竹職人の伝統の技

竹職人の技を貴重な動画とともにご紹介します。

竹職人の魅せる技

竹細工の職人と言うと竹ひごを緻密に編み込む姿が浮かんでくるのではないかと思いますが、竹細工は竹ひご取りが命です。竹林の一本の竹が伐採され加工されて竹材となり、それぞれの姿に変えて竹細工になる中で光る熟練竹職人の伝統の技をご覧ください。

虎竹玉袖垣 虎竹玉袖垣

虎竹玉袖垣

あまり馴染みのない竹袖垣ですが、1本の竹をそのまま使って作られていると思われる事も多い製品です。しかし、実は非常に職人の手間暇のかかっている伝統の細工なのです。高さ170×幅75㎝という大型竹製品が一体どのように作られるのか?ご覧ください。

虎竹枝折戸

虎竹枝折戸

枝折戸とは丸竹で枠を組み、割竹を菱目に編みこんだ簡単な開き戸で、庭への入り口などによく使われるものです。また2枚をL字に組んで簡単な衝立にしたり、ベランダや庭でプランターの植物を這わせたりと、いろいろな使い方もできる大変便利なものです。

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黒竹玄関すのこ

いつか見た古民家の月見台には美しい竹がズラリと並べられていました。あんな心休まるスペースが現代のご自宅にも作る事ができないか?そう考えて、虎竹の里のお隣、中土佐町で昔から特産として知られた黒く渋い光沢が高級感を醸しだす黒竹を使って少し贅沢な玄関すのこを創りました。足を踏み込むと黒竹ならではの独特のしなりと感触が足裏にたまりません。自分があればいいな…と思って作った玄関すのこです。

国産竹ざる

国産竹ざる

竹虎の「国産竹ざる」を熟練の竹職人が編み上げていきます。伝統の竹細工は旬のいい時期に切り出した孟宗竹と淡竹を使いますから違います、しびれます。当たり前のように何十年と続けてきた手仕事。梅干しの土用干しや、干し野菜等に使われるために昔から作られてきた定番の日本製、国産竹ざるです。

水きりかご

網代底の水きり籠

「竹の味がいい」こう竹職人が話す時には筍を食することではありません、割りやすく編みよい竹の事をこう言うのです。作るのは数ある竹細工の中でも網代底専門、9寸(約27センチ)の網代底ざるなら一日10枚、尺3(約39センチ)、尺4(約42センチ)の組なら一日8組編んできたと言う本物の職人技です。1本の真竹が、一つの竹ざるになるまでを、じっくりとご覧ください。

無双盛籠

無双盛籠

無双籠(二重編み籠)は、うずら編み(輪弧編み)と呼ばれる編み方で仕上げた立ち上がり部分と、網代編みの底を組み合わせて作られた盛り篭です。独特のセンスと色使いで編まれた竹篭は和室でも洋室でも活躍しそう。底面を支える力竹は、煤竹という煙でいぶされ色づいた貴重な竹。フルーツバスケットや菓子器としても大活躍しそうなおしゃれな竹製菓子鉢です。シンプルで飽きのこない昔ながらの形を守り続ける竹職人・八郎名人の手仕事をご覧ください。

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虎竹スクエアバスケット

日本唯一の虎竹を使い竹籠をシンプルな四ツ目で編み上げ、現代の暮らしの中にとけこむようなモダンで実用性の高いスクエアバスケットにしました。一本の虎竹から、どんな風に割れられ、ヒゴ取りされ、編み込まれていくのか分かりやすく動画にしました。50年来虎竹と向き合う職人の技をご覧ください。

虎竹網代弁当箱

虎竹網代弁当箱

竹のお弁当箱と言えばすぐに思い浮かぶ網代編みの弁当箱を、日本唯一の虎竹で渋く編み上げていく竹職人。ぎっしりと編み込まれていても通気性に優れて蒸れない網代弁当箱が、どんな風に作り上げられていくかご覧いただけます。

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足付き台所籠

竹の香に満たされた工房で聞こえるのは竹編みの音だけ。昔から使われてきた素朴ながらも生活の中にしっかりと根ざした本物の竹籠作り。使い込まれた竹籠や年期の入った道具類の中央には、今まさに出来上がろうかという若竹たち。いつまでも居たくなるような懐かしさと心地の良さに、胸の奥が熱くなるのです。

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米とぎざる(3合用)

昔ながらの熟練職人が編み上げる米研ぎざるを紹介します。どこにでもある竹ざるのように思われている方も多いですが、実は横編みと呼ばれる技法は非常に難しく国内で美しい竹ざるを編む職人は本当に少なくなりました。長い伝統の中で完成された無駄のない動き、華麗な竹の技をご覧いただきたいと思います。

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茶碗籠

昭和の時代には、どこの家庭の台所でも普通に使われていた青竹(真竹)を使った茶碗籠。使うほどに飴色に変色して何ともいえない愛着のわく竹細工のひとつです。代々受け継がれてきた日本伝統の技で熟練職人が編み上げます。底編みから横編み、磨きをかけた縁巻まで動画にしました。

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篠竹底編み足付きざる

柔らかな新竹を使って編み上げる篠竹干しざるは 自然そのままの素朴な風合いを残しながらも手作りの温もりを感じます。熟練の竹職人は、昔ながらの刃物を使いヒネ作りと呼ばれる竹ヒゴ取りをしていきます。そして、細く丈夫な篠竹のヒゴを手だけでなく、足まで使い黙々と編み込んでいくのです。

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虎竹フロアライト

日本唯一の虎竹と土佐和紙、高知県産ひのき材と地元素材にこだわって製作したフロアライトです。心安らぐ癒しの竹灯りは、どうやって作られるのか?一本の虎竹ヒゴからライトが灯るまでを動画でご紹介します。

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黒革持ち手買い物籠

昔ながらの技法を使い淡竹で編まれた買い物籠バッグ。毎日のお買い物にドンドンご愛用いただきたい堅牢な編み込みの持ち手部分に黒革を巻いたお洒落な竹籠です。シンプルでスタイリッシュなデザインで時代を越えて長くご愛用いただける竹籠バッグはこうして作られています。

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虎竹水切りステンレスザル

虎竹水切りステンレスザルは野菜や果物の水洗い、水切りに最高に便利です。網部分はステンレスで、もちろんサビ知らずお手入れも楽々、底には4か所に短い足がついており、さらに水切り率アップ。これだけタフで実用的な竹の台所用品はちょっとありません。ポイントは何と言っても縁巻の虎竹!独特の虎柄が日本唯一の風格を醸しだします。

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虎竹熊手

落ち葉や枯葉などお庭のお掃除に最適の熊手(クマデ)は、一体どうやって製造されているのか?輸入品が多くホームセンターに行けば安価に売られている何ということの無い竹の道具。しかし最大の謎は、細く割られた竹が均一に折れ曲がった先端部分。日本製の熊手が製造工場で効率よく製作されている様子をご覧いただけます。

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竹串

まるでタイムスリップしたような気分です。幼い頃に遊んだ竹工場そのもの、ふとあの柱の陰から、あの窓ガラスから大好きだった職人さんの優しい笑顔が現れてきそうでドキドキします。竹を運ぶ音、竹を切る音、竹を割る音、竹の香りが充満する工場で、この道一筋のベテラン職人により製造される日本製の竹串。

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茶さじ

竹カトラリーの良さは何と言っても口当たりの優しさ。金属では決して味わえない温もりが伝わります。海外製造も多い中、国産にこだわる竹カトラリー工場での仕事をご覧ください。

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シダ編みかご

シダ編み籠は、シダの茎を使い編み込まれた昔ながらの籠です。水に強く丈夫なことから食器を洗った後に乾燥させる食器籠として、多用されてきました。最近ではおしゃれなキッチン雑貨としても人気です。熱湯処理して柔らかくなったシダ材を使い、ひとつの籠になるまでをご覧ください。

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タンガラ(炭殻)

タンガラは元々炭鉱で石炭を運ぶために編まれていた背負い籠。孟宗竹で編まれる一本子、真竹で編む二本子があり、籠一杯に入れた石炭を逆さにして下す時に役立っていたと言う、縁部分に飛び出たアタマが特徴的。昔ながらの熟練竹細工職人が鬼気迫る気迫で編み上げる様子は圧巻。

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