銀河工房

合皮の縫い方について

合皮の縫い方

ミシン針

衣料用の伸縮性がある合皮には、ニット用KN.S.J針の使用がおすすめです。
雑貨用の合皮は、合皮の厚みに合わせて針の太さを変えてください。
当店では厚地用の16号針も取扱っております。 >>ミシン針の購入はこちら

押え金

テフロン(フッ素樹脂)加工のスムース押さえを使用し、縫いすれが起き易いので抑えの圧力は 標準よりやや弱めにしてください。 >>押さえの購入はこちら

送り歯

山歯を使うとより縫いやすいです。
また送り歯の部分だけ切り抜いたクラフトテープをミシン台の上に二条ほど 貼っていただきますと、滑りがよくなりますのでスムーズに縫うことができます。

縫 製

縫製時のパッカリング防止のため、生地を引っ張りながら縫ってください。(その際、アイロンは使わないでください。)
縫い目は粗目のほうがきれいに仕上がります。
また、捨てロックが掛けにくいときは裏返して縫うと楽に縫うことができます。

  • ○生地が何枚も重なる部分は糸切れや目飛びが起き易いので、
    はずみ車を手でまわしながら縫ってください。
  • ○上糸はテトロン紡績糸、下糸はウーリー・ナイロンの使用が適当です。
  • ○あて布をし、120℃以下の低温でアイロンがけをしてください。
    アイロンを使用する際は、端切れなどで試した上でご使用ください。
  • ○接着芯は低温タイプをご使用ください。
  • ○部分的な伸び止めなどの措置は有効です。
  • ○塩化ビニール製の袋やカバーはご使用にならないでください。
  • ○ちからボタンや補強布などで補強することが望ましいです。
  • ○不注意にボールペンでマークしたり、仮表示や修理表示のためにセロテープやガムテープ・シールなどを貼らないでください。
    インクに含まれた溶剤に表層のポリウレタン樹脂が侵されインクが落ちなくなります。
    同様に粘着テープ類の使用は剥離の原因になりますのでご注意ください。

商品によって多少違いはありますが、ご参考いただければと思います。