小正月の日 三つ椀の名品
お正月明けは七草、あずき粥と続きますが、どれもそれなりの風情のある習慣(文化)でございますね。私もできるだけこの様な行事には従うことにしています。
あずき粥はなるべくお豆をつぶさない様にやわらかく煮ておいて、お粥は(沸騰してから35分が煮花といいます)一緒に少し煮てお塩を少々入れます。食べながらむら塩にして召し上がるのも美味しいものです。うす味の煮物、単純な大根漬けとを合わせています。
この三つ椀はずい分前に三つ椀の名品の中から復原したもので、昨年塗りましたものです。いろいろの使い方をお試しいただきながらたのしんでいただければと思います。
箸置は干支の龍の落とし子、染付の重ねは下が少し厚くなっており、塩昆布を入れていただいたりいかがでしょう。この度は上にお塩を入れております。
折敷は野田行作写し丸盆を使っております。
工芸店ようび 店主 真木
黒三つ椀・小
三つ椀の名品の中から復原したものです。
奥田志郎
71,500円
段重蓋物・小・独楽文
いつものお店のいつもの味を気軽に食卓に登場してもらうための入れ物です。
植山昌昭
7,700円
タツノオトシゴ箸置
辰年の干支の箸置として今年も作っていただきました。
古川章蔵
1,100円
透漆筋目尺3丸盆
細かな糸目に削られたお膳です。存在感のある大きめのうつわもよく似合います。
奥田志郎
55,000円