2022.12.20

Joshin 試用レポート

抜群の装着感とクリアなサウンド!多機能イヤホンJabra『Elite 7 Pro』をレビュー!

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Jabra ノイズキャンセリング機能搭載 Bluetoothイヤホン Jabra Elite 7 Pro

通勤・通学やスポーツ時、仕事のWeb会議などあらゆるシーンでイヤホンが手放せない!と、「多機能イヤホン」の人気が伸び続けています。
今回はその中でも、高い通話品質と抜群の安定性、クリアで聴きやすい高音質が魅力のJabra『Elite 7 Pro』をレビュー!
マルチポイントやワイヤレス充電など、便利な機能もしっかりチェックしていきましょう!ライター:もあ

プライベートと仕事の両方で活躍する Jabra「Elite 7 Pro」

  • Jabra「Elite 7 Pro」
    Jabra「Elite 7 Pro」
  • セット内容一覧
    セット内容一覧
セット内容 本体、充電ケース、イヤージェル(3サイズ)、充電ケーブル(USB-A to USB-C)、 ユーザー文書

Jabraは、1869年に北欧デンマークで設立された、補聴器を始め「音」と「耳」に関するあらゆる製品を日々研究するGNグループが手がけるオーディオ機器ブランド。
聴覚計測機器企業ならではの技術を活かし、高いマイク性能と安定した接続性、あらゆる人の耳にフィットする装着感など、音質だけでなく機能面もハイクオリティなイヤホンを多数展開しています。

『Elite 7 Pro』は、4つの高性能マイクによる高品質な通話性能と、専用アプリ「Jabra Sound+」で細かく調整できるハイブリッドアクティブノイズキャンセリング(以下:ANC)を搭載。
IP57の高い防水・防塵仕様にロングバッテリー、2台の端末と同時接続できる「マルチポイント」にも対応など充実の機能で、プライベートと仕事でオールマイティーに活躍するイヤホンです。

サウンド面は、6mmカスタムスピーカーの性能と内部構成を従来モデルから徹底的に改良し、歪みの少ない迫力の音を実現しました。
専用アプリでは、個人の耳に合わせて音を最適化する「My Sound」機能や、好みの音を作るイコライザーもあり、音にこだわる方も満足できそうです。

外観と付属品

  • 「Elite 7 Pro」本体
    「Elite 7 Pro」本体
  • 小型で抜群の装着感
    小型で抜群の装着感
  • サイズによって厚みの異なるイヤージェル
    サイズによって厚みの異なるイヤージェル
  • 小さい耳にもスッポリ入りそうな形状
    小さい耳にもスッポリ入りそうな形状
サイズ(約) 幅19.1 × 高さ16.0 × 奥行17.6mm
質量(約) 5.4g(片方)
対応コーデック AAC、SBC
防塵・防水性能 IP57
※若干の粉塵の浸入があっても正常な運転を阻害せず、一時的に水中に沈めた場合でも機器が影響を受けない

カラーバリエーションはチタニウムブラックとゴールドベージュで、どちらもマット素材の落ち着いたデザイン。
小型かつ耳にスッポリと収まる形状なので、ファッションに干渉せずナチュラルに装着できます。
背面の凹凸が少なくスッキリとしていて、耳穴に入れたときに圧迫感があまりなさそうです。

Elite 7 Proで見逃せないポイントの1つが、防塵・防水性能。
近年発売のイヤホンの多くに防水性能が搭載していますが、Elite 7 Proはお風呂の湯船にうっかり落としても故障しないレベルと、耐久性が非常に優れています。
雨の日やアウトドアシーン、水回りの家事をしている時など、環境問わず使えるのはうれしいですね。

本体で約8時間、ケース込みで最大約30時間再生可能

  • 厚みがあまりない充電ケース
    厚みがあまりない充電ケース
  • 強力なマグネットで固定されている
    強力なマグネットで固定されている
  • 充電端子は正面にあります
    充電端子は正面にあります
  • ワイヤレス充電対応
    ワイヤレス充電対応
充電ケース質量(約) 44g
充電時間(約) 150分
連続再生時間(約) 8時間(イヤホンのみ)、30時間(充電ケース込み)
クイック充電(約) 5分の充電で最長1時間使用可能
ワイヤレス充電 Qi規格のワイヤレス充電器に対応

充電ケースは平べったく厚みがあまりないので、タイトなパンツのポケットにも入れやすいです。
本体の連続再生時間は約8時間、ケースを合わせると約30時間とタフネスで、クイック充電とワイヤレス充電にも対応しています。
約1時間使用するための充電が約5分なのも他のイヤホン比べるととても速く、バッテリー面は完璧と言ってもいいのでないでしょうか。

ノイズキャンセリングと外音取り込み機能

  • 左右2基ずつ搭載の高性能マイク
    左右2基ずつ搭載の高性能マイク
  • 圧迫感が少なく音楽に集中できる
    圧迫感が少なく音楽に集中できる
  • 専用アプリで調整が可能
    専用アプリで調整が可能

人の多い街中や生活環境音の多いオフィスでANC機能をつかってみたところ、ざわつきはしっかり抑えられ、工事などの大きな音は遠くでぼんやりと聞こえます。
以前レポートした「Jabra Elite5」の強力なハイブリッドANC機能に比べると、少しマイルドですが、イヤホンの密閉感が高いので音楽にしっかり集中できます。
音楽を鳴らしていないときの「サーッ」というホワイトノイズをほとんど感じず、ANC特有の音がこもるような圧迫感が少ないので、ANCにあまり慣れていない方でも違和感なく快適に使えそうです。

周囲の音を取り込む「HearThrough機能(外音取り込み機能)」は人の声にフォーカスがあたる印象で、とてもスムーズに会話ができました。
ただ遠くにいる人の声も鮮明に聞こえたので、人の多い場所では聞こえすぎると思うこともあるかもしれません。

ANC機能と外音取り込み機能のレベルは、専用アプリから5段階で選択可能。
アプリには個人の耳に合わせてANCを最適な状態にする「パーソナライズ機能」や、左右の聞こえ方を細かく調整もできる機能もあり、好みの聞こえやすさを追求するのも面白いです。

  • 高性能音声認識センサーで自然な通話が可能
    高性能音声認識センサーで自然な通話が可能
  • 4つのマイクの他に左右イヤホンに1つずつ、通話をより快適にする高性能音声認識 (VPU) センサーも搭載しています。
    これにより通話の障害となる風切り音やノイズが自動的に除去され、どこにいても目の前で話しているような自然な通話ができます。

    Elite 7 Proは耳穴をしっかり密閉するタイプのイヤホンなので、通話中は自分の声が聞こえにくくなるのですが、アプリの「測音」設定から自分の声の聞こえ方を調整できます。
    これでカナル型イヤホンで通話しているときにありがちな「今自分は何を言っているのか自信がなくなってくる」という現象も防げますよ。

音楽を聴いてみた

装着イメージと本体操作方法

  • 装着イメージ
    装着イメージ
  • 本体は物理ボタンで操作
    本体は物理ボタンで操作

装着イメージ

装着してみるとノズルがスッと耳奥まで届き、耳穴を隙間なく密閉します。
ノズルが長すぎないので耳奥に刺さっているという感覚もなく、耳穴付近のくぼみに小さな本体がしっかりフィットして着け心地は最高!
Elite 7 Proは62,000以上の耳の形状を検証した上で設計されたイヤホンとのことで、小型イヤホンは落としそうで怖いという方の耳にもピッタリ収まるのではと思います。

本体操作方法

音楽の再生/一時停止 右側を1回押す
曲送り/曲戻し 右側を2回押す/3回押す
ボリューム(+/-) 右側を長押し/左側を長押し
アンビエンスコントロール 左側を1回押す
(ANCオン→ヒアスルー)
音声アシスタント機能 左側を2回押す

※ 上記の操作方法はデフォルトの場合です。専用アプリでカスタマイズが可能です。

本体中央のフェイスプレートは物理ボタンになっていて、音楽の再生やボリュームコントロールなど基本の操作が行えます。
タッチセンサーで操作するイヤホンが増えている中で物理ボタンは珍しく思いますが、誤作動がほとんどなく「カチッ」と的確に操作できるのはとても使いやすいです。
ただノズルが耳穴の奥に入り込みやすい形状のため、ボタンの押し方によっては耳奥にどんどん押し込まれていく感覚があります。
親指で耳の裏を支えて挟みこむようにボタンを押せば、イヤホンも位置もズレずスムーズでしたよ。

複数の端末と同時接続可能な「マルチポイント機能」

  • スマホとペアリング
    スマホとペアリング
  • 2台の端末と同時接続できる
    2台の端末と同時接続できる

本体を開くと電源が入ってペアリングモードになるので、スマホのBluetooth画面で「Jabra Elite 7 Pro」を選択したら接続完了。

Elite 7 Proは2台の端末と同時接続できる機能「マルチポイント」に対応しています。
これによって一般的なイヤホンで複数端末を使う場合に必要な、手動でペアリングを解除し新しく接続するという手間がなくなり、音楽も通話もストレスフリー!
プライベートと仕事用で所持している2台のスマホのどちらにかかってきた着信もスムーズに応答できるなど、イヤホンをオールマイティに使いたい方ほど重宝する機能です。

【音質レビュー】原曲の再現度が高い、ジャンル問わず楽しめる高音質

  • 中音域がとてもクリアで聴きやすい
    中音域がとてもクリアで聴きやすい
  • サウンドを自分専用に最適化
    サウンドを自分専用に最適化
  • アプリでイコライザー設定ができます
    アプリでイコライザー設定ができます

iPhoneと接続し、AACコーデックで配信サービスの音楽を聴いていきます。
音質は、曲によってはボーカルを中心に中音域のラインが濃く感じますが、全体的に味付けの少ないクリアでフラットな音という印象です。
あまり音の高低差がないので目立ちにくいですが、こもりのない抜け感を感じる高音や、ズンと響く重みのある低音が良く出ていて、聴きたい音を逃さず聴かせてくれます。
音のブレが少ないのでアップテンポな曲の疾走感を表現するのも上手く、オーケストラを聴くと音場の広さと空間表現もしっかりしているように感じました。

「ミックスナッツ/Official髭男dism」を聴いてみると、Bメロからサビにかけての素早いドラムなどで音の立ち上がりが速いのがよくわかります。
イヤホンによってはボーカルがサウンドに埋もれがちな曲ですが、Elite 7 Proではボーカルにフォーカスがあたっているように感じ、ハリのある声がすごく聴きやすく思いました。

音の作りが原曲に忠実なのでどんなジャンルでも楽しめますが、ロックやEDMをドンシャリ系統の音で聴くのが好きな方は、少し迫力が物足りないと感じるかもしれません。
そんな時は、専用アプリのイコライザー設定で好きな音に変更してみましょう!
アプリの「MySound」では、聴力テストを受けて自分の耳にあった音を作ることもでき、機能だけでなく音質にこだわりたい方も満足できるイヤホンだと実感しました。

まとめ

抜群の装着感に高い通話品質と防塵・防水性能、タフネスなバッテリー、マルチポイントなど、イヤホンを使う上であったらうれしい機能が全部詰まった『Elite 7 Pro』。
イヤホンは、いいところもあれば少し物足りないところもある、というのが普通のはずですが、Elite 7 Proの隙のなさにただただ驚きです。

強いて言えば、ANCはもう少し強くてもいいかもと思いますが、装着時の密閉感の高さが上手く耳栓の役割を果たしていて、しっかり音楽に没入できました。
原曲に忠実な音作りもジャンル問わず音楽を楽しみたい方にピッタリで、万人におすすめできるイヤホンです。
プライベートと仕事の両方で使えるイヤホンをお探しの方は、是非チェックしてみてください。 2022.12.20 (もあ)

スタッフが使ってみました

今回使用した音源 ※別カートです

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