2023.05.04
Joshin 試用レポート
【アップグレード第2弾】これで変わる! ヨコモ YD-2シリーズ用 アップグレード2を使ってフロントタイヤの回転数UP
ヨコモ YD-2シリーズ用 オプションパーツセット アップグレード2
ヨコモ YD-2シャーシのアップグレード第2弾です!
前回はステアリングの安定性を高めるために欠かせないサスペンション周りのパーツセットを装着しましたので、今回はフロントの走りを良くするためにフロントタイヤ周りの強化をおこなっていこうと思います。
では、早速レポートします! ライター:くっきー
YD-2シリーズ用オプションパーツセット アップグレード2
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『YD-2シリーズ用オプションパーツセット アップグレード2、アルミ ステアリング ナックルセット』は装着することでフロントタイヤの回転数が増えて、良い姿勢を維持したドリフト走行が可能になります。
ローフリクションベアリングの効果がどのようなものなのか、非常に楽しみですね。
パーツの性能と重量
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アルミステアリングブロック
ブロックアダプターとの組み合わせ時に挟みこむスペーサーの厚さにより、キングピンアングルを調整することが出来ます。
フロントアライメントのセットアップのバリエーションが増えることで、ドリフト走行に最適なホイールアライメントを実現します。
アルミアクスルとローフリクションベアリング
タイヤの回転を軽く仕上げるこれらのパーツは、フロントの走りを良くしスピンを防止する効果があります。
抵抗感の少ない回転が持続することでドリフト中の姿勢が維持できるので、思い通りのラインを走行しやすくなります。
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ステアリングナックルの重量は、ノーマル時と比べるとプラス2gとなりました。
剛性や性能は上がりましたが若干の増量です。
ベベルエッジ加工を施したアルミ製ですので、高級感漂うパーツなのですが、タイヤを取り付けると隠れてしまうのが少し残念なところです・・・。
パーツの交換作業
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手順@ ノーマルステアリングナックルの取り外し
ラジオペンチでしっかりロッドエンドを掴んで、ねじるように傾けると外れます。 -
手順A ロッドエンドボールの取り換え
ロッドエンドボール3個は付属されていませんので、ノーマルのステアリングナックルから取り外して使用しなければなりません。
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手順B アルミステアリングナックルの組み立て
付属の説明書通り、組み立て順とパーツの向き、スペーサーの数に注意して組み立てます。 -
手順C キングピンアングルの調整
スペーサーは0.5mm x2、1.0mm x2 付属されているので、左右それぞれ0mm〜3.0mmまで0.5mm単位で調整が可能です。
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手順D アルミステアリングナックルの取り付け
ロッドエンドボールへのはめ込みは簡単です。工具を使わなくても指の力だけで装着出来ました! -
手順E タイヤのの取り付け
タイヤを取り付けて完了です。ターンバックルを調整して、トー角を調整してください。
ローフリクションベアリングの効果
同じ力でタイヤを回したときの比較です。
ローフリクションベアリングを装着することでフロントタイヤの転がりが圧倒的に良くなりました。
この回転数の向上でドリフト走行時にスピンしにくいマシンとなりますが、
ローフリクションベアリングは定期的な清掃メンテナンスとベアリングオイルの注油が必要です。
おすすめパーツ:ヨコモドリフトオイル【D-013A】
シャーシ全体の外観と重量!
前回のアップグレード時の増量(4g)も含め、ノーマル時よりプラス5gの増量となりました。
今回でヨコモ YD-2シリーズ用オプションパーツセット アップグレード1とアップグレード2が装着され、剛性がかなり強化されているにもかかわらず正直5g程度の増量で収まっているのは驚きです。
まとめ
今回は『ヨコモ 電動RC組み立て済みフルセット ドリフトパッケージ2WD』のアップグレード企画第2弾として、前回の『アルミフロントアーム&オイルダンパーセット』を組み上げた状態に『アルミ ステアリング ナックルセット』を組み込みました。
重量は微増となりましたが、剛性アップとともにローフリクションベアリングが装着されたことで回転数も大幅アップです!
これでフロント周りのアップグレードはほぼ完了しましたので、次回はリア周りに手を加えていこうと思います。ご期待ください! 2023.05.04 (くっきー)