2022.01.21

Joshin 試用レポート

冷凍室がパンパン!を解消する、冷凍室が大きなハイアールの冷蔵庫 JR-NF468B-W&JR-NF326A-S

メイン画像
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ハイアール 468L冷蔵庫 JR-NF468B-W & 326L冷蔵庫 JR-NF326A-S

今日はハイアールさんの事務所で、468Lと326Lモデルの冷蔵庫2機種を確かめてきました。
前回、まとめ買い需要の拡大に伴い、購入される方が増えているという冷凍庫のレポートを行いましたが、今回は「冷凍スペースが多い」冷蔵庫です!
326Lモデルは見たところ普通の冷蔵庫ですが、468Lは海外のオシャレな冷蔵庫のように上から下までスリットが入っています。
いったいどんな冷蔵庫なのか…中を拝見! ライター:ぴよこ

今回レポートするハイアールの2つの冷蔵庫

  • 左からJR-NF326A-S、JR-NF468B-W
    左からJR-NF326A-S、JR-NF468B-W
  • 扉の外側からタッチで設定ができます
    扉の外側からタッチで設定ができます

洗濯機や冷蔵庫などの大型家電やキッチン家電を、お求めやすい価格で提案するハイアール社。
100カ国以上で販売するグローバルな企業なのですが、468L冷蔵庫「JR-NF468B-W」の見た目にそのグローバルな雰囲気が出てました。

上から下までスリットが入ってる。カッコイイ…。
艶のあるピュアなホワイトカラーはアートな部屋にもシンプルな部屋にも似合いそう。
JR-NF468B-Wのカッコよさに目を奪われて「JR-NF326A-S」を忘れるところでした。
外国の冷蔵庫らしく少し業務用のような雰囲気が漂ったシルバーカラーとスクエア形状で、こちらもスタイリッシュです。
そして冷蔵室には、JR-NF468B-Wにない、温度を自由に変えられる「セレクトゾーン」が設けられています。

一般的な冷蔵庫の調整パネルは、冷蔵庫の内側(冷蔵室の側面)配置が多いですが、JR-NF468B-W・JR-NF326A-Sは扉の前側で、タッチで変更ができます。

おもなスペック

JR-NF468B-W JR-NF326A-S
定格内容積 468L 326L
各室容量 冷蔵室 314L [239L] 199L[171L]
変温室(セレクトルーム) - 34L[24L]
冷凍室 154L [106L] 93L[72L]
自動製氷 無し 無し
外形寸法:幅×奥行×高さ 833×678×1,804mm 598×681×1,775mm
質量(約) 120kg 63kg
年間消費電力量(50/60Hz) 288kWh/年 330kWh/年
設定可能温度 冷蔵室 2〜8℃ 1〜8℃、HL(ホリデイ)
変温室(セレクトルーム) - 5〜-20℃
冷凍室 -14〜-24℃ -14〜-24℃
各モード 急冷蔵 冷蔵室の温度を一旦、約2℃まで冷却した後、通常運転
急冷凍冷凍運転を一定時間連続的に行った後に通常運転
ホリデイ 旅行などで長期不在の時に、冷蔵室を約17℃で経済運転
おまかせ - 冷蔵室を5℃、冷凍室を−18℃で運転
ソフト冷凍 - セレクトゾーンを−8℃で運転

それぞれの冷蔵庫の特徴

ハイアール 468L 4ドア冷蔵庫 JR-NF468B-W

  • 冷蔵・冷凍室それぞれ観音開き!
    冷蔵・冷凍室それぞれ観音開き!
  • JR-NF468B-Wは艶のあるガラストップの扉で、冷蔵スペースだけでなく、冷凍スペースも観音開き!
    蝶の羽根のように4つのドアが大きく開く、デザインと機能が融合した「バタフライ フラップ」シリーズの冷蔵庫です。

    冷蔵室の棚はクリアな強化ガラス棚で、冷凍庫もクリアバスケットを採用しており、扉を開けた時に庫内全体を見渡しやすくなっています。
    冷蔵室の中に野菜室があり、下段は全て冷凍庫!
    バスケットやスライド棚が左右で独立しているので整理整頓もできそうですね!

冷蔵室

  • JR-NF468B-Wの冷蔵室
    JR-NF468B-Wの冷蔵室
  • 奥行が浅いから上段にも手が届く!
    奥行が浅いから上段にも手が届く!
  • 天井に寿命の長いLEDライト
    天井に寿命の長いLEDライト

冷蔵室の棚は3段で、1番下に野菜ケースが配置。扉ポケットは3段です。
468Lの大容量冷蔵庫ですが、奥行は浅くなっており、身長156cmの女性スタッフでも上の段の奥までスッと手が届きます。
届きにくいとそのスペースの活用方法が難しく、せっかくの冷蔵スペースも持て余しがちですが、これなら「上の方に覚えのない食材が潜んでた!」という事も防げそうです。

庫内に取り付けられたLED灯は上部1箇所で、パッと明るく、中は奥浅で棚はクリアなので見えにくいという事はありません。

  • 冷蔵室の下にケース
    冷蔵室の下にケース
  • 湿度調整フィルター付き!
    湿度調整フィルター付き!
  • 一升瓶も保存可能な扉ポケット
    一升瓶も保存可能な扉ポケット
  • ポケットはバスケット型で着脱可能
    ポケットはバスケット型で着脱可能

野菜ケースは左右で独立しているので片側の扉を開けた状態でも取り出しが行えます。
無駄な冷気を逃がさず、省エネにもつながります。
野菜ケースの天井部分には「湿度調整フィルター」が付いており、野菜の水分を逃さずちょうど良い湿度を保ち、しゃっきり感を長持ちさせます。

冷蔵スペースが広い分、野菜ケースは2つ合わせてもやや狭めです。
野菜をまとめ買いする場合は、冷凍保存して冷蔵・冷凍室で上手に使い分ける必要はありそうです。
野菜が高い時は安い時に買って冷凍したり、価格の影響が少ない冷凍野菜を活用する機会も増えているので、思い切って冷凍野菜の比重を増やせば、節約にも繋がるのではないでしょうか。

扉ポケットは高さ調整ができ、一升瓶の保管も行えます。
万が一ポケットの中に液体や調味料をこぼしても、バスケット型なので受け皿になってくれて安心ですし、外して水洗いもできます。

冷凍室

  • 冷凍室も左右で独立しています
    冷凍室も左右で独立しています
  • 上段はスライド棚
    上段はスライド棚
  • 整理整頓ができそうです
    整理整頓ができそうです
  • 食パンもスッポリ入りますよ
    食パンもスッポリ入りますよ

冷凍庫の扉も観音開き使用で、冷凍室のバスケットも野菜ケースと同じように左右で独立していますので、片側だけを開けてバスケットを引き出せます。
バスケットは4つで、上段はスライド棚です。
バスケットの深さは約22cmと深いので、ブロック肉や食パンなどもスッポリ収まります。

買い物カゴ何個分?冷凍室の容量を確かめる

  • 【動画】冷凍室に詰め込まれた食材をどんどん取り出します
    【動画】冷凍室に詰め込まれた食材をどんどん取り出します
  • なんと買い物かご約5個分が保存されていました!
    なんと買い物かご約5個分が保存されていました!

JR-NF468B-Wの冷凍室にギュッと食材が詰め込まれています。
この6つの仕切りに一体どれだけの食材が入っているのか、全部取り出してみました。
お弁当によく使う冷凍食品、タッパーに詰めた自家製冷凍食品、大きなブロック肉、500mlのペットボトル、アイスなどなど…山ほど食材が出てきて、結果、買い物かご約5個分の食材が収納されていました!

長期保存できる冷凍食品は、自宅で食事をする機会が増えた現在ではとても便利で沢山ストックしておきたい食品ですが、冷凍室がパンパンで入りきらない!という事態になりがちです。
JR-NF468B-Wは冷凍室が大きいのでたっぷり保管ができ、バスケットとスライド棚は合計6つの独立スペースで整理整頓がしやすく、上からスッと取り出しやすくて無駄な開閉時間も減らせます。

ハイアール 326L 2ドア冷蔵庫 JR-NF326A-S 【右開き】

  • 冷蔵室にセレクトゾーンが設けられたJR-NF326A-S
    冷蔵室にセレクトゾーンが設けられたJR-NF326A-S
  • 冷蔵室の下に、5〜-20℃まで1℃単位で温度変更ができる『セレクトゾーン』が設けられた冷蔵庫 JR-NF326A-S。
    セレクトゾーンを冷凍庫のように使う事もできるので、326Lサイズながら冷凍容量は最大127Lと、一般的な冷蔵庫に比べて大容量です。
    ※ セレクトゾーン使用時の場合

  • こちらも3段のクリア棚
    こちらも3段のクリア棚
  • 中段はスライド棚、下段はバスケットです
    中段はスライド棚、下段はバスケットです
  • ひねって氷を落とせる「くるりん製氷皿」
    ひねって氷を落とせる「くるりん製氷皿」

冷蔵室の棚は3段で、棚の下に野菜室、セレクトゾーンが配置しています。
ポケットの高さ調整は可能ですが、JR-NF468B-Wのような深さがあるポケットではないので、液体をこぼした時は慎重に取り外しましょう。

冷凍室の上段は固定式の棚で、中段はスライド棚、下段はクリアバスケットです。
このサイズで収納スペースが3つに分かれているのは珍しい。
上段には奥行のある食材、中段には小さな物を奥まで詰めて、下段には冷凍食品を立てて並べてと、大きさに合わせた保管をすると、無駄な冷気を逃がさず扉の開閉が行えそうです。

冷凍室の上段左側の製氷皿にはダイヤルがついています。
なんだろう?と思って製氷皿を取り出してみると、ダイヤルを回すと氷が下の受け皿に落ちる仕組みになっていました。なんだかカワイイ…。
この「くるりん製氷皿」を回すのが楽しみで、多めに氷を作りたくなります。

−8℃保存の「ソフト冷凍」食材の状態は?

  • 冷蔵〜冷凍温度に自由に変更できるセレクトルーム
    冷蔵〜冷凍温度に自由に変更できるセレクトルーム
  • 冷蔵室の1番下に、分かりやすくセレクトゾーンと書かれた変温室。
    5〜-20℃まで1℃単位で温度変更ができるので、例えば…

    2〜5℃に設定して、第2の野菜室に。
    0℃近辺に設定して、チーズやヨーグルトなどの発酵が進みやすい食品を、ギリギリ凍らない温度帯で保存。
    -3℃なら食材が包丁で切れる状態で保存ができ、鮮度も長持ち。
    -8℃なら凍っているけど解凍いらずで使える状態に。
    ‐18℃に設定して、第2の冷凍室。

    といった使い方ができます。

  • 【動画】セレクトルームの食材の状態を確かめました!
    【動画】セレクトルームの食材の状態を確かめました!
  • 野菜や魚はサクッと切れて、カレーはジャクジャクの仕上がりでした
    野菜や魚はサクッと切れて、カレーはジャクジャクの仕上がりでした

-8℃に設定しておいたセレクトゾーンに、鮭やお肉、作ったカレーなどを保存しておきました。
取り出すと食材たちには霜がついた状態ですが、パックの中で重なり合った鮭の切り身は手ではがせ、包丁でサクッとカットができました。
キャベツもそのまま調理ができるようなパラパラの状態です。
カレーやお肉はやや凍って硬くなっていたので、少し解凍した方が使いやすい印象でした。
設定よりも低い温度帯で保存されることもありそうですが、扉で温度を1℃単位で調整が出来るので、状態を見て調整を行ってみてください。

まとめ

筆者宅の冷蔵庫の詰め込み具合は、冷蔵室&野菜室<冷凍室というほど冷凍庫がいつも潤っています。
お弁当用の冷凍食材は安い時に買いだめするし、キノコは冷凍した方がうまみが増すので、スーパーで買ったらしめじ・エリンギ・まいたけパックを作って冷凍します。
年中アイスクリームやうどん玉は在中していますし、食べきれない!このままでは傷んでしまう!という食材も野菜室から冷凍室に引っ越す事もよくあります。
本当に…冷凍庫って便利なんですよね…。
便利すぎて容量オーバーする、何てことはよくあります。

冷凍室がもっと広ければ…と思う事はよくありますが、そんな悩みを叶えてくれる冷蔵庫がハイアールさんにはありました。
冷凍スペースが大きい分、野菜室は小さいので保管に工夫がいるのは確かですが、野菜を冷凍ストックことが多い方ならJR-NF468B-WやJR-NF326A-Sと相性は良いかと思います。
JR-NF326Aのように変温室がある冷蔵庫はありますが、冷凍スペースが大きい冷蔵庫、というのはなかなか無く、かゆいところに手が届く冷蔵庫がついに登場した!と感じました。
「う〜ん、でも、冷凍室も野菜室も広い方がいいなぁ…」という方は、前回の「セカンド冷凍庫レポート」も参考にして、冷蔵庫のお悩み解決にお役立てください。 2022.01.21 (ぴよこ)

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