雨水タンクの知りたいあれこれ

凍結について

雨水タンクを設置されてから、初めて冬を迎えられる方が

「寒冷地なんだけど雨水タンクは凍結するの?」
「凍ったら雨水タンク壊れるよね?」

など、多くの方からお問合せをいただきます。

こちらは福井県で日本海側の冬はとっても寒く厳しく、雪も積もり、 しんしんと雪が降る夜があけると朝早くから雪かきに追われる日々ですが 実際に雨水タンクが凍結し、破損したことはほとんどないのです。

雨水タンクの仕組み

雨水タンクは雪が降っても凍結の心配はありません。
ただし、外気温が一日中氷点下の日が何日も続く場合は 雨水タンクが凍結して破損する場合がありますので、集水器を外し、タンク内の雨水を抜いていただくことをおすすめいたします。

凍結したらすぐに雨水タンクの破損につながるわけではございませんが 満水時内部の雨水が凍結すると、膨張してタンクが破損してしまうこともあります。

一般的には雨水タンクよりも先に集水器や給水用ホース、蛇口コックなどが凍結します。 集水器にフィルター構造がある場合はその部分が凍結し雨どいを塞いでしまい、集水器の部分から雨水が漏れ出す事があります。 その場合は、フィルター部分の氷を溶かすことで簡単に修復が可能です。

集水器を外しましたら雨どいの仮復旧をしていただきます。
仮復旧は一般的な60mmの丸ドイでしたらホームセンターなどで雨どいをお求めいただき、集水器を外した部分に半割にしてかぶせます。

角ドイの場合ですと角ドイソケットを利用し集水器の取りついていた位置に丸ドイをはめていただくと簡単に仮復旧が可能です。

春が来たら仮復旧した場所に再び集水器を取り付けていただくとまた雨水活用の再開!雨が降るのが待ち遠しいですね。
その前に雨水タンクの中を一度キレイに掃除して、きれいな雨水を貯めましょう♪

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