2024.04.17

Joshin 試用レポート

このシリーズは重低音がホントに凄い! ソニーのアクティブスピーカー『ULT FIELD 1』をレビュー

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ソニー Bluetooth対応ワイヤレススピーカー ULT FIELD 1 SRS-ULT10

ソニーから重低音を重視したアクティブスピーカー『ULT FIELD 1』が登場した。
先に同じ「ULT POWER SOUND」シリーズとして登場したワイヤレスヘッドホン「ULT WEAR」をレポートして、その荒ぶる重低音には驚かされたが、『ULT FIELD 1』でもあの衝撃を感じられるのか?早速体験してみよう!
ライター:ぴよこ

低音重視の新ブランド「ULT POWER SOUND」シリーズのアクティブスピーカー『ULT FIELD 1』

本体の確認

  • ソニー アクティブスピーカー 『ULT FIELD 1』
    ソニー アクティブスピーカー 『ULT FIELD 1』
  • カラーは4色から選べる
    カラーは4色から選べる
付属品 USB Type-C(R)ケーブル(1)、ストラップ(1)
サイズ(幅×高×奥行) 約206×77×76mm
質量 約650g

『ULT FIELD 1』は重低音派向けモデルで、今回新たに「ULT POWER SOUND」シリーズとして登場した。
ブランド名にある「ULT」とは、究極の重低音体験を差す「Ultimate」の略語。
同シリーズのワイヤレスヘッドホン「ULT WEAR」を先にレポートしているが、重低音好きの人でも驚くほど突き抜けたズンズンとした音が楽しめた。

そんな「ULT POWER SOUND」シリーズからBluetoothスピーカーが2機種同時に登場し、今回はコンパクトモデルの『ULT FIELD 1』をレポートする。
片手で持てて重さも約650gと、屋内・屋外問わずに運びやすいサイズだ。
カラーはブラック、オフホワイト、フォレストグレー、オレンジの4色のバリエーションがある。

低音を増強する「ULT」ボタン搭載

  • 操作部にULTボタンを新搭載
    操作部にULTボタンを新搭載
  • 左右にデュアルパッシブラジエーター
    左右にデュアルパッシブラジエーター

操作部には音楽の再生やボリュームボタンの他に、低音を増強する「ULTボタン」が新たに搭載された。
ソニーの従来の同価格帯モデルは1つのユニットで全音域を担当するフルレンジユニットを2基搭載していたが、『ULT FIELD 1』はウーファーとトゥイーターが独立した2Wayスピーカーユニットに進化。
強化された低音は左右に配置しているデュアルパッシブラジエーターで、低域とパワー感を強調したULT POWER SOUNDモードの音をさらにしっかり鳴らしてくれる。

マルチレイアウトデザインで自由に置ける!

  • 縦置きもできるマルチレイアウトデザイン
    縦置きもできるマルチレイアウトデザイン
  • 音を塞がないダクトデザイン
    音を塞がないダクトデザイン
  • ストラップを使って吊るして使用もできる
    ストラップを使って吊るして使用もできる

本体は横置き・縦置きを選ばないマルチレイアウトデザインで、縦置きにしても音をふさがないダクトデザイン。
太くて丈夫なストラップも付いているので、フックなどに吊るしても使用できる。
ストラップは着脱可能。

衝撃・水・サビに強い! 屋外でも安心して使えるタフネスボディ

  • 背面に充電端子カバーが配置
    背面に充電端子カバーが配置
  • 充電端子はUSB Type-C
    充電端子はUSB Type-C

耐久性能はIP67と高くサビにも強いので、海などでも安心して使えるし、落下時の衝撃にも強いタフネスなボディ。
本体は反った弓なりのようになっているのも、落とした時に本体が地面に触れにくそう。

水には強いといっても背面の充電端子のキャップはしっかり閉めておかないと故障に繋がるので注意。
バッテリ―は、フル充電をすれば約12時間の連続再生ができる。

【動画】ULT FIELD 1で音を確かめてみた

【動画】ULT FIELD 1で音を確かめてみた

早速音を確かめてみよう。
動画ではフリー音源を使って、ULT POWER SOUNDモードのオン・オフ時の音の違いが体感できます(イヤホンやヘッドホンを使うと分かりやすいかと思います)。

初期時にはすでにULT POWER SOUNDモードが選択されているが、まずはオフにしてからULTモードにして音の違いを確かめた。
地味に低音重視派の筆者なので、オンも良い音なのだけどややフラット気味に感じてもう少しズンズンとしたビートがほしい。
すぐさまULTボタンを押して低音を増強!

すごい。目の前の小さなスピーカーから鳴っているとは思えない、鼓動を叩くような力強い低音である!
ライブハウスで「ズン!」と体に響くあの感覚が味わえる!
正面にULT FIELD 1を置いてるのもあるだろうけど、しっかり音が体を叩いてくる。
マンションならボリュームめちゃくちゃ下げた方がいいと思うレベルで。
夜はULTモードはOFFにしないと怒られそうだ!
でも屋外でガンガン鳴らせるなら絶対楽しい。
どんどん語彙力無くなってるけど、アゲアゲの曲がピッタリすぎる。

まとめ

先にレポートしたヘッドホンの「ULT WEAR」で、ソニーさんはご乱心になられたのか!?そこまで振り切るのか!?というほど、「ULT POWER SOUND」は重低音に振り切ったシリーズにしていこうというのは分かっていた。

『ULT FIELD 1』もしっかり重低音を重視していた。
屋外で大きな音で楽しむなら、きっとライブ感覚で音楽が楽しめると思う。
コンパクトタイプの『ULT FIELD 1』でもこれだけ重低音なのだから、サイズが大きくて2つのULTモードが選べる『ULT FIELD 7』なら一体どうなってしまうのだろうか。
(ちなみにULT FIELD 7では、ULT WEARと同じようにパワー感を強調したモード(ULT2)の他に、深い低域を楽しめるモード(ULT1)となっている)

低音重視の方なら絶対「ULT POWER SOUND」を試してほしいが、1度「ULT POWER SOUND」を使ってしまうと間違いなく他のシリーズでは物足りなくなるだろう。
「ULT POWER SOUND」に魂を捧げる覚悟がある方はぜひシリーズで揃えて、重低音をたっぷり楽しんでほしい(というか揃えたくなるはず)。 2024.04.17 (ぴよこ)

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