2023.05.09

Joshin 試用レポート

さらに分解しやすくなった"洗えるサーキュレーター" 山善 YAS-BH15をレポート!

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山善 サーキュレーター YAS-BH15

部屋の空気を循環させて室温を均一に保ったり、換気にも使える「サーキュレーター」は、エアコンや暖房との併用で1年中大活躍。
特に、ジメジメとした空気が漂い、洗濯物の部屋干しが増える梅雨の時期には必需品です。
そこで今回は、お手入れがカンタンと人気の山善「洗えるサーキュレーターシリーズ」の新モデル『YAS-BH15』をレポート!
分解に工具が不要ですごくラクでしたよ! ライター:もあ

山善 サーキュレーター YAS-BH15

  • 山善の洗えるサーキュレーター
    山善の"洗えるサーキュレーター"
  • 通常、暖気は上に、冷気は下に溜まるため、エアコンや暖房を使うと同じ部屋とは思えないくらい温度にムラができてしまう。
    そこで、空気を循環させる風を送り部屋の温度を均一にするのが、サーキュレーターです。

    見た目は小柄な扇風機のようですが、直接風を受けるものではないため、エアコン・暖房の補助や換気、部屋干しの乾燥などオールシーズン活躍します。

    ただ、常に設置しておきたいからこそ気になるのがお手入れ。
    知らぬ間に羽に溜まったホコリを部屋中にまき散らしている・・・なんて考えたくもないですよね・・・。

山善の"洗えるサーキュレーターシリーズ"は名前の通り、とにかくお手入れがラクなのが特徴。
一般的なサーキュレーターで羽の取り外しに使うドライバーなどの工具が不要で、力も必要なく、サッと取り外してそのまま水洗いできます

今回レポートする『YAS-BH15』は、ダイヤルで3段階の風量を選択し運転するシンプルなタイプ。
昨年発売の「YAS-FKW181」の背面ガードも取り外せるようになったモデルという印象です。

さらに、この背面ガードはモーター部分を深く覆っていて、中にホコリが入りにくい構造になっています。
お手入れがカンタンなモデルだけど、そもそもお手入れの頻度もそんなに高くないようです。有難すぎる。

外観と基本操作

  • 昨年のモデルと大きさ比較
    昨年のモデルと大きさ比較
  • 側面はこんな感じ
    側面はこんな感じ
  • 風量は3段階で調節
    風量は3段階で調節
セット内容 本体、取扱説明書
サイズ(約) 幅210×奥行215(ガード真上向き時250)×高さ305(ガード真上向き時350)mm
質量(約) 1.7kg
コードの長さ(約) 1.6m

本体サイズは、昨年発売のリモコン付きモデル「YAR-DDW151」から気持ち小型化しました。
大きさと重さは大体2ℓのペットボトルくらいで、持ち運びもラクラクです(※2ℓペットボトル:高さ約30cm/重さ:約2.0kg)

風量は3段階で、自動首振りと静止運転を選べます。

  • 左右75度で自動首振り
    左右75度で自動首振り
  • 手動で上下の角度調整が可能
    手動で上下の角度調整が可能

左右の首振りは最大約75度、上下の角度は手動で90度調整可能です。
羽が天井を向くので、カバーで覆った衣類の下から直接風をあてて素早く乾燥もできますよ。

分解・組み立ては工具いらずの3ステップ!

  • @ 前ガードを外す
    @ 前ガードを外す
  • A 羽を外す
    A 羽を外す
  • B 後ろガードを外す
    B 後ろガードを外す

YAS-BH15の特徴「お手入れカンタン!」を実感するため、実際にパーツを取り外してみます。

パーツの分解は、
@ 前ガードを軽く回してロックを外して取り出す
A 中央のスピンナーを時計回りに回して外し、羽を引き抜く
B ナットを反時計回りに回して外し、背面ガードを取り出す、の3ステップ。

作業はスピンナーとナットを回すだけなのでとてもカンタンで、2分もかからず分解が完了しました。

  • YAR-DDW151には留め具が3箇所あった
    YAR-DDW151には留め具が3箇所あった
  • こんなに分解スムーズだった!?と驚いて、昨年のモデルYAR-DDW151をみたところ、こちらにはガードクリップ(留め具)が3箇所ありました。
    他にも上下の角度が手動で動かせなかったので、運転させて上を向くようにする必要があったりと、YAS-BH15のあとに分解すると少しの手間が気になります。

    YAR-DDW151も工具が不要な時点でものすごく手軽ではありましたが、YAS-BH15はこれ以上ないのではと思うくらい、分解がカンタンなことが分かりました。

  • パーツを全て取り外しました
    パーツを全て取り外しました
  • ササッと水洗い
    ササッと水洗い

取り外したパーツは、スピンナーとナットを入れてもたったの5つ。
この数なら組み立て時に付け忘れることはないですし、どこのパーツだっけ・・・?となる心配もありません。
分解はできても戻し方がわからなくなることがよくある筆者でも、迷わず組み立てできました。

パーツはすべて水洗いOK!
本体は布で軽く拭いておきましょう。

風量と音はどれくらい?実際に使ってみた

  • 【動画】風の強さと音、パーツ取り外しの流れをチェック!
    【動画】風の強さと音、パーツ取り外しの流れをチェック!
  • 実際に運転した様子、風量レベルとそれぞれの音を動画にてご確認いただけます。

    音はレベル1はほとんど聞こえないくらい静音で、レベル2、3になると一般的な扇風機とおなじくらい、羽の回転音がしっかりあります。
    エアコンとの併用や空気の換気はレベル1の風で充分だと感じたので、小さなお子様がいるご家庭でも音が気になることは少ないのではと思います。

    この日は雨が近づいていて、部屋も普段から扉を閉めきっているので、よりジメジメとした空気がこもっていましたが、窓を開けて10分ほどYAS-BH15を運転すれば、快適になりました。

まとめ

暑い時期だけでなくオールシーズン活躍するのがサーキュレーターの魅力ですが、出しっぱなしにするのでお手入れのタイミングがつかみにくく、床から近い位置に設置するためホコリも溜まりやすい・・・。

YAS-BH15は、パーツの分解と組み立てがとにかくカンタン!
内部にホコリが入りにくい構造になっていますが、お手入れ自体もサッとおこなえば10分もかからないくらいラクなので、いつでも清潔にしておけます。
個人的には網目についた汚れをブラシでキレイにする作業が面倒だなと感じるので、前だけでなく後ろガードも取り外して水洗いできるのはすごく魅力的でした。

リモコンやタイマー設定がなく機能はシンプルですが、風量がしっかりあって、角度調整や首振りで広範囲に送風できます。
ぜひYAS-BH15を使って、いつでも快適な空間をお過ごしください。 2023.05.09 (もあ)

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