《徹底比較》
エアー×マンセル
男心をくすぐる「黒バッグ」といえば、この2ブランド!ガジェット好きが好きそうな雰囲気と、どこか都会的なデザインが似ているが、それぞれこだわりのポイントが違って面白い。 都市生活をよりシンプルに豊かに。
「エアー(Aer)」
「エアー」はサンフランシスコベイエリアを拠点に、2014年に都市におけるジムとオフィス向けバッグを一つの現代的なデザインにするクラウドファンディングプロジェクトから誕生した。ギアやトラベルに関心を持つデザインチームで構成され、サンフランシスコベイエリアを拠点に企画し、日々耐久性のある高品質な商品を提供することに情熱を注いでいる。 雨移動をより快適に。
「マンセル(MAN-SEL)」
「マンセル」は数多くのブランドに触れてきた現役バイヤー達によって2019年に日本で誕生した。1年の1/3が雨と言われる雨大国である日本において、どれだけ雨の日の移動を快適にできるか、どれだけバッグの雨濡れによるストレスを軽減できるか、雨嫌いのデザイナーが本気で考えた防水プロダクト(※スーツケース除く)を展開する。 デザイン 「エアー」は "丸み" のある柔らかいフォルムの製品が多い。スクエア型のアイテムにしてもやはり少なからず "丸み" を感じさせるディテールが盛り込まれている。「マンセル」は逆に "角" のあるフォルムと、スリムな "薄マチ" の製品が多い。型崩れしづらい素材も相まって、カッチリしている印象がある。2ブランドに共通して、フェイスデザインは徹底的に "シンプル" に仕上げている。


ストロングポイント 「エアー」のストロングポイントは "収納力" だ。特に、仕分けポケットは大変豊富で、効率的な収納が可能である点は他のバッグブランドと比較しても秀でている。荷物の量や種類が多い方は、「エアー」の方が快適に移動できそうだ。一方「マンセル」は防水性能がストロングポイント。生地の防水性はもちろん、外装ファスナーにもすべてYKK製の止水ファスナーを採用している。また、ミニマリスティック(最小限主義的)な背景も強いため、荷物が少ない方は「マンセル」で天候を気にせず快適に移動ができそうだ。 意外な共通点
「クラウドファンディング」
前述の通り「エアー」はクラウドファンディングプロジェクトから誕生したブランドなのだが、実はマンセルも国内クラウドファンディングに計5アイテム(販売中アイテムは4つ)を出品し、すべて成功している。 比較まとめ "収納力" 重視で、どれだけ快適に荷物を持ち運び、どれだけ快適に荷物を出し入れするか。そのような考えの方には「エアー」がオススメ。豊富なポケットで、効率的に荷物を持ち運べそうだ。"防水性" 重視で、天候を気にせず移動をしたい方は「マンセル」がオススメだ。1年の1/3程度の雨天日が快適に変わるだけで、1年がグッと快適に感じそうだ。
エアー(Aer)を見る マンセル(MAN-SEL)を見る

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