2023.12.19
Joshin 試用レポート
保温OKでマルチに活躍!タイガー魔法瓶「真空断熱炭酸ボトル」と「真空断熱ボトル」をレビュー!
タイガー魔法瓶 真空断熱炭酸ボトル「MKB-T036/T048/T060」真空断熱ボトル「MMP-W020/W030」「MMZ-W035/W050/W060」
炭酸飲料が入れられるマイボトルとして話題になったタイガー魔法瓶の真空断熱炭酸ボトル。
今回は、タイガー魔法瓶100周年を記念して登場した「真空断熱炭酸ボトル MKB-Tシリーズ」をレビューします!
新たに保温に対応し、冬の寒い時期にはホットコーヒーなどの温かいドリンク、夏の暑い時期は冷たいドリンクやビールなど、年中お使いいただけます。
食器洗い乾燥機にも対応してさらに便利になった「真空断熱炭酸ボトル MKB-Tシリーズ」と、タイガー魔法瓶初のパッキン一体型せんを搭載した「真空断熱ボトルMMP-W/MMZ-Wシリーズ」をじっくりとみていきましょう。
ライター:くれあ
真空断熱炭酸ボトル「MKB-T036/T048/T060」
マイボトルに炭酸飲料を入れて持ち運べる魔法のようなタイガー魔法瓶の「真空断熱炭酸ボトル」。
タイガー魔法瓶100周年モデルとして登場した「真空断熱炭酸ボトル MKB-Tシリーズ」は冷たいドリンクだけでなく、温かい飲み物の保温にも対応し、年中活躍します。
前モデル(MTA-Tシリーズ)は細い形状の飲み口でしたが、MKB-Tシリーズは一般的な真空断熱ボトルに近い形状と飲み口をしています。
イーグレットホワイト・ブラック・レイクブルーの3色展開で、様々なシチュエーションで使いやすい落ち着いたカラーです。
イーグレットホワイトは少しベージュよりの色味で、レイクブルーは深いブルー×グリーンっぽい色味です。
少しザラザラとしたマットな質感で手が滑りにくく、高級感があります。
容量はニーズに合わせて選べます
0.36L | 0.48L | 0.6L | |
---|---|---|---|
サイズ(約) 幅×奥行×高さ |
6.6×6.6×19.9cm | 6.6×6.6×24.3cm | 6.6×6.6×28.5cm |
重量(約) | 0.19kg | 0.22kg | 0.24kg |
容量は、0.36L / 0.48L / 0.6Lの3タイプ。
前モデルは、0.5〜1.5Lの展開でスポーツやアウトドアに最適な容量だったのに対し、MKB-Tシリーズはオフィスやちょっとしたお出かけにピッタリな印象です。
スリムな形状で、カバンの中などの限られたスペースに入れやすい!
本体の確認
フタの部分は指を引っかけて取り出しやすいハンドル形状になっています。
筆者は普段からボトルをカバンに入れて持ち歩いていますが、かさばるのを懸念してフタの部分がフラットタイプのものを愛用しています。
ハンドルタイプは初めてでしたが、カバンの中の荷物が多い時もサッと取り出しやすく、持ち運びしやすい点がお気に入りになりました!
ハンドルに傾斜がついており、指にフィットしやすいのも高ポイントです。
飲み口は広く、アツアツのドリンクを直飲みしてもやけどの心配が少ないです。
ホットコーヒーや紅茶などの香りを充分に楽しむことができますよ。
どうして炭酸飲料を持ち運べるの?
炭酸飲料非対応の真空断熱ボトルに炭酸飲料を保存すると、炭酸ガスがボトル内に充満してフタが開かなくなったり、開いてもフタが破損したり、飲み物が噴き出る恐れがあります。
炭酸対応せん構造「BubbleLogic(バブルロジック)」
タイガーの真空断熱炭酸ボトルは、フタを閉めている時は炭酸ガスをボトル内にしっかりと閉じ込め、フタ開栓時は炭酸ガスを先に抜く「炭酸ガス抜き機構」により中身の噴き出しや飛び散りを防ぎ、スムーズにフタを開閉できます。
万が一、ボトル内の圧力が異常に高まった時には、「安全弁」が自動的にボトル内の炭酸ガスを逃がすので安心です。
炭酸が気化しにくい「スーパークリーンPlus加工」
ボトルの内面は、凹凸が少なく滑らかな「スーパークリーンPlus加工」が施されています。
表面に小さな凹凸があると炭酸がぶつかって気化が早まってしまうので、凹凸を可能な限りなくすことで炭酸ガスを長く保持します。
炭酸飲料をボトルで6時間保冷して炭酸持ちをチェック
ペットボトルの炭酸飲料を「真空断熱炭酸ボトル」に入れて6時間経過した物と、未開封の物を比較し、温度&炭酸持ちを確かめてみました。
フタを回すと「炭酸ガス抜き機構」によって炭酸ガスがプシュッと抜ける音がしました。
「真空断熱炭酸ボトル」の物はボトルに移し替えた分、少しは炭酸が抜けているであろうと覚悟していたのですが、グラスに注いだ時のシュワシュワ感は未開封のペットボトルと遜色ありません。
グラスを入れ替えてもどちらか分からないほど冷たい温度と炭酸がキープされており、炭酸が抜けた時の砂糖水っぽさはありません。
比較のため、マイボトルに炭酸を入れて6時間放置していたものを飲んでみましたが、後味が甘〜くなっていたので「真空断熱炭酸ボトル」で充分に美味しさをキープできていることが分かります。
一度で炭酸飲料を飲みきれない筆者は、非炭酸飲料を選ぶことが多いので、開封したての炭酸飲料の美味しさをマイボトルで保持できるのは嬉しいです!
お手入れ
-
前モデルでは、パッキン以外の部品は食器洗い乾燥機に非対応でしたが、MKB-Tシリーズでは、せん・本体・パッキンの全てのパーツが食器洗い乾燥機に対応しています。
毎日のお手入れがグンとラクになりますよ!
真空断熱ボトル「MMP-W020/W030」「MMZ-W035/W050/W060」
MMP-Wシリーズ
0.2L | 0.3L | |
---|---|---|
サイズ(約) 幅×奥行×高さ |
5.8×5.8×12.9cm | 5.8×5.8×17.6cm |
重量(約) | 0.11kg | 0.13kg |
MMZ-Wシリーズ
0.35L | 0.5L | 0.6L | |
---|---|---|---|
サイズ(約) 幅×奥行×高さ |
6.6×6.6×16.4cm | 6.6×6.6×21.6cm | 6.6×6.6×25.1cm |
重量(約) | 0.16kg | 0.19kg | 0.22kg |
タイガー魔法瓶から、初のパッキン一体型せん「らくらくキャップ」搭載の真空断熱ボトルが登場しました。
パッキンとせんが一体になっているのでお手入れがラクチンで、パッキンの付け忘れや、紛失の心配がありません。
「真空断熱炭酸ボトル」と同様、本体は濡れた手でも開けやすいマットな質感です。
容量は、0.2L・0.3L(MMP-W) / 0.35L・0.5L・0.6L(MMZ-W)の豊富なラインナップで、シーンやニーズに合わせて選べます。
どちらも軽量・コンパクト設計なので、持ち運びに最適です。
0.2L(MMP-W020)は、トレンド感のある鮮やかなカラーで、0.3L(MMP-W030)は、シックで落ち着いたカラー。
容量が大きいMMZ-Wシリーズは、柔らかい印象のニュアンスカラーで、フタのブラックが良い締め色になっています。
本体の確認
せんとパッキンが一体となった「らくらくキャップ」を搭載。
ネジの部分が上部に露出しているので、洗いやすく汚れやニオイが残りにくい構造です。
お手入れはボトルとらくらくキャップの2点で、どちらも食器洗い乾燥機に対応しており、毎日ラクに使用できます。
パッキンの着脱の必要がないのも、嬉しいですよね。
口径は約4.4cm(MMZ-W)と広く、飲み口の上部はぷっくりとカールさせることで、マグカップのような口あたりを再現しています。
ステンレス真空2重構造により、高い保冷と保温力を実現し、6時間たっても飲みごろをキープします。
95℃のお湯をボトルに入れて4時間半後に温度を計測すると、約72℃でした!
アツアツがお好みの方は、ボトルに飲み物を入れる前にお湯を入れてボトル内を予熱すると良いかもしれません。
まとめ
飲み口の形状を変更したことで、ホットドリンクも楽しめるようになったタイガー魔法瓶「真空断熱炭酸ボトル MTA-Tシリーズ」。
夏は冷たいビールや炭酸、冬はホットコーヒーなど、年中マルチに活躍すること間違いナシ!
毎日使うとなると"お手入れのしやすさ"が重要になりますが、部品全て食器洗い乾燥機に対応し、お手入れもラクチン!
パッキンとせんが一体になった「真空断熱ボトル」も、洗うパーツが少なく、食器洗い乾燥機OK!
大容量のサイズ展開はありませんが、日常的に使いやすいサイズの展開が豊富です。
「真空断熱炭酸ボトル MTA-Tシリーズ」は様々なシチュエーションで使いやすいカラー、「真空断熱ボトル」は少し珍しいカラーの展開もあるので、好みの色を見つけられそうです。
2023.12.19 (くれあ)