イエロー)、カップ、アーム、ゴールゴング
サイズ(約) 幅300 × 高さ300 × 奥行115mm ※パーツ取り付け時
対象年齢 5歳〜

昭和生まれのスタッフが「子供の頃に遊んだ!懐かしい!」という「アスレチックランドゲーム」。
ボタンやレバーをタイミングよく操作してボールをゴールまで運ぶ、シンプルなアナログゲームだ。
筆者は初代と第2弾「シーアドベンチャー」に挑戦したが、第一関門から全く進めなかったり、ボタンを押す力加減が分からなかったりと、かなり苦戦した記憶がある。

第3弾となる今作『アスレチックランドゲーム レベルアップ』は、これまでとは違いタテ型のコースをクリアしていくようだ。
早速、付属のパーツを取り付けて、どんなアスレチックがあるのか見てみよう。

  • 付属のシールを貼る
    付属のシールを貼る
  • 迷路などのパーツを取り付け
    迷路などのパーツを取り付け
  • 完成!
    完成!

パッケージを確認しながら本体にシールを貼り、迷路やゴールゴングなどのパーツを取り付ける。
完成した形は、心なしかこれまでのシリーズよりパーツが多くボリューミーに見えなくもない。
ヨコ型の他シリーズは、失敗すると前後左右にボールが飛び放題だったが、タテ型だと"落ちる"くらいで済むのではないだろうか?

10のアスレチックをクリアしよう

  • スパイラルクライミング
    @ スパイラルクライミングピンクのダイヤルをくるくる回して登ろう!
  • ドキドキブリッジ
    A ドキドキブリッジ黄色のレバーを左右にゆっくり動かして前進!
  • ミステリアスステップ
    B ミステリアスステップ青のボタンを勢いよく押して上昇!タイミングが大事!
  • シーソープッシュ
    C シーソープッシュゆらゆら揺れるボールが大きい穴に落ちるようにプッシュ!
  • ゴーゴースイング
    D ゴーゴースイングクレーンのカップに乗せて斜め上へ大移動!
  • ツインメイズ
    E ツインメイズレバーを左右に動かして2つの迷路を攻略しよう!
  • ガタガタトレイル
    F ガタガタトレイルボタンを押してデコボコ道を飛び越えていこう!
  • スペースエレベーター
    G スペースエレベーターダイヤルを回してスカイスロープを登ろう!
  • トップステップジャンプ
    H トップステップジャンプボタンを押して階段を登ろう。最後は黄色の円盤に到着するよ!
  • スカイスロープ
    I スカイスロープラストスパート!スロープを傾けてゴールに飛び込もう!

今作のアスレチックは10種類。
数は過去最高(初代と第2弾は各8種類)で、やりこみ要素は十分だ。
しかしよく見ると、@スパイラルクライミング・Dゴーゴースイング・Gスペースエレベーターはボールを運ぶだけなので失敗しないはずだ。
全てが難関コースで難易度が急激にアップ!というわけではなさそうで安心した。

他シリーズの経験から、おそらく筆者は Bミステリアスステップ がニガテだと思う。
ボールが全然登らず、ヤケになってボタンをガシャガシャ連打する姿がもう見える。

スタッフが挑戦!

  • レバーの調整がむずかしい・・・!
    レバーの調整がむずかしい・・・!
  • 黄色の円に乗せたらゴールは目の前!
    黄色の円に乗せたらゴールは目の前!
  • ベルが鳴ってゴール!
    ベルが鳴ってゴール!

実際にアスレチックに挑み、特に印象に残ったものを抜粋して紹介しよう。

まず、Aドキドキブリッジ。これが最初の難関だ。
黄色のレバーをゆっくりと左へ動かし、ボールが転がる寸前でサッと右に戻すを繰り返して前進するのだが、タイミングが合わないとすぐにボールが落下する。
レバーの微調整をどれだけゆっくり行えるかにかかっており、せっかちな方は苦戦するだろう。

ニガテだと思った Bミステリアスステップ は勢いよくボタンを押すとポンポンッと登っていった。
タイミングと力加減はコツがあるが、ゆっくり進むよりは全然カンタンだと感じる。
集中力もあまり必要ない。

Eツインメイズ はアスレチックランドゲームお馴染みの、道を傾けてボールを運ぶコース。
個人的にこれが1番アナログゲームらしくて好みだったりする。

最後は Iスカイスロープ を通ってピンクのカップへボールを運び、ベルの音が鳴るとゴール!
個人的には、ボールが落ちるコースが意外と少なく、難易度はシリーズで1番優しく感じた。
アナログゲームがニガテな方も、少し特訓すれば「ボールを落とさずゴール」はできると思う。

アスレチックランドゲームは「ゴールを目指す・ボールを落とさずゴールする・タイムを競う」の3つのあそび方があるが、タイムアタックに挑戦するのが1番面白そうだ。

ここに注意!

  • 意外な落とし穴!ここで失敗したら悔しい
    意外な落とし穴!ここで失敗したら悔しい
  • 次のアスレチックに進む前に、各パーツの位置が正しいかチェックしよう。
    Aドキドキブリッジ で道が開いていたり、エレベーターが降りきっていなかったり、最後の黄色の円盤が浮いていると、ボールは落ちてしまう。

    順調に進んでいるときにこのミスはすごく悔しい。

タイムを競ってみた

  • くれあ「ピンクの迷路から抜けられない・・・」
    くれあ「ピンクの迷路から抜けられない(泣)」
  • もあ「Dゴーゴースイングは失敗しないはずでは・・・?」
    もあ「Dゴーゴースイングは失敗しないはずでは・・・?」

同じく過去シリーズに苦戦してきたスタッフ「くれあ」を誘い、何分でゴールできるか競ってみた。
先に軽く練習したが、Aドキドキブリッジ を1度もボールを落とさず渡るのは難しく、このままでは最初のダイヤルを永遠に回すことになるだろう・・・。
筆者特権で、独自ルール「ボールを落としてもその場所からリトライしてOK」を設ける。

先攻はくれあ。Aドキドキブリッジ で1度ボールを落とすも、その後はスムーズにクリアしていく。Bミステリアスステップ がプロ級に上手い。
順調に見えたが Eツインメイズ のピンクからなかなか抜け出せずタイムロス!黄色はできたのになぜ・・・?
その後もボールを落とすことなく無事ゴール!タイムは2分30秒

お次は筆者(もあ)。Aドキドキブリッジ の真ん中辺りで必ずボールが落ち、一向に前に進まない。
何とか抜け出したが、Bミステリアスステップ もプロ級スピードのくれあには敵わず、速くも勝利は厳しい状態。
そしてまさかの Dゴーゴースイング でカップが反対を向き、ボールが落下。なんで!!???
ハプニングがありつつも無事ゴール!タイムは2分47秒

今回のタイムアタックは くれあ の勝利!
筆者も惜しいところまで追い上げた・・・が、ボールを落とした回数がくれあが1回、筆者は5回以上(もう数えていない)だったので、ボールが落ちたら最初からのルールなら倍近く差がついただろう。
しかし「失敗しない」と想定していた Dゴーゴースイング でボールが落下したのは驚いた。
あれから何度かリトライしたが、たまに裏切るように反対を向くようだ。原因はわからない。

他のシリーズと繋げてさらに難易度アップ!

  • 付属のコネクター
    付属のコネクター
  • ゴールゴングに取り付ける
    ゴールゴングに取り付ける
  • 「シーアドベンチャー」と繋がった!
    「シーアドベンチャー」と繋がった!
  • 「運ゲー」アスレチックもある
    「運ゲー」アスレチックもある

付属のコネクターで、ゴールと過去シリーズのスタートラインを繋げることができる。
他のシリーズに付属のコネクターも使えば3作すべて繋げることができ、その際には最大26種類のアスレチックが待っている。

個人的には過去シリーズの方が難易度が高いと思ったので、今作をカンタンに感じた方はぜひ他のシリーズにも挑戦してほしい。
(筆者の感覚では、難しい 初代>シーアドベンチャー>レベルアップ やさしい)
それにしても、完全に運まかせなアスレチックが終盤にある鬼畜仕様は何度見ても笑う。(シーアドベンチャー 第6関門「パラソルスライダー」)

動画で見る

【動画】タカラトミー アスレチックランドゲーム レベルアップ

まとめ

今回も大盛り上がりだった「アスレチックランドゲーム」。
今作はタテ型になったためかボールが落下する場面が少なく、難易度はシリーズで1番優しく感じたが、どうやってクリアしようか試行錯誤するのは変わらず、ゴールしたときの達成感ももちろん健在!

ボタンを押すタイミングなどコツはいろいろあるが、1番は諦めず何度も挑戦することだ。
大人は懐かしく、アナログゲームに馴染みのない子供も夢中であそべるので、ぜひみんなで挑戦してほしい。
2024.03.28 (もあ)

スタッフが使ってみました

アスレチックランドゲーム シリーズ

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