種々の鉢と取り皿の効用
日常の食卓に鉢ものを導入すると大変家事も楽で、一つずつ盛りつけるよりも早く、温かいものも冷めにくいので大変重宝します。それに、たくさん食べる人と少ない人がそれぞれに取り分けられますので、食べられる量の調整が出来ます。
(一人ずつですと多い人は残り物になりますが、鉢で残ったものは残り物になりません。)
先日あるお集まりで、食卓に鉢で取り分けをしていらっしゃる方が少ないことが分かりました。煮物は煮物、酢の物は酢の物と、鉢や大皿に盛り、たのしい取り皿を用意して何品かを取れるようにすれば、道具も少なくすみ洗い物が増えません。
鉢と取り皿の関係は、同じ感じのものでなく、鉢が土物なら取り皿を磁器という風にたのしんで取り合わせていただくと良いと思います。
工芸店ようび 店主 真木
斑片口鉢
斑釉の複雑な表情は四季を通して愉しませてくれます。表面は硝子質でつるんとしています。
吉井史郎
25,300円
白磁小鼓皿・大
店主の大好きな和楽器。和のコーディネイトにも大活躍。
土山敬司
4,400円
鞍形盛鉢
楕円で深さが有ることで、あらゆるお総菜が気軽に盛りつけられます。
杉本太郎
11,880円
井戸銘々皿
食器のことを知り尽くした有光武元さん。曰く、「何かを盛りたいと思えるようなものをつくっている自信はあります」。
有光武元
3,960円
伊羅保すり鉢8寸
ざらざらっとした肌感の伊羅保焼です。すり鉢のような線刻がアクセントになっています。
長森慶
33,000円
山水文図5寸皿
よく見ると釣り人でしょうか。人が描かれています。
藤塚光男
3,520円