そして母を想う
今年の旧ひな祭は四月三日です。昔のひな祭の頃は早、桜も咲き、椿は終わりに近づいて桃の花や菜の花が盛りと咲き、色とりどりの季節だったことでしょう。
私達の世代になってからは、まだ肌寒くて桃の花は温室ものしかない、そんな季節がひなの祭りというイメージが定着しています。私も小さい時からそんな習慣が身についていて旧暦の季節感ではなくなってしまっています。従って食物もどこかで四月に入ってからのものをイメージしながら三月の初めにごちそうをつくることが又習慣となっています。たけのこ、貝類等、皆そうです。こんなことをごちゃごちゃと心に想いながらお献立を考えることになりますね。
ひいなのまつり、ぼんぼり、桃の花、白酒、おままごとの世界の様な手許の可愛らしい器、大人の女性も少女に帰る、そして母を想う、何やらはんなりと美しい季節ではございませんか。
*赤絵ぼんぼり型猪口・伏原博之
赤貝・とり貝・わかめ・うどの三杯酢
*灰釉・茶・ホタテ豆皿・有松進
いかと竹の子の木の芽味噌和え
*白磁口紅桜豆小皿・水野克俊
車海老の塩焼
五人分の小皿をのせている盆は黒真塗の足付(少し高くなっている)尺3寸の大きさで、パーティーの時など大きな皿としていろんなものを盛り付けて(和洋共に)いただいてもよろしいと思います。大らかで気持ちのよい盆です。
一人ずつに取り分けている盆は本来は切手盆で、いろいろの儀式めいた時に差上げる相手を尊敬するしるしとして用いる台なのですが、こうして一人盆や茶盆として用いることも出来ます。
ぼんぼり型の器はこの時期しか用いられないものですが、何ともやさしいもので、以前大阪の本湖月さんのご依頼で作ったものです。貝の皿は薄く出来た瀬戸の土で灰釉がかかっています。桜の小皿も大変華奢に出来た白磁で美しく春にふさわしいものです。
赤絵ぼんぼり型猪口
「明かりをつけましょ、ぼんぼりに・・・」のぼんぼりです。
伏原博之
12,012円
灰釉・茶・ホタテ豆皿
点心をほんの少し盛り付けたり・・・。
有松進
1,760円
白磁口紅桜豆小皿
桜の花をかたどった豆皿です。
水野克俊
2,200円
切手盆・小
食卓の小物を整理するお盆としていかがでしょうか。
奥田志郎
13,200円
錫銚子・本金地紅白梅紋
陶器の蓋と錫の本体のとっても素敵なコラボレーションです。
伏原博之
71,300円
朱引盃
もともとお茶の道具として作ったものです。
奥田志郎
12,100円
夫婦ひな箸置
仲良く二人が寄り添った夫婦雛の箸置きです。
古川章蔵
4,070円
黒尺3足付丸盆
存在感のある、大きめのうつわがよく似合います。あるいは、小さなうつわを吹き寄せのように散らしてみるのも一興です。
奥田志郎
66,000円
色絵まり紋5.5寸皿
華やかで愛らしい取り皿を作っていただきました。サイズは中皿ぐらい。お正月、桃の節句にぴったりです。
伏原博之
44,044円
金箔桃5.5寸皿
「赤金」は、文字通り赤に金を混ぜたものです。
古川章蔵
5,940円
黒錆刷毛目宗寛盆5.5寸
困った時の宗寛盆!
守田漆器
6,600円
椿皿No.2
きりっとした若々しい椿です。
奥田志郎
16,500円
縁朱貝型皿
ホタテ貝を模った小皿です。縁の紅が桃の節句、弥生3月の取り皿にどうぞ。
伏原博之
14,300円
金箔桃5.5寸皿
碗の底に花びらがひらり・・・。初春にぴったりの愛らしく、そして優しい風景の小鉢です。
古川章蔵
5,500円
秀衡椀
大きく堂々とした風格のある秀衡椀です。
奥田志郎
132,000円
朱小吸椀
小ぶりでスマートでいてくびれたグラマラスな姿は、とっても愛らしいですね。
奥田志郎
4,400円
桃細蓋物
蓋の裏にも花びらがひらり・・・。
古川章蔵
8,140円
桃蓋物
雛祭りの蒸し寿司用のお碗です。
古川章蔵
8,800円
桃の花書つめ蒔絵糸目椀
大人の雛祭りにこそふさわしいお椀です。五客一組です。
尚古堂
616,000円(5客1組)
鶯宿梅蒔絵糸目椀
輪島の塗で京の蒔絵の最良の作り手によるすばらしいお椀です。
現在、一客からお求めいただけます。尚古堂・竹田省
151,800円
明月椀
茶人が珍重した明月院の明月椀を写しました。
尚古堂
132,000円
白釉点紋蓋付小碗・大
小さな蓋付きのお碗です。
有松進
5,500円
尺1寸ハンポ蓋付
ちらし寿司なら、寿司ご飯を作り、具を散らせば、そのまま食卓を彩ってくれます。
中川清司
94,600円
白釉5寸鉢
ありそうでなさそうな愉しい形の小鉢。
有松進
5,500円
色絵まり紋5.5寸皿
華やかで愛らしい取り皿を作っていただきました。ちらし寿司の取皿にも。
伏原博之
44,044円
椿皿No.2
きりっとした若々しい椿です。
奥田志郎
16,500円
黒生木鉢
豆腐が一丁入る大きな鉢です。
奥田志郎
66,000円
鉄絵呉須椿文蓋向付
雛祭りの蒸し寿司、ちらし寿司にお勧めの蓋物です。
伏原博之
20,328円
秀衡椀
大きく堂々とした風格のある秀衡椀です。
奥田志郎
132,000円
明月椀
茶人が珍重した明月院の明月椀を写しました。
尚古堂
132,000円