2023.05.10

Joshin 試用レポート

【アップグレード第3弾】これで変わる! ヨコモ YD-2シリーズ用 アップグレード3を使ってリアの安定感を高める

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ヨコモ YD-2シリーズ用 オプションパーツセット アップグレード3

ヨコモ YD-2シャーシのアップグレード第3弾です!
前回まででサスペンション周りフロントタイヤ周りがしっかりしっかり強化したので、 今回はリアの安定感を高めるためにリアアームやサスマウントの強化をおこないます。 ライター:くっきー

YD-2シリーズ用オプションパーツセット アップグレード3

  • リアのセッティング幅が向上
    リアのセッティング幅が向上
  • YD-2シリーズ用オプションパーツセット アップグレード3は、アルミ可変リアアームセットです。

    アルミサスマウント(前後)、アルミホイルハブ、アルミリアロアアームが入ったセットです。

                

    セッティング調整用パーツ
    リヤロアアーム用スペーサー 0.5mm×2、1.0mm×2、2.0mm×2
    サスマウントスペーサー 1.0mm×4
    サスマウントブッシュ #1×4、#2×4、#3×4、#4×4、#5×4

パーツの性能と重量

  • アルミサスマウント
    アルミサスマウント
  • アルミサスマウント
    樹脂製のブッシュを介してサスピンを保持するタイプで、ブッシュの変更によりサスピン角度の微調整が可能です。
    また、取り付け時にサスマウントスペーサーを挟んでサスピン位置を変更できるので、セッティング幅が広がります。

    付属するマウントはフロント用のB(43.5〜46.7mm)が2個、リヤ用のD(57.2〜60.4mm)と、E(60.8〜64.0mm)が各1個となります。

    ブラックアルマイトにべベルエッジ処理が施され、見た目は最高にカッコイイ!

  • アルミの5mmリア用ホイルハブ
    アルミの5mmリア用ホイルハブ
  • アルミの5mmリア用ホイルハブ

    ノーマル樹脂より精度が上がり、ブレのないドリフトを実現します。

    クランプ固定式ですので、ホイール着脱時など不意に外れることが無く、メンテナンス性も向上します。

  • アルミリアロアアーム
    アルミリアロアアーム
  • アルミリアロアアーム

    スペーサーによる長さ調整が可能なアルミ製リアサスアームです。
    ボディに合わせるためのトレッド変更や、マシンの前後バランスの調整が可能になります。
    調整幅としては、スペーサーをまったく入れない状態でノーマルより片側マイナス2.0mm。
    付属のスペーサーは0.5mm、1.0mm、2.0mmがそれぞれ2枚ずつとなっていますので、ノーマルより片側プラス1.5mmまで0.5mm刻みで設定が可能です。
    スペーサーの抜き差しは、少しやりにくいですがマシンに装着したままでも可能でした。

  • アルミパーツ重量比較
    アルミパーツ重量比較
  • アルミパーツ重量比較

    アルミパーツの重量は、ノーマル時と比べると30gの増量です。

    剛性がアップし、セッテイング幅も大幅に広がりましたが、軽量化を考えると30gの増量は予想以上で、普通に持ち上げてもリアが重くなったのが実感できるほどです。

    ただ、前後の重量配分としてリヤを重くすることでドリフト時のトラクションを稼げる方向にありますので、リヤの加重はドリフト走行にとっては有効なセッティングになります。

パーツの交換作業

  • サスマウントの取り外し

    手順@ サスマウントの取り外し
    上記4か所のネジを取り外しますが、慎重に行わないとネジが外れたと同時にサスアームピンやサスアームカラーがこぼれ落ち、紛失する危険性があります。

  • アルミサスマウントの組み立て

    手順A アルミサスマウントの組み立て
    アルミサスマウントにサスマウントブッシュとサスピンボールを嵌め込みます。
    注意:サスマウントブッシュはしっかり奥まではめ込むこと。はめ込みが足りないとクリアランスが取れずストローク時の動きが渋くなってしまいます。

  • アルミサスマウントの取り付け

    手順B アルミサスマウントの取り付け
    筆者はこの取り付けがいちばん苦戦しました。
    スペーサーを取り付けるには、まずアルミサスマウントをネジで固定してから隙間を開けて挟み込むように入れるのがコツです。

  • アルミホイルハブを組み替える

    手順C アルミホイルハブを組み替える
    ホイルを外して取り替えます。
    アルミホイルハブはネジで取り付けることが出来るので、しっかり固定でき不意に外れる心配はありません。

  • スペーサーで長さ調整

    手順D スペーサーで長さ調整
    アルミサスアームは幅を調整することができます。
    ノーマル時と同じ幅にするには2mmのスペーサーをご使用ください。

  • アルミリアロアアームの取り付け

    手順E アルミリアロアアームの取り付け
    長さ調整をおこなったアルミリアロアアームを取り付ければ完成です。サスピンはこのセットに付属されていませんので、キット付属のものをご使用ください。

シャーシ全体の外観と重量!

  • ノーマル時(852g)
    ノーマル時(852g)
  • アップグレード後(アルミパーツ)
    アップグレード後(アルミパーツ)
  • アップグレード後(887g)
    アップグレード後(887g)

シャーシ全体の重量は前回までの増量も含めノーマル時よりプラス35gとなりましたが、今回のリア加重についてはドリフト時のトラクションを稼げる傾向にあり、ドリフト走行にとっては有効なセッティングといえます。

外観はブラックアルマイトにべベルエッジ処理が施されアルミパーツがかなり増えてきたので高級感漂うマシンに仕上がっていて、こんなにもカッコ良くなるんだなと惚れ惚れしています。
マシン好きにはたまらないですね!

まとめ

今回は『ヨコモ 電動RC組み立て済みフルセット ドリフトパッケージ2WD』のアップグレード企画第3弾でした。
リア周りの強化として『アルミ可変リアアームセット』を組み込んだ結果、重量は増量となったものの、剛性アップの上セッティング幅が大幅に広がりましたので、さらにコンペディションドリフトに近づいたのではないでしょうか!
いよいよ次回が『ヨコモ 電動RC組み立て済みフルセット ドリフトパッケージ2WD』アップグレード企画の最終回になります。
今まで『アルミフロントアーム&オイルダンパーセット』『アルミ ステアリング ナックルセット』『アルミ可変リアアームセット』を組み替えてきましたが、最終回でどのように仕上がるのか、是非ご期待ください! 2023.05.10 (くっきー)

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